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南充浩 オフィシャルブログ

西友の同級生は今頃どうしているのかな?

2010年11月29日 未分類 0

 今月上旬に、西友のTOBに絡んで、元社外取締役の株式インサイダー取引疑惑が新聞報道された。
その報道を読んで最初に思ったのが「社員の給料安いのにインサイダーで儲けてるやつおるねんなあ」ということである。

西友には学生時代の同級生がいる。この3~4年は会っていないので今でも在籍しているかどうかはわからない。この同級生は、店舗配属経験もあり、本部勤務経験もある。
西友が事実上経営破綻して、ウォルマートの完全傘下企業になってからは、もともとそれほど給料が高くなかったのに、さらに厳しい給料体系になったらしい。
当時の同級生氏の給料は、大卒初任給とあまり変わらない水準で極限までコスト削減を強制されていたという。

そんな話を耳にしていたので、社外取締役のインサイダー疑惑については反発しか覚えなかった。

ところでこのインサイダーでひと儲けしたと言われている社外取締役はだれかな?と思っていたら先日、こんなブログを発見した。

「社外取締役」と「TOB」が西友インサイダー事件の核心/伊藤 博敏
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101111-00000001-gendaibiz-bus_all

伊藤氏のブログを引用させていただくとと、その社外取締役は

『読売新聞』(11月5日付夕刊)は、72歳と年齢をつけて報じ、自動的に正体は割れた。ファッション業界ではその名を知られた女性で、男女雇用機会均等法のはるか前に大企業に入社、男性と張り合って仕事をし、関連会社役員を経て、現在、化粧品会社の役員を務める傍ら、ファッション関連の財団法人が運営する学校の名誉学長を務めている。

 米国に留学、ハーバードビジネススクールを卒業、海外にも知己は多く、経済産業省や文部科学省の審議会委員といった公職にも多数、就いており、まさに「女性管理職」「女性経営者」の草分け的存在。ファッション界という華やかさもあって、憧れを持つ女性は少なくない。

 本人は否定しているというが、TOBの直前、家族が西友株を購入、TOB発表後に売却して約1000万円程度の利益を得たというのだから疑惑は濃い。公表直前に87円だった終値は、公表翌日には117円となった。まさに”濡れ手に粟”である。

とのことである。

この取締役の正体は、自分にはピンとこなかったが、ファッション業界に従事する方ならほとんどが誰だかわかるらしい。
わからなかったので、ググるとすぐにわかった。2007年当時に西友の社外取締役で1938年生まれ女性は一人しかいない。
しかし、その名前を見てもピンと来ない自分は、ファッション業界に住まう人間ではないということを痛感した次第だ。

問題は、読売新聞がここまでの個人情報を掲載しているということである。もちろん一般紙の報道姿勢がすべて正しいとは言わないが、ほぼ容疑が固まったということではないのだろうか。もしくは、読売新聞的にはほぼ「クロ」だと断言していると思う。

一見すると華やかに見えるファッション業界だが、その下層にはドロドロの沈殿物が滞留している。華やかに見えるのは上澄み液だけであり、近年はその上澄み液ですら魅力がなくなりつつある。この72歳女性の疑惑も滞留する沈殿物の一かけらに過ぎないのではないだろうか。

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