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南充浩 オフィシャルブログ

ユニクロとジーユーでネット通販専用のお誕生日クーポンを使って買い物をしない理由

2023年5月1日 ネット通販 2

ゴールデンウィークの谷間ということで、今日・明日は有給を取って長期休暇にしている方も多いことだろう。

そんなわけで、今日・明日はこのブログもとりとめもない内容を書いてみる。

4月が早くも終わり、5月がスタートした。4月下旬にめでたく?53歳になった。ちなみに牡牛座の男である。車田正美先生が描く「聖闘士星矢」とその番外編では牡牛座の黄金聖闘士は不遇だが、車田正美先生以外の作者が描く番外編では牡牛座の黄金聖闘士はなかなか漢気溢れてカッコイイので、当方は車田先生以外が描く番外編を愛読している。

 

毎年4月になると、各ネット通販から「お誕生日クーポン」が届く。送られてきた全てを使おうとすると間違いなく破産してしまうので、選んで使っている。

最近は、ネット通販に生年月日を登録する際、それぞれに違う月を登録すれば良いのではないかと思ってそうし始めている。そうすると1月から12月まで毎月満遍なく「お誕生日クーポン」をゲットすることができる。今のままでは4月に集中しすぎて逆に使いづらい。

 

毎年、マストで使っているのはネット通販ではないがジョーシンのお誕生日ポイントと5%オフである。これはガンプラに使っている。

エディオンのお誕生日ポイントも必ず使う。これもガンプラまたはその他プラモである。

 

洋服関係だとアダストリアのドットエスティである。1000円オフクーポンを必ず使う。ベイクルーズストアは500円クーポンが来たので、これも絶対に使おうと思っている。(ベイクルクーポンは5月下旬まで使える)

逆に毎年贈られてくるが、ほとんど使ったことがないのがユニクロとジーユーのネット通販500円引きクーポンである。

4月という時期、それから当方のユニクロとジーユーの買い方に照らし合わせると、このクーポンは物凄く使いづらい。

使いづらい理由は

1、ネット通販のみで5000円以上お買い上げでないと使えないという縛り

2、4月の商品は春夏物なので商品単価が安い

という2点である。

 

この2つの理由は別個に存在しているわけではなく、融合してしまっている。

4月に売っている商品は春夏物ばかりである。春夏物は基本的に秋冬物に比べると単価が安い。秋冬物はコートやダウンなど単価の高い商品が多い。一方、春夏物、特にメンズの春夏物はTシャツ、半袖シャツ、長袖シャツあたりがメイン商材になるので商品単価は安い。

ユニクロとジーユーなら尚更安い。Tシャツなんてだいたい1290~1990円である。だから5000円以上買うためには最低でも3枚くらいは買わなくてはならないが、1回のネット通販で3枚~4枚も欲しいものがユニクロとジーユーにはあまりない。特に値引き品しか買わない当方が春夏物で5000円を積み上げるのは至難の業である。

先日、ジーユーの店頭で値下がり品を3枚まとめ買いしたが合計は3870円だった。これでもまだ5000円には届かない。

余談ながら買った3枚を晒しておくと、定価2990円が2490円に値下がりした裏毛スエットカーディガン、定価1990円が1490円に期間限定値下がりしたデニムバギースラックス、定価1990円が990円に値下がりしたグリーンのオックスフォードボタンダウンシャツである。さらに天王寺MIOポイント100円分を使って100円割引にした。

 

 

ユニクロとて同じである。

 

これが秋冬シーズンだったら話は変わる。1枚でも5000円を越える商品が多いし、値下がりしても5000円以上の物も多い。例えばユニクロのダウンジャケットなんて現在の定価は6990~1万数千円なので、値下がりしても安くて5990円である。となると、このクーポンが使えてお得なわけである。

ジーユーでも秋冬商品なら値下がり品でさえ1・5品買えば5000円を越える。

 

ユニクロとジーユーに比して、ドットエスティとベイクルーズストアは買い上げ金額の縛りが無いからお誕生日クーポンが使いやすい。

ドットエスティは5000円未満の買い物だと送料が500円かかってしまうが、仮に5000円未満に値下げされた商品を1枚だけ買うとしても、この1000円クーポンを使うと送料500円がチャラになるばかりか、さらに500円値下げして買うことができるので非常に使いやすい。

ベイクルーズストアも買い上げ金額の縛りがない上に送料無料なので単純に500円値引きとなるのでお得である。

 

ユニクロとジーユーのネット通販売上高の凄まじさは少し以前にも書いた。ユニクロは通期で1500億円ペース、ジーユーは380億円ペースで今期は推移している。

どちらも単独ブランドでのネット通販売上高は日本のアパレル企業としては異次元の大きさである。ネット通販の成功事例として語られるアパレルはすべて複数ブランド複合での売上高なのである。

当方なんかは、この「5000円以上縛り」が無くなるとユニクロ、ジーユーのネット通販売上高はもっと増えるのではないかと考えてしまうが、もしかするとこの「5000円縛り」があるために、無理やり5000円分の買い物をする人が相当数存在していて売上高を押し上げているのではないかとも考えてしまう。

 

在庫処分店で2枚〇〇円、3枚〇〇円という売り方をすると、無理やりに2枚、3枚買おうとするお客が少なくない。

例えば1枚690円、2枚1100円という売り方をしたとする。そうすると、そんなに欲しい物は無いのに無理やりにもう1枚選んで2枚で買おうとする大阪のオバチャンは相当数いる。実際に店頭に立っているとその多さに驚かされる。ユニクロとジーユーの5000円縛りはこういう客層には効果があるのかもしれない。

 

だが、実際の出費はというと690円と1100円だと690円の方が410円安い。欲しい物が2枚あった場合はお買い得だが、欲しい物が1枚しか無かった場合は1枚690円で買う方が出費は410円少なくてお得なのである。さらに言うと、無理やり2枚目を買った人は410円余分に支払って要らない1枚を買ってゴミを増やしたということになる。

一見すると2枚まとめ買いの方がお得に見えるが、要らない物をもう1枚買って410円余分に支払う方が無駄遣いなのである。

 

同じ理由で、ユニクロ、ジーユーともに無理やり何枚か買って4500円以上(5000円から500円割り引くと4500円になる)を支払うよりも、何も買わない方が出費が抑えられて懐に優しい。

そんなわけでユニクロとジーユーのネット通販限定のお誕生日割引クーポンは使ったことが無いし、今後も使うことは無いだろう。

 

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 comment
  • とおりすがりのオッサン より: 2023/05/01(月) 2:46 PM

    ちょうど、ユニクロの500円引きクーポンが一昨日期限で、メールで期限切れますよーと催促されたのでオンラインを見でましたが5000円も買うもの無かったのでするーしましたw
    でも、以前はあと数100円で5000円だからと、靴下買ったこともあるので一長一短なんですかね?

  • とおりすがりの元・服売り より: 2023/05/01(月) 2:48 PM

    自分は12月生まれですし、セール開始直前くらいでちょうどいい時期なんですが、たしかに4月とかだと使いにくいですね…笑
    タイミング的に春物がセールかかってる時期で、セール品がクーポンの対象外だったり日には、ホントに。
    まぁでも夏物の新作が出る時期でもありますし、夏物のほうが摩耗は早いので、それはそれでアリなんですかね…?
    自分の普段の誕生日時期でないと、イマイチ想像しにくいですね。
    クーポンを出す企業、ブランドの担当者側もそうなのかもしれません。

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