1000円未満でコスパの高い服が買えてしまうジーユーの今夏商品の破壊力
2018年7月3日 お買い得品 0
今日はお気楽に。
アパレルブランドを店頭で見ていると、そのシーズンごとに商品の出来栄えが変わるので面白い。
すごく良いシーズンとすごくイマイチなシーズンがある。
ずっと連続して出来栄えの良い商品を出し続けるブランドなんてないから、結局は、出来栄えの悪い商品を出す数が少ないブランドが消費者から支持され続けているといえる。
今春夏だと、ジーユーの商品が出来栄え、価格の安さともに群を抜いていると思う。
昨年春夏、一昨年秋冬のメンズ商品はそれほど大した出来栄えでもなく、「安かろうダサかろう」を絵に描いたような出来栄えで、ほとんど商品を買わなかった。
昨年秋冬からちょっと商品の出来栄えが改善されたように見える。
昨年秋冬には、カットソースーツを2着買った。
同シーズンのダウンジャケットの出来栄えも悪くはなかったが、似合わなかったので買うのをやめた。
肉厚すぎて、顔がデカくて首の短い当方が着ると単なる太ったオッサンに見えたので買わなかった。
今春にはまた、カットソースーツを買った。
ちょっと見直し始めたのは、リーバイスセカンドをコピーしたGジャン(定価2990円)を発売したころからだ。
ウェブサイトの画像を見て「オ!」と思って、店頭に行って現物を見た。
色によって出来栄えにばらつきがあったが、デニムの濃紺ワンウォッシュと、加工デニムの薄ブルーはなかなかの出来栄えで、これで2990円は安いと感じた。
それ以外にも春物のカジュアルでは、畦クルーボーダー柄セーターなんかも出来栄えが良くなっており、素材のチープ感も払拭されていた。
5月の中旬から関西ではにわかに気温が上がり半袖生活が始まった。
半袖のTシャツ、ポロシャツなんて腐るほど持っているが、それでも毎年何枚か買ってしまうのは底辺でも衣料品業界にいる人間の病気みたいなもんだろうと思う。
半袖の商品というのは、どのブランドでも定価が安い。
とくにTシャツは安い。少し名前の通ったブランドでも3900円も出せば買える。
だから、低価格ブランドはより一層安くせざるを得ない。
そんな中で安さで群を抜き、その割に品質がマシなのがジーユーで、グローバルファストファッション各社と比べると、比べ物にならないほど優れている。
そりゃH&Mなんか客が入らなくなるわけだ。
今夏のジーユーのTシャツ類、ポロシャツ類のコスパの高さは他を寄せ付けないと感じる。
個人的に一番評価しているのが、ワイドボーダー柄Tシャツで、定価790円でも十分に安いが、これが期間限定で590円に値下がりする。
ゴールデンウィーク明けに590円に値下がりした際に、紺×白と黒×白の2枚を買った。
合計で税込み1270円をネット通販で店舗受け取りにして買った。
宅配だと5000円未満は送料が取られるが、店舗受け取りにすると何百円の商品でも送料は無料になる。
このワイドボーダー柄Tシャツは、いまのところ全6色あり、
グレー×白
ピンク×白
ミントグリーン×白
マスタード×白
紺×白
黒×白
がある。
店舗で受け取って着用してみると、一昨年のワイドボーダー柄Tシャツよりもサイズ感が大きくなっていて、生地に厚みがある。
一昨年はもっとピタっとしたサイズ感だったが、今夏は少しゆったりしている。
華奢な体格ではないオッサンにはこちらの方が着やすい。
生地は綿100%天竺というのは変わらないが、一昨年のは薄かったが今年は少し肉厚になっている。
密度は低いと感じるので、糸の番手を変えたのではないかと思う。
あまりにも良かったので、先日、また590円に期間限定値下がりした際にマスタード×白も買った。
猛暑になってきたので、汗染みが目立つ色は避けたいから、グレーとピンクは買わず、もう一度期間限定値下げされたらミントグリーン×白も買いたいと思う。
スーパーストレッチドライスーツも3着目を買った。
4月下旬に期間限定値下がりした際にベージュを買い、5月下旬に期間限定値下がりした際にオリーブグリーンを買った。
残るはネイビーだけだったのだが、これはよほど安くならなければ買わないでおこうと思っていた。
ところが、先日、期間限定でジャケット1990円・パンツ1290円にまで値下がりしたので、ネイビーも買ってしまった。
合計3580円である。
今夏のジーユーの安さはこれだけではない。
カジュアル半袖シャツ各種が期間限定で790円~990円にたびたび値下がりする。
細かな仕様だったりサイズ感だったりは疑問を感じる部分もあるが、この値段なら買っても損はしないという出来栄えだ。
しかも同じ価格帯の他ブランドと比べると使用している生地は抜群に良い。
そんな中、6月末、裾が切りっぱなしになったアンクル丈スキニージーンズが790円に期間限定値下がりしているのを見て、思わず店頭に行った。
濃紺ワンウォッシュ、ブルーケミカルウォッシュ、黒カツラギ、黒デニムケミカルウォッシュなどのカラー展開があった。
ケミカルはオッサンにはどうかと思って濃紺デニムワンウォッシュのLサイズを試着してみるとピッタリだったので買ってしまった。完全なる衝動買いである。
定価は2490円、それが1990円に値下がりして、さらに3日間の期間限定で790円に値下げされていたのである。
綿99%・ポリウレタン1%の組成で、12オンス弱くらいのストレッチデニム生地。
裾は切りっぱなしだが、隠しステッチが施されてあり、必要以上にはほつれ難くなっている。
これは定価の2490円でも安いと思う。他の2990円以下のスキニージーンズと比べると格段に品質が高い。
商品説明を読んでみると、「日本を拠点に世界的に活躍する澁谷忠臣氏とコラボした」と書いてある。
澁谷忠臣氏って誰?全然知らない。
で、この人とコラボしたパンツがこのスキニー以外にもワイドジーンズ、ワイドチノなんかが通販サイト上にはあって、同タイミングで全部790円に期間限定値下げされていた。
コラボアイテムを容赦なく値下げするファーストリテイリングはすごいなと思う。
キム・ジョーンズとのコラボ商品なんて390円~990円にまで値下げされていて、定価(とは言っても3990円くらいだけど)で買った人は息をしているのかと思ってしまう。
ユニクロも、アンダーソン、ユニクロU、トーマス・マイヤーの不人気品番を容赦なく値下げしている。
アンダーソンの切り替えボーダー柄Tシャツは990円だし、ユニクロUのレンガ茶色の無地Tシャツ、ボーダー柄Tシャツなんて790円に値下がりしている。トーマス・マイヤーのビーチサンダルも今では1290円だ。
ともあれ、今夏のジーユーのメンズカジュアルはお買い得品が目白押しで、ジーユーの価格と品質に慣れると、他のブランドの商品が恐ろしく高いと感じてしまう。30%オフで1900円くらいに値下がりした他ブランドのTシャツが高く感じられて買えなくなっている。
もっと高くて高品質なブランドは数多くあるが、この価格でこの品質を実現しているジーユーはすごいと思う。
昨年秋冬から商品企画の体制が変わったのだろうか?
今回買ったワイドボーダー柄Tシャツと切りっぱなしスキニーはこの値段なら文句のつけようがない。
他ブランドはもっと違う戦い方を考えた方が良いだろう。
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トウキョウベースの香港店は活況なのか?売上高から入店客数を類推してみた
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