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南充浩 オフィシャルブログ

企業研究

ジーンズメイトの赤字継続は当然

2018年2月15日 企業研究 0

ジーンズメイトが18年3月期決算の下方修正を発表した。 案の定だ。 これまで、売上高115億5000万円、営業利益3億円、経常利益3億300万円、当期利益4億円と発表してきたが、これを 売上高95億9000万円、営業損失5億5000万円、経常損失5億4000万円、当期損失7億3000万円とした。 見事な赤字継続である。 個人的にいえば、当初の見通しが甘すぎた

繊維・ファッション業界に必要なマーケティングの考え方とは?

2018年2月7日 考察 0

USJを再生した森岡毅氏のダイヤモンドオンラインの連載が最終回を迎えた。 USJ再生の森岡毅が語る「マーケティングの知識、経験、予算がない企業がすべきこと」 http://diamond.jp/articles/-/158739 今回は具体的な施策ではなく、原則論を述べておられるが、原則論の方がどんな分野に対しても応用が効く。 中華には兵法書があまたあったが

プライベートブランド「ゾゾ」のすごさは商品ではなく、そのプロモーション手法にある

2018年2月6日 ネット通販 0

プライベートブランド「ゾゾ」が発表され、各報道を見ると、矛盾した言説・受け答えが溢れており、読めば読むほど整合性がなくなる。 長らく交流している方から、ゾゾ商品のサイトが完成していると教えていただき、直接自分の目で確認することにした。 http://zozo.jp/pb/ 基本的に、ゾゾという商品はフルオーダーではなく、パターンオーダーだということがわかる。

我が国のアパレル市場はさらに寡占化が進む

2018年1月31日 考察 0

現代ビジネスにニトリの社長の2018年経済予測記事が掲載された。 ニトリ会長が2018年の日本経済を大予測!「今年はズバリ…」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54073 ニトリの似鳥社長の経済予測はよく的中するのだそうだ。 日米の株価は今より下がる、インバウンド需要は息切れする可能性がある、などちょっと悲観的な予測が

グローバルブランドが各国で等しく支持されるわけではない

2018年1月25日 ネット通販 0

ZARAやH&M、GAPなどのグローバルSPAブランドのことになると「その良さがわからない。世界基準なのにそれがわからない」というような反応を見ることがある。 はっきり言って当方にもわからない。(笑) 正確にいうなら、わからない商品が何割か常に含まれている。 当方は別にグローバル志向でもないし、グローバルでありたいとも思っていない。 実際のところ、グ

数量ベースで国産衣料品の生産比率を大幅に上昇させることは不可能

2018年1月24日 産地 0

以前も書いたことがあるが、巷間に流布する「国内衣料の生産比率は3%」というのは一面で正しいが、一面では正しくない。 なぜならその「3%」は数量ベースだからだ。 金額ベースだとまだ26%くらいある。 ファクトリエやらトウキョウベースに代表される「国産派?」はこの「3%」に乗っかって、それを販促の旗印にしている。 さらにはカネなしのエシカル活動家もそれに乗っかっ

日本の消費者は取捨選択する。取捨選択できないのはメディア業界人とファッション業界人だ

2018年1月22日 企業研究 0

衣料品ビジネスにおける考え方はある程度賛同することが多い株式会社せーのの石川涼氏だが、政治や経済における思想は左寄りだと感じられるのでまったく評価しない。 先日、「#FR2」ブランドについてのインタビュー記事もなるほどと思わされるところも多かったが、結末の 「日本人はほとんど自分で取捨選択ができていない。誰かが評価していたり、世界で評価されて初めて&#822

GAPは大幅値下げをやめる前に、高すぎる定価設定を見直すべき

2018年1月18日 企業研究 0

国内外の市場にはさまざまなブランドがひしめきあっているが、迷走していると感じるのがGAPである。 廉価版のオールドネイビーがすでに日本から撤退したが、GAP本体もけっして好調とはいえなさそうで、一説には客数が半減しているともいわれる。 バナナリパブリックも日本では店舗数を減らすと発表があった。 米国本国でもGAPは苦戦しているといわれるが、廉価版のオールドネ

繊維・アパレル業界のマーケティングはまったく「価値創造」できていない

2018年1月17日 企業研究 0

なんだかんだで繊維業界に20年以上もいると、それなりに多くの企業や経営陣を外野から見てきた。 2000年以降、頭角をあらわしてきた新興企業は別として、旧型アパレルの多くは苦戦を続けている。 とくに老舗と呼ばれるアパレルメーカー、ブランドの鈍重さには驚かされる。 ブランディングとかマーケティングという作業が必要なことはわかっているが、実際にはまったく取り組めて

ファッション業界にはびこる「過剰なフィクション」と「嘘の神話」

2018年1月16日 産地 0

衣料品をわかりにくくしている原因の一つに、業界の内外にはびこる「過剰なフィクション」がある。 モノ余り状態の現在において、商品を売るには「ストーリー作り」「物語性」が必要であることは言うまでもないが、あまりにも過剰にフィクション性が取り入れられた場合、かえって消費者を惑わせてしまう。 衣料品に関してはこれは今に始まったことではなく、かなり昔から連綿と続いてい

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