繊維製品が品薄で、ウサギの石鹸が人気
2010年12月22日 未分類 2
綿花相場の高騰はいまだに続いているようだ。
先日、ギフト業界向けの業界雑誌「月刊セレクト」の編集後記に面白いことが書かれていたので引用させていただく。
問屋情報によると、来年の干支であるウサギ型の石鹸が異常に売れているという。原因は、ウサギの柄を入れたタオルやそのほかのウサギにまつわる繊維製品が中国から入荷しないので、その分、石鹸の注文が廻ったのではないかと言われている。
とのことである。
原料高に加えて、中国では生産ラインが確保できず、納品が半年待ちの場合もある。
衣料品業界では、原料高とチャイナリスクのダブルパンチで苦しんでいるところが多いが、ギフト・景品業界でも繊維製品が品薄になっているようだ。
以前にも書いたが、現在の綿花相場は、12月7日の繊研新聞によると
ニューヨークの綿花相場は、11月9日に1ポンドあたり151セントと昨年約2倍に高騰してから、反転して23日には113セントと下落。その後、12月1日には132セントと再び上昇している。
また超長綿も最高値を更新しており、記事によると
米国のピマ綿は11月4日に1ポンドあたり225セントと史上最高値を更新。
昨年5月に110セントだったが、今年5月は150セント、11月23日には266ポンドまで上昇しており、エジプトの「ギザ88」も270セントと高値で推移している。
ということである。
まだまだ綿花の価格は下がりそうにない。
ちなみに綿花の中でも特に繊維長が長い物に関して「超長綿」と呼んでおり、繊維長が長いほど滑らかな表面感の織物が出来上がる。その超長綿の代表がアメリカのピマ綿であり、エジプトの「ギザ88」である。
綿製品不足は、来年春にはもっと顕在化するのではないだろうか。
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障害報告@webry より: 2010/12/27(月) 1:09 AM
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