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南充浩 オフィシャルブログ

セール用・福袋用にも製品が製造されている

2011年12月29日 未分類 0

 この間までクリスマスでにぎわっていたが、もうすぐ正月である。
先日、アウトレットには「アウトレット用商品が製造されて並べられている」と書いたが、もちろん、セールにも「セール用商品」が製造され、福袋には「福袋用商品」が製造されて並べられていることをお伝えしたい。

アウトレットに「アウトレット用商品」が製造されて並べられるのは、悪いことばかりではない。
アウトレットといえども商品が足りなくなることがあり、その場合、店頭のスペースを埋めるためには新しい商材を製造してならべるほかない。
これはセールについても福袋についても同じことが言える。

しかし、である。

アウトレット用に製造された商品の方が構成比率が高いというのはいかがなものか。
もちろん、セールについても福袋についても同じだ。
セール用に作られた商材は、店頭販売価格に応じた原価設定で作られている。

なんだか、手段と目的が逆転してしまっているのではないか。

もっとも、セール用に製造された商品は、アウトレットと同様に値札が異なるので店頭で見分けることは難しいことではない。
気を付けて商品を選んでもらいたい。

福袋には値札が付いていないから、これは判別することは難しい。
ただ、自店に多数の在庫を抱えるブランドやショップは、実際にその在庫を福袋に詰めている。
逆に、自店が売れに売れている場合は、福袋用の商品が製造されている。

それにしても、福袋用商品というものは、だれも得をしていない。
製造業者は安い商品を作らされ、出荷させられている。売る方だって決して儲かっていない。
販売店の従業員はヘトヘトになる。
「消費者は儲かってるじゃないか」という声が聞こえてきそうだが、消費者だって必要以上の数量を所有するハメになり、保管場所を確保するのに難渋する。
ネットオークションで上手く売れれば儲かるのかもしれないが、それとても面倒な手続きを行わなくてはならない。

ここ数年ですっかりと正月の風物詩となった「セール」と「福袋」だが、衣料品業界には問題点が山積している。

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