生地産地のインターネット販売
2011年12月8日 未分類 1
通り一遍のインターネット賛美は好むところではない。
別段インターネットによって人類が飛躍的に進歩したとも思わない。
ただ、便利になったことは部分があることは認める。
しかし、インターネットは万能ではないので、ネットを介してよりも直接会った方が早い場合も多い。
さて、インターネットの整備によって、生地産地のメーカーが直接消費者への販売を始めたことは、良い事例だと思う。
比較的、交流が深い高野口産地には、知る範囲では3社ほど消費者向けのオンラインショップを開設している。
どれもが1メートルから生地を切り売りしている。
岡田織物
http://okadatx.shop-pro.jp/
中野メリヤス
http://exterial.shop-pro.jp/
妙中パイル織物
http://www.taenaka.com/shop/
それぞれ、自社のサイトであり、特徴がある。
一番女性向きなデザインをしているのは、中野メリヤスであろう。
白とピンクを基調とした色使いがかなり女性を意識している。
一方、岡田織物は硬派な担当者の性格そのままに、武骨な仕上がりとなっている(笑)。
しかし、担当者によると「女性客も大歓迎」だという。
妙中パイル織物は正統派な作りだが、ややインパクトに欠ける部分があるかもしれない。
別にこの3社を宣伝したいわけではないのだが、産地の生地メーカーの販売方法の一つとして、このような取り組みもあることをお知らせしたかったわけである。
先ほど「インターネットで格別に人類が進歩したとは思わない」と書いたが、各企業が自社で情報発信できるツールを手に入れたことは間違いない。
生地産地の企業は、ともすると自己発信が非常に苦手である。
しかも自己発信の方法で「これがベスト。このやり方に従えば間違いない」という手法はない。
各社がそれぞれの方法を模索するしかない。
生地産地の企業が自社でそれぞれに発信しつつ、消費者への直接販売を始めたことは、新しい一歩ではあると思う。
硬派な担当者の性格そのままに、武骨な仕上がりで(笑
もう1店OPENさせましたので、こちらもよろしくぅ^^
http://farla.jp