夏場に気を付けたい衣料品の取り扱いについての話
2025年7月22日 素材 0
みなさんこんにちは!
USです。
非常に厳しい暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
連日の猛暑に耐え切れず、ついに今年はハンディー扇風機を購入しました。
多少扇子や団扇に比べると思いですし値は張りますが、扇ぐ手間はないですし、快適ですね。
人に勧められて購入したのですがもっと早くに購入しておけばよかったと後悔しております。
さて、そんな暑い日が続いておりますが、人体に悪影響があることはもちろん、衣料品にも悪影響を及ぼすことがあるということは皆さんご存知でしょうか。
今回は暑い日に気を付けたい衣料品の事故についてよくある事例を紹介していきたいと思います。
- 光による生地の変退色
夏場の光が肌に当たると刺すように痛く感じませんか?
これは生地にもあまりよくありません。
強い光が当たることで染料が破壊され、色が変わってしまうことがあります。
直射日光を当てた方がすぐ乾く、殺菌できそう、などの理由で洗濯物は光にしっかり当てて乾かしたいところではありますが、洗濯を外で干す際には直射日光の当たらない日陰で干すようにしましょう。(日本で販売されているほとんどの衣料品は洗濯表示を見ると陰干し指定になっているので改めて書くこともないかもしれませんが、、、)
どうしても光に当たってしまう場合は裏返して干すなどの対策をしておくと被害は軽減できるので試してみてください。
- 汗による生地の変退色
暑い日は運動をしなくてもただ歩いているだけ、いや、外にいるだけでも汗だくになってしまいます。実はこの汗も生地にはあまりません。
雑菌が繁殖して嫌な臭いの元になってしまうのはもちろん、光と同様に染料を破壊し、色を変えてしまう場合があります。
特に綿や麻を染色する際に使用する反応染料は汗にあまり強くない特性があります。
汗をかいた洋服をそのまま放置しておくといつの間にか変色してしまう場合があるので、夏場の洗濯はできるだけその日のうちにしてしまう方が良いです。
お気に入りの服だけでも洗濯するようにしておきましょう!
- 昇華による他の物への汚染
これは一般の方が気を付けることではなく、製造側が気を付けることです。
昨今の夏場の気温の上昇でコンテナ輸送の際や、倉庫保管状態が劣悪になっていることが原因だと予想されておりますが、昇華による他の物への汚染が問題になっているケースが多いようです。気化した染料が他の衣類を着色してしまうことがあります。
1 固体が、液体を経ないで直接気体になること。また、気体が直接固体になること。樟脳(しょうのう)・ナフタリン・ドライアイスなどでみられる。
昇華プリントをしている生地はもちろんですが、ポリエステルを染色する際に使用する分散染料は染料の特性上、昇華してしまうのは防ぐことが難しいです。
保管の際に気を付けることはもちろんですが、他の物を汚染しないように紙を挟み込む、堅牢度試験の際に昇華堅牢度も確認するのはもちろんですが、洗濯や・ドライクリーニングの液汚染が悪い場合も昇華する可能性が高くなるので注意が必要です。
以上3つ挙げましたが、よほど粗悪な物であったり、古いものであったりしない限り、たちまち汗や光で色が変わってしまうということはありません。
肌と一緒で徐々に変化していくものなので気づかないうちにどんどん色が変わっていっている可能性があるということです。
いつもより気を使ってもらえると、お気に入りの服が長く着用できるようになるので少しだけでも気を使ってもらえると良いと思います!
以上USでした!!