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南充浩 オフィシャルブログ

2014年2月 の記事一覧 : 19件

わかりやすさが必要

2014年2月28日 未分類 0

 似たような見え方をしているブランドでも一方は売れて一方はそうでもない場合がある。 これが大手アパレル企業同士が繰り出したブランドなら、企業体力のある方がだいたい勝つからわかりやすい。 ところが、小規模ブランド同士だとどういう優劣があってそうなるのかがいまいちわからない。 単純に物だけを比較するならほぼ同等の売れ行きとなるはずだが、世の中はだいたいそうではな

子供服とデニム

2014年2月27日 未分類 0

 売り上げ規模はまだまだ小さいけれど3年くらい前から「リー」の子供服が好調な伸びを見せている。 好調の要因は複数あるが、その中の一つとして「商品の追加補充がスムーズ」ということが挙げられている。 「リー」を展開するリー・ジャパンはエドウインの子会社である。 エドウインは東北地方に自家縫製工場を抱えているし、中国製品もあるが、大手ジーンズメーカーならではの量産

2年で終了

2014年2月26日 未分類 0

 ライトオンの新業態「ソルト&ペッパー」が終了した。開始からわずかに2年だった。 http://ryutsuu.biz/commodity/g022421.html 2月の中旬に、1号店としてオープンした「ソルト&ペッパーヨドバシ梅田店」を閉店し、フラッシュリポートに業態転換した。 2号店の「ソルト&ペッパーららぽーとTOKYO-BAY店」も1月末にフラッシ

夜明け前がもっとも暗い

2014年2月25日 未分類 0

 昨年あたりから中国の縫製工場の人件費高騰と円安によって「国内で製造するのとコストが変わらない」という状況になってきた。 現在、多くの国内縫製工場や加工場は活況を呈している。 縫製工場や加工場の数は倒産・廃業のため以前より減っている。 工場が減ったところへ受注が増えているのだから、活況になるのもある意味で当然である。 個別の問題は置いておいて、概論だけでいう

マクロとミクロ

2014年2月24日 未分類 0

 ファッション産業をマクロな視点で見ると、金融業とか不動産業と密接に結びついている。 東京や大阪都心にあるファッションの街も自然発生的にブランドショップが多数集まってきたわけではない。 きっかけを作ったショップの出店は偶然だったかもしれないが、それに続けて多数のショップが出店したのは不動産業や金融業の力がある。 大型商業施設にしてもそうだ。不動産業と金融業と

関西らしい企画

2014年2月21日 未分類 0

 Elasticさんが関西のセレクトショップで打線を組んでみたというブログをエントリーされている。 http://www.fashionsnap.com/the-posts/2014-02-17/kansai-selectshop/ せっかくなので私は関西のセレクトショップで組んでみました。 1(遊)LOFTMAN 5店舗 2(二)MUSEUM OF YOU

期待が大きすぎたから

2014年2月20日 未分類 0

 6割強の売り場面積を縮小し、専門店を導入することを発表したJR大阪三越伊勢丹だが、その敗因に関して「伊勢丹流・東京流が大阪で受け入れられなかった」と指摘されることが多い。筆者はこれは適切な分析ではないと考えている。 JR大阪三越伊勢丹開業前のマスコミ各社の報道を見たり、在阪マスコミスタッフと記者会見・内覧会で接触した感触でいうと、彼らは非常に期待していた。

見た目があまり変わらないなら

2014年2月19日 未分類 0

 衣料品の中でもファッション衣料とよばれるジャンルに、機能性が必要かどうかというのは、昔から議論が分かれるところである。 機能性というのは、機能性繊維を用いた吸水速乾とか保温発熱とか、軽量化とか、撥水とかそういうことである。 ストレッチ素材というのも広い意味でとらえるなら機能性といえる。 ユニクロはどちらかというこの機能性を打ち出すことで自社の衣料品を販売す

どうでも良いことだが

2014年2月18日 未分類 0

 どうでも良い話だが、もう少し暖かくなってきたら、セーターの肩掛けスタイルは復活するのかな?とふと気になった。 先日の積雪を持ち出す必要もなくまだまだ気温が寒いため、ダウンジャケットなどの防寒類が着こなしの主役となっている。セーターの肩掛けスタイルは見られるはずもない。 気温が上昇すれば、あのプロデューサー巻きが復活するのかどうか。 昨年の晩秋まではけっこう

強い現場と弱い本社

2014年2月17日 未分類 0

 日本の物作りがダメだという意見を耳にする。 その実例として挙げられるのが家電である。 最近だと自動車も韓国製に追い上げられていると錯覚している人も見かけるが、自動車においてはハイブリッドカー、EVカーでは韓国製は日本製にまったく太刀打ちできていない。この見方はあまりにも自虐史観にとらわれ過ぎているといえよう。 さて、家電においても日本企業でも優劣が出始めて

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