2015年2月 の記事一覧 : 19件
セールスポイントが製造地だけの商品は絶対に売れない
2015年2月27日 未分類 0
今日はいつもよりは手短に(笑) 現在の日本において、衣料品・服飾雑貨品でもっともステイタス性の高いのは「イタリア製」を筆頭としたヨーロッパ諸国製品だろう。 また一部の商品では米国製もそれなりにステイタスは高い。 関税やら何やらがかかって、欧米からのインポート商品はすべからく高額になってしまう。 しかしステイタス性が高いから高額な商品でもみなさんは喜んで購入
個店こそ高く売る方策を採るべき
2015年2月26日 未分類 0
最近、めっきり個人経営で元気のあるブティックや専門店が減った。 1店舗しかない個店や数店舗規模のチェーン店で「すごく売れている店がある」なんていう噂はあまり耳にしなくなった。 専門店向けのアパレルの展示会に出向いても、販路たる専門店、ブティックが元気がないから、なかなか厳しそうである。 展示会でアパレル側に聞いてみるとそういう専門店、ブティックが求めている
「日本製」を取り巻くお寒い環境
2015年2月25日 未分類 0
近頃、にわかに日本製衣料品が注目を集めているが、現状ではどこまでが純粋な「日本製」なのか正直にいうと疑問である。 全国の大半以上の縫製工場に中国やベトナム、フィリピンやミャンマーなどアジア諸国からの外国人研修生を雇用している。 また織布工場、染工場、洗い加工場も外国人研修生を雇用している。 先ごろ発表されたジャパンクオリティタグの定義にはこうある。 ① 織
値上げしても客数を減らさなかったユニクロ
2015年2月24日 未分類 0
先日、ユニクロが今秋冬物から再値上げを発表した。 ユニクロ2年連続値上げへ…円安や原材料高で http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150218-OYT1T50161.html ユニクロを展開するファーストリテイリングが今年7~9月に順次発売する秋、冬物の一部で、平均5%程度値上げする方向で調整していることが分かった。 円安
10年後には業界が残っていない?
2015年2月23日 未分類 0
給与事情が悪いと言われるアパレル・繊維業界だが、アニメーターの待遇よりはマシである。 しかし、皮肉なことに福利厚生が薄いこの2つの業種を国はクールジャパンの代表例として捉えている。 ベテランの女性アニメーターに神村幸子さんという方がおられる。 筆者はテレビアニメ「シティーハンター」のキャラクターデザインを担当された方として記憶している。 週刊少年ジャンプに
「ファッション」を販売するということ
2015年2月20日 未分類 0
筆者のファッション感度は悪い。それは自覚している。 だからこそ着る物はある程度のトレンドは考慮するが、それよりも機能性と経済効率優先である。 あと自分にとって不必要なトレンドなら断固無視である。 例えば、穴が開いて素肌が見えるようなクラッシュジーンズはいくら流行していても真冬には着用しない。 なぜならば寒いからだ。 穴から体温が流出して非常に寒い。 反対に
リーバイスの中間価格帯は成功するか否か
2015年2月19日 未分類 0
リーバイス、家族向け6500円発売 http://www.senken.co.jp/news/levis-lowerpriceline/ プレミアム戦略は継続するが、ジーンズカジュアルチェーン店など郊外型マーケットに向けて、6500円以上の中価格帯のジーンズのテスト販売を3月から開始する」ことを明らかにした。テスト販売の結果が良好なら、15年秋物から本格展
廃れる分野から転身するのは当然
2015年2月18日 未分類 0
先日、東郷隆さんの著書「本朝甲冑奇談」(文春文庫)を読んだ。 甲冑にまつわる短編小説集であるが、その中の「甲試し」は長曾禰虎徹を扱っている。 虎徹というと新撰組局長、近藤勇の愛刀として知られているが、それは偽物とも言われているようだ。 で、この虎徹はもともと江戸時代初期の甲冑師として大成していた人である。 その虎徹が加賀藩に住んでいたころ、虎徹の作った甲(
高額なだけの商品では富裕層にも海外市場にも売れない
2015年2月17日 未分類 0
何を書こうかな~と思っていたら、こんな記事の一節を目にした。 これまで何度も国内繊維産地の会合で目にした光景で思わず、デジャヴに襲われた。 デジャヴにひどく心をゆすぶられたので是非とも紹介したいと思ってしまった。 特産品で地方創生ができるという「幻想」 自治体がからむプロジェクトは失敗だらけ http://toyokeizai.net/articles/-