ジーンズは今後さらに苦戦するのか?
2013年3月5日 未分類 0
2月売上速報が発表された。
ユニクロは
既存店売上高が前年比9・6%増
既存店客数が同15・1%増
既存店客単価が同4・8%減
ポイントは
既存店売上高が前年比0・6%増
既存店客数が同2・5%増
既存店客単価が同1・8%減
マックハウスは
既存店売上高が前年比5・3%減
既存店客数が同11・8%減
既存店客単価が同6・2%増
ハニーズは
既存店売上高が前年比1・8%減
既存店客数が同5・2%減
既存店客単価が同3・6%増
だった。
ユニクロは冬物処分とキャンペーンを行った春物のボトムスが好調だったとしている。
たしかに冬物のアウター類は処分価格になってどんどん店頭在庫が減っている。
ダウンジャケット類もXSとXLばかり残っているのが目立っており、メインのMとLサイズはほぼなくなりつつある。
一方、昨年の今頃に引き続き、ヒートテックインナーは大量に余っている。
気になるのはマックハウスだ。
締め日が異なるとは言え、ライトオンとジーンズメイトも不調だった。
(ライトオンとジーンズメイトは1月21日~2月20日まで、マックハウスは2月1日~2月28日まで)
昨年春夏に回復の兆しを見せていたものの、秋から失速している。
ジーンズメイトは底打ち感が出てきたけれども、ライトオンは昨年秋から苦戦傾向にあり、2月度実績はかなり悪化している。
3社そろって2月度が厳しかったということは、ジーンズカジュアルというジャンル自体が再び厳しくなったということだろうか。とくに1月のセール効果もこの3社はあまりなかったように見受けられる。
ジーンズが非トレンドアイテムになってからもう数年近い。
昨年には底打ち感も出てきていたが、今後さらなる苦戦があるのかもしれない。
ジーンズというアイテムにとっては、昨年秋以降の流れは何だか嫌な感じを受けるのだが・・・・。