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南充浩 オフィシャルブログ

各社苦戦の9月度売上速報

2012年10月3日 未分類 0

 恒例の9月度売上速報が発表された。
今年は9月21日まで厳しい残暑が続き、秋のお彼岸から急に涼しくなった。
そのため、各社とも秋物の動きが鈍く、苦戦した印象が強い。

ユニクロは

既存店売上高が前年比2・4%減
既存店客数が同0・2%増
既存店客単価が同2・6%減

ポイントは

既存店売上高が前年比9・8%減
既存店客数が同5・0%減
既存店客単価が同4・5%減

マックハウスは

既存店売上高が前年比7・3%減
既存店客数が同7・5%減
既存店客単価が同0・3%増

ハニーズは

既存店売上高が前年比7・8%減
既存店客数が同2・9%減
既存店客単価が同5・0%減

と軒並み前年実績を割った。

ネット上では、ユニクロの減少について「尖閣貼り紙問題による日本人の不買が原因では?」という意見を見かけるが、9月度に限って言えばその可能性は低いのではないか。
問題が発覚したのが9月15日ごろであるから、9月度の業績にはあまり影響を与えていないのではないかと考えている。
もし、影響が表面化するのなら10月以降ではないだろうか。

ちなみに昨年9月のユニクロは

既存店売上高が前年比10・7%減
既存店客数が同12・7%減
既存店客単価が同2・3%増

となっており、昨年9月もあまり振るわなかったことがわかる。

今年9月は昨年実績からさらに微減なので、なかなか厳しい数字である。
これはベーシック回帰路線の行き詰まりではないだろうか。

もともとメンズはレディースに比べてアイテムのバリエーションが少ない。
ユニクロのメンズ売り場を見ていると、ベーシック路線の行き詰まりを顕著に感じる。
ジーンズとチノパン、無地シャツ、無地Tシャツと並んでいるが、すでにタンス在庫に何枚も所有しているものばかりだし、改めて買うとしたら何らかの事情で破損した物の買い替え需要しかない。

気温が下がった10月以降の各社の売れ行きに注目したい。

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