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南充浩 オフィシャルブログ

テクシーリュクスのビジネスシューズを履いてみたら快適だったという話

2024年5月22日 お買い得品 0

先日、5月18日に当方の次男の結婚式があった。

燕尾服をレンタルして初めて着用したわけだが、その際、靴と靴下は自前でお願いしますと言われていた。黒の無地の靴下ならたくさん持っているのでこちらは問題ない。ただ、タビオの某中の人にお尋ねすると「燕尾服の時の靴下は薄いフラットな生地の白無地がルールですよ。まあ、これをキッチリと守っている日本人はほとんどいませんが(笑)」と教えられたのだが。

問題は靴である。

一応、黒の革靴は持っている。だがプレーントゥなのでできればストレートチップを買おうかと思った。もう一つ、気がかりな点があり、このプレーントゥの黒い革靴をこれまで何度か葬儀と法事で着用したのだが、スニーカーに慣れた足にはかなりしんどい。

もちろん革底ではない。あんなしんどい物は履こうとも思わない。れっきとしたゴム底だがそれでもハイテクスニーカーのクッション性に慣れきった足にはしんどくてたまらない。

おまけに2020年に一度腰を痛めているから、足の疲労は腰痛をぶり返させる可能性も高い。

そこで、ネット通販で価格を比較しまくって以前から気になっていたテクシーリュクスのダブルモンクストラップのストレートチップを買った。

このことは以前にも書いている。

衣料品・服飾雑貨のネット通販は目先の需要は取り込み尽くしたのではないか?

 

 

せっかく安いところを探してしかも貯まっていたポイントでさらに1200円値下げして買ったのに、サイズが合わなくて交換してもらったので送料で1080円使ってしまったという間抜けぶりだった。

やっぱり試着できないネット通販の難しさを改めて思い知った次第である。

3Eという表示からいつもより0・5センチ小さい27・5センチを選んだのだがそれでも大きすぎたので27・0センチに交換してもらった。

 

だが、試着してみると心持大きい気がする。恐らくジャストサイズは26・5センチではないかと感じられたのだが、さらに送料を使うのもアホくさいし、26・5センチが小さすぎるとなるともう目も当てられない。そこで、ダイソーで薄めの中敷き(110円)を購入してそれを敷くと程よい大きさになった。

もう知っておられる方も多いと思うが、靴が大きすぎると感じたときは中敷きを敷くとそれが緩和される場合が多い。

 

 

このテクシーリュクスは定価17600円なのだが、他のテクシーリュクスの品番と比べると少し高い。下手をすると9000円くらい高い。理由はゴアテックス使用で防水透湿性があるからである。

当方はリュックと靴には防水性を強く求める性癖がある。

スニーカーとしては以前にご紹介したワークマンの防水スニーカーを愛用している。そういえば、この防水スニーカーを履いている人をちょくちょく見かける。ワークマン被りだが全く気にならない。

ドレスシューズでは防水靴を持っていなかった。だから今回はそれを言い訳にして奮発して買ったわけである。欲を言うと、もう少しノーズが短くて丸みを帯びたデザインの方が好みだったが、防水品番にそのデザインが無かった。

 

 

式当日に履く前に慣らすために一度、小雨が降る日に着用して外出してみたことがあった。

アッパーの革は全く硬さを感じさせず、スニーカー類と遜色がなかった。またソールのクッション性もハイテクスニーカーには及ばないもののかなり高く、スペルガのキャンバススニーカーあたりのローテクスニーカーよりもクッション性がよほど高いと感じさせられた。

謳い文句の「防水性」は嘘偽りなく発揮された。

もう一つ、特筆すべき点は、靴底が雨に濡れた路面でも滑りにくくなっている点である。雨に濡れてもアスファルトやコンクリートは滑りにくいがマンホールの蓋などの金属は格段に滑りやすくなる。その上を歩いても全く滑る気配がないほどグリップ性は高かった。

ただ、雪道や凍結した路面ではどうなるのかはわからない。また冬に試してみたい。

 

 

買ってから数回履いてみているが、送料込みで15000円くらいもかかっただけの値打ちはあったと強く感じている。以前からテクシーリュクスのネット広告は何度も見かけており、「スニーカーのような履き心地」という謳い文句だったが、全くその通りだった。また防水透湿性については豪雨の際にどれほどのものか試してみたいが、通常の降雨程度では完全に機能していた。

ゴアテックス使用や防水性が無い品番ならネット通販をさがせばだいたい6000円前後からの価格で買える。高い品番でも8000円くらいである。

 

 

これまで、何度かスーツ用にゴム底ドレスシューズ(1万円前後)を買ってきたが、快適性からいうとテクシーリュクスが最上位である。

これならもっと気軽にドレスシューズを履こうという気になるし、スーツで外回りの仕事をする人にもうってつけだと感じられた。

もちろん、愛好家の方々から見れば邪道な商品なのだろうが、当方は全く愛好家ではないし、自分の足と腰が快適ならそれで何ら構わないので、今後はテクシーリュクスを何足か買いそろえてから、現在、いざというときのために補完しているゴム底ドレスシューズを廃棄しようと改めて思った次第である。

ビジネスシューズ、ドレスシューズにも快適性を求めたい人にはお勧めである。

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