
ユニクロとジーユーのネット通販であまり買わない理由
2025年4月9日 ネット通販 0
衣料品ブランドのネット通販では主にユニクロ、ジーユ―、アンドエスティ(旧ドットエスティ)、アーバンリサーチの4つを使っているが、どれもメリットとデメリットがある。
もちろん、世の中には完全無欠の存在などあるはずもないからそれが当然なのだが、この4つの中ではネットで買う回数はユニクロとジーユーが最も少ない。店頭で買うことがほとんどである。
主にユニクロとジーユーのネット通販は商品の値下がりと店頭在庫の有無を確認することがメインとなっている。
基本的に今でも、洋服は実物を見て試着して買うのが最も効率的だと信じているのだが、ユニクロとジーユーは他の二つに比べてネットだけではちょっと買いづらいと感じる。
今回はあくまでも当方の個人的な意見なので、ユニクロ・ジーユーのネットで服を買いやすいと思っている人はそれはそれで自由である。
ユニクロとジーユーはページデザインこそ異なるが、通販の仕組みや内容はほぼ同一だから「ユニクロ」にまとめる。
「ユニクロ」と他の2つの通販サイトが大きく異なる点は「商品レビュー」の多寡である。
「ユニクロ」のレビュー、特に各メンズアイテムのレビュー数は少ない。一方、アンドエスティとアーバンリサーチは結構レビュー数がある。
実際のところ公式サイトの商品説明文や商品画像では当方の知りたい部分が触れられていないことがちょくちょくある。
そんなときに比較的役立つのが「商品レビュー」である。「ユニクロ」のレビュー数は概して少ないから、その時点でネット情報だけで買うという行動には至らない。一方、アンドエスティとアーバンリサーチはそれなりにレビュー数がある。中には愚にも付かないレビューもあるが、レビュー全てを勘案するとだいたい自分の知りたいことがわかる場合が多い。
それを総合して「購入する」という決断に至る。
ではなぜ、国民的ブランド「ユニクロ」「ジーユー」の商品レビュー数が少なくて、アンドエスティとアーバンリサーチはそれなりに多いのか?である。
熱狂的なファンが多いからだろうか。
そういう熱狂的なファンも一部には存在するだろうが、多分大部分はさほど熱狂的なファンでもないと考えられる。
この両社でレビュー数が多い最大の理由は、レビューを書き込んで掲載されるとポイントがもらえるからだと思われる。少なくとも当方はポイントをためるためにレビューを書き込む。
ご存知の通り、ポイントは次の買い物の時に値引きで使えるから、ポイントを貯めれば貯めるほど次の買い物が安くなる。ならば貯めないと損である。これも一種のポイ活だろう。
あんまりめちゃくちゃな罵詈雑言などは当然掲載されないが、普通に指摘する程度の批判なら掲載されている。それも含めて、読むこちら側とすれば実物を見ずに買う際には参考になることが多い。
一方、ユニクロ・ジーユーにレビューが少ない理由はポイントが付かないからである。というか、ユニクロ・ジーユーには「ポイント」という物が存在しない。例え何万円買っても同じである。
最近は、レビューを書くとモニターとして商品が当たるというキャンペーンが毎月行われているが、商品が「レディース」だったり「キッズ」だったりすることが多々あるので、当方が書いたところで何のメリットも無い。バツイチ独身で子供も成人している当方がレディースやキッズの服をもらったところでゴミが増えるだけである。
恐らく同様に考える人が多いのではないかと思う。だからレビューが少ないのだろう。
もちろん、世の中には様々な販売戦略があり、どれか一つが絶対に正しいというわけではない。ユニクロ・ジーユーのやり方が好きだと言う人もいるだろう。当方も店頭で値引き品を買うのは好きである。
まあ、趣味の範囲かもしれないが、着る期間が短いとわかりつつもジーユーとユニクロで990円に値引きされた春物ニットを買ってしまう。
しかし、当方から見て、ユニクロ・ジーユーのネット通販はあまりメリットを感じられない。目当ての商品が店頭で売り切れていてネットに残っているときくらいにしか使わない。
またクーポンについても同様で、ユニクロ・ジーユーのネット通販ではほとんど使わない。使えないと言った方が正しいだろうか。
ユニクロ・ジーユーはネット通販比率を高めたいからか、年に何度か500匹クーポンを送ってくる。しかし、当方がこれを使うのは冬の防寒アウターを買うときくらいである。
理由は「使用条件」があるからだ。5000円以上買うときにしか使えない。
ハッキリ言って当方の買い方で、春夏物の1回の買い物で5000円を越えることはほとんど無い。せいぜい、防寒アウターを買うときくらいである。
そうなると年に数回送ってこられても使いようがない。クーポンを使わんがためにわざわざ5000円以上買うのも本末転倒である。ただし、欲しい物が4990円だった場合に特に欲しくないけど190円に値下げされた雑貨を買うことはある。190円プラスして500円引きできればその方が安くなる。
しかし、1290円に値下げされたセーター2枚しか欲しくないのに、無理に2990円の何かを足して買うのは明らかにカネの無駄である。
そんなわけで、当方としては店頭で売り切れていたときの補完と値引き告知を受け取るためにしかユニクロとジーユーの通販サイトは使っていない。
ユニクロとジーユーのEC化率が伸び悩んでいるのは、一定の規模に達したという理由もさることながら、商品レビューの少なさとクーポンの仕組み、ポイント制が存在しないこと、などが大きな理由ではないかと思っている。
まあ、あくまでも当方の個人的使用感である。