MENU

南充浩 オフィシャルブログ

2013年12月 の記事一覧 : 19件

セールはますます前倒しされた

2013年12月27日 未分類 0

 今日で仕事納めという会社は多いだろう。 さて、年が明ければさっそくバーゲンセールであるが、最近はセール後倒し問題もうやむやに終わってしまった感がある。 あくまでも主観だが、おそらく三越伊勢丹とルミネはこのまま10日~2週間ほど遅らせる日程で定着するだろう。 以前にも書いたが、大阪には「阪急ファイブ」を前身とするHEPファイブというファッションビルがある。

それでもやってしまった方が良い

2013年12月26日 未分類 0

 以前にデニム生地をソファーやクッションカバーとして使いたいというインテリア関係者が増えていると書いた。 それを実現する際に問題になるのが、デニム生地は摩擦によって色落ちが起こり、それが座った人の衣服に移染するということである。 極端にいえば、白いシャツや白いズボンで濃紺デニム生地のソファーに座れば、シャツやズボンがうっすらと青くなる可能性がありますよ、とい

一体何が売りなの?

2013年12月25日 未分類 0

 ジーンズカジュアルをメインとするチェーン店を見ていると、ことメンズにおいては今秋冬、目玉となる商品がない。今シーズンぜひとも買わねならないアイテムが見当たらない。 メンズの服というのは元来バリエーションも少なく、デザインや色柄の幅も狭いのだが、それでも今秋冬は「核」となる商品が見当たらない。メンズで「これは今季のマストアイテム」といえる物はあまり存在しない

人通りが増えても自動的に客が増えるわけではない

2013年12月24日 未分類 0

 この3連休は年末でクリスマス前ということもあり、街は大変な人出でにぎわっていた。 とくに夕方からは忘年会やクリスマス会が開催されるのだろうか、飲食店へと向かう人通りが凄まじく、人酔いしそうなほどだった。 筆者が主催チームに参加している産地生地販売イベント「テキスタイル・マルシェ」を12月18日~22日まで阪急百貨店うめだ本店10階で開催したのだが、21日の

ファッションで地域振興なんて幻想

2013年12月20日 未分類 0

 「ファッションで地域振興」みたいな標語を耳にすることがあるが、個人的にはちょっと無理がありすぎるのではないかと感じる。 というのは、有名なブランド、アパレル、セレクトショップの本社、または本社機能は東京23区内に集中している。厳密に言えば「ファッションで地域振興」にもっともふさわしいのは東京23区内ではないかと感じる。 東京以外だとアパレルの本社、または登

答えが出ない難問

2013年12月19日 未分類 0

 ジーンズ不振だなんだかんだと言われているが、デニム生地を好きだという日本人は多い。 身の回り調査などあまり意味もないことは承知しているが、筆者の知り合いの大半はデニム生地を好んでいる。 トヨタのカローラのテレビCMのキャッチコピーが「ラブ&ジーンズ」になったが、意味はあまりよくわからないものの、トヨタとしてはジーンズをカローラと同じくらい人口に膾炙した物と

細心の注意が必要

2013年12月18日 未分類 0

 製品のOEM/ODM生産を請け負う会社が自社ブランドを確立し、直販なり専門店への卸売りを行うにもかなりの苦労が伴う。  例えば卸売り先を探すにしても一苦労である。 開始する前は「有名セレクトショップ○○に卸したいなあ」とか「有力専門店の××に卸したいなあ」と計画を練る。もちろんこの計画を練ることは重要だが、実現にはかなりの時間がかかる。 有名セレクトショッ

似たり寄ったりになるのは何の不思議もない

2013年12月17日 未分類 0

 Sumurai ELOというファッション雑誌の1月号で、「マジでオシャレな服が買えるセレクトショップはどこ?(切実)」という4Pの小特集がある。これに普段SNSで交流している人たちが好意的な反応を示している。 ビームス、ユナイテッドアローズ、ジャーナルスタンダード、シップス、アメリカンラグシー、フリークスストアの6つのセレクトショップそれぞれにコーディネイ

中期的な取り組みが必要

2013年12月16日 未分類 0

 今まで大型合同展示会に出たことがなく、かつ知名度の低い企業があったとしよう。 こういう企業が業界内で知名度を高めるためにはどれくらいの回数で展示会に出展する必要があるだろうか。 以前にも書いたことがあるが、東京ギフトショーを例にとると、 1コマ(9平方メートル)で出展料金は36万7500円である。椅子2脚と机1台は無料で付いているので、それ以外の造作物や出

ガチャマン時代は永遠に戻って来ない

2013年12月13日 未分類 0

 国内の生地製造業者や染色加工業者が生き残るためには、まず自社製品開発と直販への着手が緊急の課題だろう。  ここでいう製品とは、生地やプリント染色などの従来の彼らの「製品」ではなく、例えばストールやジーンズ、小物雑貨といった「製品」のことである。 製品を作ったからにはどこかで売らねばならない。 小売流通業への卸売りを模索するとともに、自社直販の手段も講じねば

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ