既存店が増収に転じたライトオン12月度売上速報
2011年12月26日 未分類 0
12月度のライトオンとジーンズメイトの売上速報が発表された。
今回の期間は11月21日~12月20日までである。
ライトオンは
既存店売上高が前年比5・5%増
既存店客数が同4・9%増
既存店客単価が同0・5%増
だった。
ジーンズメイトは
既存店売上高が前年比3・2%減
既存店客数が同17・9%減
既存店客単価が同17・9%増
だった。
今回の期間では通常よりも気温が高い日が多かったが、12月10日過ぎから冷え込んだため、防寒アウターが動き始めたようだ。
とくにライトオンは既存店が増収に転じており、先月までの推移と合わせると、完全に下げ止まりとなり、上昇傾向が顕著になったといえる。
今月は客数も増加し、客単価も前年を維持しているのでなかなかの好成績である。
ちなみに昨年12月度のライトオンの売上速報を見ると、
既存店売上高が前年比15・6%減
既存店客数が同13・5%減
既存店客単価が同2・4%減
となっている。
今年12月度の売上高は、一昨年対比だと89%だから、まだ一昨年の水準に戻ったとは言い難いが、回復傾向は徐々に強まっていると見ている。
ライトオンは12月22日からバーゲンセールを開催しており、2,3の店頭を見る限りでは値下げ商品はそこそこ好調に動いているようだから、1月度の速報も期待が持てる。
ジーンズメイトも12月は気温低下に助けられた上に、12月上旬から値下げセールも開始しており、今回の下げ幅が小さかったのはそれらの複合要因ではないだろうか。
しかし、こちらは先月までの推移と合わせると、下げ止まりとは言い難く、まだまだ注視が必要であろう。
12月22日から全国的に猛烈な寒波に襲われている。
寒波襲来がクリスマスとも重なり、防寒アウターと保温肌着が活発に動いたと推測されるので、年初に発表されるユニクロ、マックハウス、ポイント、ハニーズの12月度売上速報が楽しみである。