衣料品のネット通販は値引きクーポンや値下げセールを期待されやすいという話
2025年12月1日 ネット通販 0
さて、11月も終わって今日から12月が始まったわけだが、2025年も残すところ1か月となった。早いものである。
当方は相変わらず停滞したままで、時間の流れだけが年々速まっている。多分、このまま寿命をそのうちに迎えるのだろうと思うが、子供3人を成人させたので何の心残りも無くなっている。
まさに酔生夢死である。
11月の後半から各売り場でブラックフライデーが開催され、月末まで続いていたのだが、ざっくりと見て回った体感では実店舗よりもネット通販の方がブラックフライデーを強く、多く打ち出していたと感じた。
特にネット通販は、メルマガやアプリからの告知が毎日複数届いて、ブラックフライデーをより鮮明に記憶してしまいがちだった。
実際のところ、少数のコアなファンに強く支えられて成立している特殊なネット通販を除いて、大手になればなるほど、ネット通販の最大の販促は値引きクーポンと値引き販売になっている。
消費者側もネット通販に求める最大の利点の1つが「安さ」「割安感」にあることは多くのメディアで報じられてきた。
今年のブラックフライデーもそれを裏付けており、〇%オフとか〇%オフクーポン、〇%オフタイムセールの乱発だった。
当然、安物好きの当方はそれらの告知が来ると、目当ての商材やブランドの価格を欠かさずチェックしたが、チェックしただけで買わなかった。
あ、一つ買ったのは、ナヤスという水草だった。楽天で980円(送料無料)だったので、楽天ポイントを使って800円にして購入した。
当方は2019年から何となくメダカを買っているのだが、最近全滅したので、アカヒレ(コッピ―とも呼ばれる)3匹とゴールデンアカヒレ3匹を新たに買って、その水槽にナヤスを入れようと思ってポチったわけである。
あと、リーボックのランニング用シューズをそろそろ買い替えたかったが、思っていた値段ほどには値下がりしなかったので、緊急性が無かったため今回は見送った。
衣料品は年々買う気を喪失し続けている。
実際、ネット通販の画面を長時間見続けて商品をチェックするのは目も疲れるし、肩凝りにもなる。はっきり言ってかなりめんどくさい。
とはいえ、現在、衣料品業界の平均的に20~30%くらいがネット通販の売上高になっている。もちろんネット通販専用ブランドはもっと比率が高いし、逆にもっと低いブランドもある。
平均的に20~30%の売上高があるなら、それは決してないがしろにはできない数値である。
だから各社はある程度はネット通販にも注力している。
各社ともに様々な工夫を凝らしていることは承知しているが、それでもやはり、消費者は値引きセール、割引きクーポン、ついでにいうつタイムセールに期待している向きが今も多いといえる。
例えばこのアンケート記事である。
アパレルショップのアプリを利用している割合は58%。期待することは「クーポン」53%、「セール情報」45%、「コーデ提案」38% | ネットショップ担当者フォーラム
アプリに期待することは、「誕生日などにクーポンがもらえる」「セール情報を早く教えてくれる」「コーディネートの参考になる提案」といった声があがった。
調査対象は20〜40代女性で、店舗・EC両方を展開しているアパレルショップにお気に入りのショップがあり、そのショップで年1回以上定期的に購入している512人。調査期間は2025年10月14日〜16日。
ショップのアプリに期待することを聞いたところ、最多は「誕生日などにクーポンがもらえる」で53.3%、続いて「セール情報を早く教えてくれる」が45.5%、「コーディネートの参考になる提案がある」が38.5%だった。
とのことで、やはり割引クーポンへの期待が53%と結構高い。あとはセール情報が45%という結果となっている。
個人的にはこの2つに加えて、タイムセールとポイント付与に期待している。
もちろん、企業によってシステムは異なり、タイムセールとポイント付与が無い場合もある。例えばファーストリテイリングはこの2つが無い。だから当方はあまりユニクロとジーユーのネット通販は利用しない。あくまでも実店舗で品切れだがネット通販に残っている場合のみに使う。
一方、アンドエスティとアーバンリサーチはタイムセールとポイント付与があるので、ネット通販を毎月使うようにしている。
特に最終処分価格でポイントを使ってさらに値引きすると何とも言えない達成感を感じられる。(笑)
各社ともに、さらにECコンサルの指導もあって、コーディネイト提案も強化されている場合が多い。ただ、メンズカジュアルはレディースに比べてデザイン変化が少ないし、組み合わせも決まった感じの部分が多いので、どう組み合わせて良いのかわからないという商材は少ないと感じる。
そのため、個人的にはあまりコーディネイト提案に価値を見出さない。特に容姿端麗なモデルが着用しているコーディネイト画像は全く参考にならない。理由は当方と容貌が異なりすぎるからだ。
しかし、スタッフの着用画像や顧客の着用画像は参考になる場合がある。容貌、体型が当方と同じような感じの人が少なからずいるからだ。
トップに掲げるコーディネイト画像は見映えも必要なのでモデル起用が必要不可欠だとは思うが、スタッフ着用画像や顧客着用画像が無かったり極端に少ないアパレル通販サイトは全く参考になりにくいので、どうしても購買先から外してしまう。当方個人の視点でいえば、モデル着用画像しかないアパレルネット通販は今後値引き販売への依存をさらに高めるのではないかと思う。