クリスマス寒波と早期値引き合戦で防寒アウターが動いた
2012年1月5日 未分類 0
昨年12月の売上速報が発表された。
ユニクロはまだなので、マックハウス、ポイント、ハニーズの3社を見たい。
マックハウスは
既存店売上高が前年比7・5%増
既存店客数が同2・7%増
既存店客単価が同4・7%増
ポイントは
既存店売上高が前年比0・4%減
既存店客数が同4・0%減
既存店客単価が同3・7%増
ハニーズは
既存店売上高が前年比8・1%増
既存店客数が同0・9%増
既存店客単価が同7・2%増
だった。
3社ともにまずまずの推移であり、中旬以降に寒波が襲来したことで、防寒アウターが動いたという。
昨年12月下旬の繊研新聞でも寒波襲来後に防寒アウターが好調に動いたという記事が掲載されていたから、業界全体で好調だったと考えられる。
ただ、12月10日以降は、各社ともに「プレセール」「フライングセール」(まあ、要するに早期値下げ合戦ですな)が開始されていたことから、価格的にも防寒アウターが幾分買いやすかったという消費者の心理的要因もあるだろう。
個人的には、マックハウスの復調基調に引き続き注目したい。
ライトオンと合わせて、大手ジーンズカジュアルチェーン2社が復調傾向に向かっているのは、業界的にも喜ばしいことだ。
あと1社は「・・・・・・・・・」という状況だが。
都心にも出店を強めるライトオンに対して、マックハウスはいまだに郊外が多い。
これがマックハウス独自の路線なのだろうと思う。
限界が来るまで独自の路線を貫くことも重要ではないか。