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南充浩 オフィシャルブログ

JR大阪三越伊勢丹の初年度年間売上高は334億円に終わる

2012年5月9日 未分類 0

 流通ニュースによると、4月末までのJR大阪三越伊勢丹の年間売上高は334億円に終わった。

http://ryutsuu.biz/store/e050701.html

開業1年間の当初売り上げ目標を550億円としていたが、途中で350億円に下方修正していた。
この下方修正した目標にも届かなかった。

流通ニュースの文中では、340億円に下方修正していたとあるが、350億円からもう一段の下方修正があったのだろうか。

本来なら、ブランドの入れ替えを行いテコ入れを図るべきなのだろうが、来年春にはヨドバシカメラの北側に新商業施設「グランフロント」がオープンを控えており、残った有力ブランドはそちらに誘致されている。
ブランドの入れ替えによる人気アップは事実上難しいだろう。

さらに今後は、2階の陸橋部分でヨドバシカメラ、ルクア、三越伊勢丹がつながる計画もあるという。
そうなるとまた人の流れが変わることになる。

一方、大丸梅田店の改装後の年間売上高は617億9000万円だった。

こちらも予算は未達だったものの、入店客数は2倍増となったので一先ずの合格ラインを達成したと判断されているようだ。
当初の年間売上高は670億円を見込んでいたが、東日本大震災や秋の台風被害を考慮して640億円に下方修正していた。

ユニクロ、東急ハンズ、ポケモンセンター、トミカショップを導入したことが、入店客数増につながったことは間違いない。
しかし、以前、同店で取材をした際に「ポケモンセンター、トミカショップは単価が低いため、売上高は想像しておられるほどではありません」と説明された。
考えてみれば、ポケモンの人形は1個あたりの価格は数百円である。
トミカだって1個の価格は1000円弱だろう。

それを10個も20個もまとめて買うお客はそれほどいないだろうから、売上高は衣料品ブランドに比べると低くなってしまうことは想像に難くない。

そういえば、最近改めて気がついたが、JR大阪三越伊勢丹の店内照明が暗いように感じる。
とくにエスカレーター付近の照明が点けられていない。節電対策なのだろうか?
節電対策の姿勢は評価できるものの、暗すぎる店内はさらに雰囲気も暗くなるため、もう少し何とかならないものだろうか。

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