底打ち感が出てきたジーンズメイト
2012年9月28日 未分類 0
恒例のライトオンとジーンズメイトの9月度売上速報が発表された。
ライトオンは
既存店売上高が前年比6・8%減
既存店客数が同5・5%減
既存店客単価が同1・3%減
だった。
ジーンズメイトは
既存店売上高が前年比2・8%増
既存店客数が同5・5%増
既存店客単価が同2・6%減
だった。
この両社は20日締めなので、9月の高気温の影響をかなり受けていると考えられる。
9月21日夜から急激に秋らしく気温が低下したため、その恩恵を受けていない。
友人のOEMメーカーからは「高気温が続いた9月は、追加も新規もさっぱり話が来なかった。秋分の日に冷え込んでからはようやく声がかかるようになった」との声を聞いている。
気温が急激に上がれば夏物が、気温が低下すれば秋冬物が動くのが昔から変わらない消費動向だが、今回もそれに当てはまったようだ。
ジーンズメイトは8月度に続いて、前年実績を更新しており、ようやく下げ止まり感が出てきたといえる。
昨年の9月度は
既存店売上高が前年比17・8%減
既存店客数が同31・9%減
既存店客単価が同20・7%増
だったことを考えると、今年9月度の実績は「好調に転じた」というよりも「底打ち感が出てきた」というほうが正しいのではないか。
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