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南充浩 オフィシャルブログ

業界では当たり前のことでも・・・・・

2013年2月15日 未分類 0

 産地や製造業の社長からインターネットでの情報発信のやり方について尋ねられることがある。
自社のサイトを持っていらっしゃるなら、そこにブログを毎日書くことをお薦めしている。
毎日が無理なら2日に1回とかでも良いから定期的に上げる方が良い。

そういう話になると「何を書いて良いかわからない」と言われるので、一応「何でも良いですよ。書くことがなければ昼飯の話でも良いですよ」と答える。

何も書かないよりは随分マシだと思う。

で、書く習慣がつけば内容をグレードアップさせることを考えれば良い。

先日、あるメーカーの社長のブログを拝見した。
書く習慣はできているので更新頻度が高い。ならば内容を変えれば良い。
昼飯や夕飯のことではなく、もうちょっと仕事に関係のあること、それから一般の人に対するお役立ち情報などである。

例えば「展示会を開催します~」とか、「新しい商品が完成しました~」とか。
さらにいうなら、自分の属している業界では常識となっていることでもあまり知られていないことがある。
デニム生地でいうなら、経糸はインディゴ糸で緯糸は白いままです。それを経糸3本・緯糸1本の割合で織っていきます。なんていうのも十分ネタになる。

セーターでいうなら、ローゲージとハイゲージを編む機械が違うこと、下手をするとローゲージとはなんぞやというところから書いても良いと思う。

こんな提案をすると、「そんな初歩的なこと書いていたら、業界から笑われる」という返事がある。しかし、ウェブサイトは業界の人だけが見るわけではない。会員登録制のサイトなら話は別だが、普通の企業サイトなら一般消費者だって見ることもある。

同じ業界の人でも扱う製品が異なると、それについてはまったく知識がないことも多い。

だからそういう基本的な解説こそ、プロとして提供できる「お役立ち情報」だと考えている。

販促コンサルタントの藤村正宏さんのブログはゆるーい時もあるが、あまり食事のネタはない。

ボクのブログ、食べ物ネタの記事って、とっても珍しい。
意識的に書かないようにしているんですよね。
だって、ボクが何を食べたなんていうのは、ボクの読者には興味ないことです。

「ボクの朝ご飯はリンゴとコーヒーでした」
「お昼ご飯は金沢のそば屋さんで、辛み大根蕎麦でした」
「夕食は、小松の有名カレー屋さん、『アルバ』のとんかつカレーでした」

たとえばボクがこんなことばかりを情報発信していたら、誰も見ないと思う。
よっぽどマニアなヤツ以外はたぶん。(笑)
ボクのの食生活が知りたい人は読むかもしれないけど、そんな人はいない。

それは上のような理由からだ。

筆者も食べ物のネタは書かない。
もともとそれほど食べるものにはこだわりがないということもあるが、芸能人並みに有名ならいざ知らず、こんな無名のオッサンの食事に興味を持つ人はそういないと思うからである。
逆にいえば、そこらの普通のオッサンが何を食べているかなどは筆者も興味はない。

産地にも製造業にも優れた技がある。
それを「こんなん当り前のことやから」と言わずに発信してもらいたい。
広く知られている企業とそうでない企業はそこに差がある。

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