ネット通販には投げ売りされたお買い得品が多くある
2020年5月25日 お買い得品 0
ようやく東京都の非常事態宣言も解除される見通しとなり、経済活動が完全にとはいわないがほぼ再開される方向に動き出した。
個人的に言えば、ゼロリスクは新型コロナに限らず存在しないのだから、この辺りで経済活動を再開させることは妥当な判断ではないかと思う。
これ以上自粛が長引けば今度は新型コロナではなく、経済苦での死者がさらに増えることになる。
さて、今回のコロナショックでは、多くの店舗が休業していた(地方・郊外の路面店や小規模な個店は除く)ため、アパレル業界では在庫がダブついている。大々的に使える販路はネット通販のみとなった。
当方4月10日以降、にわかに暇になってしまった。ありがたいことに原稿を書く仕事は通常の月よりも多くあって、非常に助かったのだが、さすがに訪問先がなくなってしまった。
展示会も中止だし、個別の取材先もほぼなくなってしまった。メールや電話でのやりとりなら対応していただけたくらいだが、担当者が自宅勤務していることも珍しくなかった。
そこで、原稿を書く以外は、家事をするか(バツイチ独身なので)、ガンプラを作るか、ネットで調べ物をするか、ネット動画を観るか、ネット通販を眺めるか、というくらいしかやることがなかった。
今回、4月・5月とネット通販画面を眺め続けた結果、普段にも増して、大安売りのお値打ち品が多かったことが印象的で、服を買うか、本を買うか、ガンプラを買うか、の3つしか趣味がないので、ついつい安売りされた服や靴をいつもより多く買ってしまった。
もしかして金持ちか?と問われそうだが、そうではない。激安品が多かったということと、奇跡的に毎月の少ない収入が減らなかったということである。あと、飲み会がなくなったのでその分のお金が浮いていたこともある。
今回は、買い物をする立場から見てのお買い得品について雑感を書いてみたい。
読んだところで作る側・売る側にはメリットもないことをお伝えしたい。
今回、3月末から現時点まで、もっとも食指が動いたのが、リーボックのスニーカーである。
以前に、リーボックのソールフューリーというスニーカーがもっとも自分にとって脚が疲れにくいということを書いた。
ソールの地面に接する面はある程度硬度があるようで非常に擦り減りにくい。床材によっては「コツコツ」と音が鳴る、しかし、その奥は非常にクッション性が高い。販売などの立ち仕事をする際には、これが欠かせない。
リーボックの公式通販サイトはときどき投げ売りをしている。最近だとYahoo!ショッピングにも出店していて、当方はYahoo!ショッピングの方を愛用している。
通常、リーボックのサイトだと8300円以上のお買い物で送料無料となるが、3月末から現時点までちょくちょくと期間限定で全価格送料無料になっていた。
昨夜、寝る前にYahoo!ショッピングを眺めていたら、リーボックがまた期間限定で値下げ&全価格送料無料になっていた。
これだ。
たしか、お気に入りにこのスリッポンを登録した際、価格は4000数百円だったことを覚えている。そこから期間限定で2400円くらいに下がっていたのだが、今回、なんと1804円にまで値下がりしている。しかも送料無料である。
正直、スリッポンと普通の紐スニーカーではサイズ感が変わってくる。
これまでの経験則でいうと、スリッポンは紐スニーカーよりも0・5センチ小さ目を選ぶと足にピタっとする。ただし、最初のころはピタっとしすぎるので靴擦れができやすい。
で、散々迷ったのだが、これまで5足くらいリーボックを買った経験で28センチがちょうどなので、28センチを選んだ。
まだ到着していないが、貯まっていたTポイントやその他ポイントを全部使って1229円にまで値下げすることができた。1229円の靴ならサイズ選びに失敗しても諦めがつく。
3月末にはちょっとゴツめのハイテクスニーカーDMXを2足とソールフューリーの別バージョン1足を買ったのだが、全部3000円台に期間限定値下げされていた。合計で10428円となり、貯まっていたポイントを80使って10348円にして購入した。
一気に1万円を越える買い物をするのは久しぶりなので、覚悟を決めて決済ボタンを押すまで1時間くらい必要だった。
洋服だと、アダストリアのドットエスティである。
ドットエスティは今春、結構安売りを連発している。期間限定のタイムセールを繰り返しているし、それが終わると今回はブランドが限られているが「2点以上買うと20%オフ」を継続している。
ドットエスティが購買4000円以上で送料無料ということは何度も書いてきた。
いつもなら、クーポンを使ったあとは、ドットエスティでは買わないのだが(セコイ)、今回は毎月買ってしまっている。
タイムセールでも現在の2点以上20%オフでも。
だいたい3点か4点買って貯まったポイントも使って4000円強という買い物をしている。
先日も「2点で20%オフ」の対象商品を見ていて、グローバルワークの綿七分袖カーディガン1320円、パンツ2本各2090円をポチってしまった。
合計で5500円(税込み)になるが、20%オフで4400円(税込み)になった。さらに貯まっていたポイント240を使って合計は4160円になった。
現物はまだ手元に届いていないため、素材感や着用感は分からないが、4160円(税込み)なら相当にお買い得ではないかと思う。
延々と書いてきたが、恐らく、当方が愛用するこの2サイトに限らず、多くの通販サイトで今後はこれに類した投げ売りが断続的に行われると思う。
洋服業界は4月・5月とほとんど物が売れていないから、在庫過剰になっている。資金繰りを悪化させないためにも、投げ売りは必要不可欠である。
6月、7月、8月とこれからも各社・各ブランドが驚くほどの投げ売りを行うことは予想するに難くない。
不幸にもコロナ自粛で収入が激減してしまった方もおられるだろうが、あまり減っていないという方々にとっては今夏は破格値に値下げされたお値打ち品を買える好機だといえる。
まあ、そんなわけで、当方もあまり仕事が減らなかった幸運(元々、世間の成功者ほど稼げていない)を感謝しつつ、無駄遣いしすぎないように、破格値に値下げされた服やガンプラを今夏は買って、小さく応援してみたいと思っている。
以上、とりとめのないお買い得情報でした。
ソールフューリーをどうぞ~