大丸梅田が撤退する10~13階に「ルクアサウス」が国内最大級のキャラクター売り場を開業へ
2025年8月27日 売り場探訪 0
2011年に増床改装した大丸梅田店だが、今秋に縮小改装を発表している。
理由は売上高が伸びなかったからで、実際、コロナ明けでも伸び悩んでいる。
現在は地上15階まで使用しているが、これを9階までにまとめると発表されている。
ということは、現在の10~15階は空いてしまうということになるので、一体どう利用するのだろうかと興味深く眺めていたが、そのプランが発表された。
ルクア大阪、26年4月に「ルクアサウス」を開業 10~13階をキャラクターズワールドに | 繊研新聞
JR西日本SC開発は、JR大阪駅南側のサウスゲートビルディングの10~15階を「ルクアサウス」とし、26年4月初旬に開業する。大丸大阪・梅田店の既存の店舗を生かし、10~13階の4層をルクアキャラクターズワールドに、14、15階はレストラン街のルクアサウスダイニングにする。
とのことである。
まず、今年10月から大丸梅田の改装が始まり、来年4月に開業するが、10~15階をルクアサウスとして運営するとのことで、10~13かいをキャラクター売り場に、14、15階はレストラン街ということなので、消費者からすれば今の大丸梅田店とほとんど変わらない売り場構成になる。
ちなみに、2025年8月時点での大丸梅田店の10~15階のフロアマップは以下のようになっている。

現在は13階にポケモンセンターやトミカ、ニンテンドーがまとめられていて、10階は子供服とハンズ、11階は時計、宝飾、ハンズ、12階はリビング、ギフトサロン、ハンズとなっているが、この10~12階の3フロアもキャラクター売り場に変わるということになる。ハンズはそのまま残るのか、それとも大丸と一緒に他のフロアに移るのか。
14階のレストラン街はそのままだが、15階の催事場は無くなりレストラン街に変わるということなので、レストラン街は2フロアに倍増するということになる。
仮にハンズがそのまま残ったとしても、キャラクター売り場としては3倍増くらいに売り場面積が増えることになるから現在の13階よりも多くのキャラクターテナントを誘致する必要が出てくる。
これは根拠がなく、あくまでも当方の勘なのだが、現在の大丸梅田店の5階のキャラクター売り場はほぼそのまま残るのではないかと思っている。
理由は、現在の5階キャラクター売り場は、何度もこのブログで書いているように平日昼間でも入店客でかなり賑わっている。売上高は発表されていないが「好調」と言われている。
地上1階・2階・デパ地下あたりは平日昼間でもどの百貨店もそれなりの客入りで賑わっているが、4階から上になるとほとんどの百貨店で閑古鳥が鳴く手前である。
当方もキャラクター売り場がオープンする以前に大丸梅田5階に平日立ち入ったことが何度かあったが、かなり空いていた。しかし、ガンダムベース目当てで、平日昼間に何度か入店したがかなりの賑わいである。さすがにガンダムベースを始めとする各キャラクター店には待ち時間無しで入店できるものの、以前の5階とは比べ物にならない入店客数である。
ちなみに8月2日の土曜日に、たまたま梅田で知り合いと会う用事があったので、その前に大丸梅田5階に立ち寄ってみたが、平日よりも格段に入店客は多かった。
ガンダムベースは「本日の入店枠は無くなりました」とのことで入店できずじまいだった。土日・祝日は事前に入店予約した人だけが入店できる仕組みのようなので、当方はこれからも平日昼間に覗くことにする。
このような体感から考えると、現在の5階のテナントはルクアサウスにもほとんど残留するのではないかと思う。ただ、5階のテナント群をそのまま残留させてもあと2フロアくらいは埋まらないので、さらにキャラクター店をテナント誘致するのではないかと思われる。
JR大阪駅直結の商業施設名が「ルクア サウス」に決定 ポケモンセンターなど国内最大級のキャラクターゾーンを計画
国内外で高い人気と知名度を誇るコンテンツが揃う、国内最大級のキャラクターゾーンを計画しているという。
とあるから、さらにキャラクター店を積み増しすることは確定的といえるだろう。個人の希望的観測ではあるが、ガンダムベースも残留となるのではないかと見ている。
それにしても、比較的若い層に向けたファッションブランドを集積してきた「ルクア」が別棟とはいえ、4フロアものキャラクター売り場を開設するとは、いかにキャラクターグッズの人気が高いか、である。
運営としては「ルクア」の名前が冠されるが、買い物客とすれば今の大丸梅田店とさほど変わらない。恐らく10階から上が「ルクアサウス」になっていると気付かない人がほとんどになるのではないだろうか。
大阪駅前の大型百貨店はこれによって、あらかたの住み分けが完了するのではないだろうか。
ファッション衣料の阪急うめだ本店、改装によって地下2階に飲食・地下1階の食料品・地上1階にも食品と、食品を3フロアに強化した阪神百貨店、運営はルクアだが、10階から4フロアもキャラクター店を集積した梅田大丸、とそれぞれの個性がわかりやすくなった。
今回のキャラクター店集積が成功すれば、これに続く百貨店やファッションビルが他地方にも多く現れることになるだろう。