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南充浩 オフィシャルブログ

悪化する兆候か?

2013年2月25日 未分類 0

 ライトオンとジーンズメイトの2月度売上速報が発表された。
これを見ると、1月下旬から2月20日までの両社は苦戦傾向にあったといえる。

ライトオンは

既存店売上高が前年比13・6%減
既存店客数が同20・1%減
既存店客単価が同8・1%増

だった。

ジーンズメイトは

既存店売上高が前年比6・3%減
既存店客数が同5・5%減
既存店客単価が同0・8%減

だった。

1月21日~2月20日までの売り上げ実績である。
もともと冬セールが一段落した上に、春物を買うには寒すぎる時期なので年間でもっとも物が売れにくい時期の1つではある。

しかし、今回で言うなら、ライトオンの実績は厳しすぎる。
昨年2月度は

既存店売上高が前年比10・9%増
既存店客数が同11・2%増
既存店客単価が同0・3%減

である。

今年2月度の既存店売上高は一昨年を下回ったということになる。

何よりも厳しいと感じるのは客数の大幅減である。
20%減というのはかなり消費者が離れているといえる。

昨年6月ごろまで順調に既存店売上高を回復してきた同社だが、昨年秋以降は苦戦傾向が続いている。
このままでは再び悪循環スパイラルに陥るのではないかと感じる。
昨年9月以降の既存店実績を見ると、前年実績を更新しているのは11月度だけである。
これは急に気温が冷え込んだことによって防寒アウター需要が急増したことが原因だと考えられるので、同社の商品や販売戦略が評価されたとは言えないだろう。
天候要因であり、昨年11月だけは多くの企業が前年実績を更新している。
極端な言い方をすれば、防寒アウターさえそろえていればある程度の売上高は作れたと言える。

このあたりで商品や販売方針を見直して、売上高減の悪循環スパイラルに陥らないように気を付けてほしいと思う。

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