産地
国内繊維産地企業は手工業者ではない
2015年10月30日 産地 0
繊維産地の活性化の一環として、小規模な独立系ファッションデザイナーとの取り組みが挙げられることが増えた。 上手く行けば、両者ともにメリットがある。 小規模な独立系ファッションデザイナーとは何ぞやというと、自分一人とか仲間数人でデザイナーズブランドを展開しているような人たちで、東京コレクションに出展しているデザイナーを思い浮かべてもらうとわかりやすいのではな
商品開発のために各工程の知識を共有化しよう
2015年10月29日 産地 0
先週の金曜日、台東デザイナーズビレッジのご依頼で2時間の講演を行った。 出席者80人前後、そのあとの懇親会の出席者は30人前後と、けっこうな数の聴衆にお集まりいただき、驚くばかりであった。 どうでも良いことだが、これが筆者にとっての東京での初講演である。(笑) これもひとえに台東デザイナーズビレッジの集客力ではないかと思う。 筆者が個人で講演会を主催したと
産地のブランド化事業が成功しにくい理由
2015年10月28日 産地 0
近年、「ブランド化」を目指す国内産地が増えてきた。 もちろん、古くから取り組んできた国内産地もある。 いずれの場合も成功しているのはほんの一握りである。 近年取り組んだところも何らかの成果がでるのは一握りだし、古くから取り組んでいるわりにはちっとも成果の出ない産地も多い。 その原因をいくつか考えてみたい。 まず、最大の原因は、ブランド化する目的がはっきりし
「待ちぼうけ」の童謡そのままな国内縫製工場もある
2015年10月22日 産地 0
「高品質な日本製を打ち出すことでブランドイメージを向上させる」 どこかの大手アパレルが好みそうなキャッチフレーズである。 散々海外生産を増やしておきながら今更どの口が言うのかと呆れ果てる。 しかし、実際のところ日本製は必ずしも高品質ではない。 すべてがそうではないが、ブランド側からすると「使いづらい」縫製工場も多々ある。 もちろん、高品質な工場も存在するこ
廃業できる企業はある意味では幸せなのかもしれない
2015年10月21日 産地 0
その昔、「千円札は拾うな」という本を読んだ。 経営破綻したワイキューブの元社長・安田佳生さんが書いた本で、発行当時ビジネス書としてはかなりのベストセラーになった。 参考になる部分と、まるで参考にならない部分があったというのが感想である。 2011年にワイキューブは経営破綻するのだが、この本はそれ以前に書かれている。 社員専用バーを作ったとか、将来的には電車
今後も残れる国内の製造・加工業者は一部にすぎない
2015年10月19日 産地 0
先日、繊研新聞にこんなコラムが掲載された。 国内縫製工場とアパレル側との立場が端的に示されている。 客寄せパンダ http://www.senken.co.jp/column/eye/panda1014/ 取材先の国内縫製工場を大手量販店のバイヤーが久しぶりに訪れ、「服を作って欲しい」と言ってきた。しかし、その縫製工場は量販店が要求する大ロットを生産する能