MENU

南充浩 オフィシャルブログ

朝晩は涼しくなったが10月下旬まで日中は高気温が続くという予報

2024年9月24日 天候・気候 0

9月22日は2024年の秋分の日だった。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていて、春の彼岸、秋の彼岸で寒さ、暑さが和らぐことが多い。そういう意味では今年の秋の彼岸もそれに当てはまったかもしれない。

関西は9月22日、かなり激しい雨が長時間降った。だいたい正午くらいから夕方の15時すぎくらいまでだろうか。

この雨が上がった後、一気に涼しくなり、昨夜は冷房を点けずに寝ることができた。

 

9月23日も涼しさは続いており、昼間は動けば汗をかくほどだが、それでも湿度が低いのか嫌な暑さではなく、カラっとしており、ようやく少し秋っぽくなったと感じられる。

ただ、長期天気予報によると、朝晩の最低気温は21~23度くらいで涼しくなるが、昼間は28~30度くらいの日が当分続くことになっている。

 

さて、9月21日からの1か月予報(9月21日~10月20日)が発表された。

結論から言ってしまうと、かなりの高温傾向が予想されている。

長期予報で、日中の最高気温が28~30度になっているのはかなり的中率が高くなると思われる。こうなると心配なのが秋物衣料の売れ行きである。

 

ご存知の通り、百貨店、SPA型専門店、大手セレクトショップなどは、今夏から如実に夏物衣料の販売期間を長くとり、投入型数も増やして、それが概して成功したといえる。

実際、9月21日までは恐ろしく暑く、関西は35度の猛暑日が続いていた。9月21日まで猛暑日が続いた年はちょっと記憶に無い。いくら暑くても9月半ばを過ぎれば日中の最高気温は35度未満に下がるのが通例である。(30~34度くらい)

それが今年は9月21日まで猛暑日が続いたわけだから、史上最長に長くて暑い夏だったといえるのではないか。

この気温だから、長袖はおろか、綿100%素材Tシャツですら着用できず、吸水速乾Tシャツをフル活用して当方は暮らしていた。

秋物衣料が大きく動くはずもなく、夏物衣料を強化した各社の戦術は的中したといえる。

 

 

長期天気予報を見る限りにおいては、まだまだ夏物衣料での生活が続くかと思われたが、昨夜から急激に涼しくなった朝晩を体感すると、秋物衣料がそろそろ動き始めるのではないかと感じられる。

当方は暑がりの汗っかきなので、日中の最高気温に応じた服装を好む。朝晩が21度くらいに気温が下がっても、半袖のままでさして苦痛ではない。だから、当分は半袖生活を続けるだろうが、昨夜からの冷涼さを考えると、女性は最低気温に合わせた服装をするようになるのではないかと考えられる。

日中は半袖かもしれないが、朝晩の行き帰りには薄手の長袖を羽織りたいという女性が増えるのではないだろうか。

そうなると、9月23日以降は、女性物で薄手長袖のシャツ、シャツジャケット、カーディガンなどが店頭で動くようになるのではないだろうか。

朝晩はそれを羽織って、昼間は半袖で過ごす。そんな使い方をする女性が増えるのではないだろうか。当方と異なり、女性は最低気温に合わせた服装をすると言われている。

 

 

夏の高温化・長期化は多くの人が感じているが、当方はここ3年間くらいこれ以外に特徴的な気温変化があると考えている。

それは9月22日もそうだったが、急に涼しくなる、急に暑くなるということである。通常だと何となく徐々に朝晩涼しくなっていったり、朝晩も気温が上がってきたりするが、今年の春もそうだったが急に暖かくなる日と急に寒くなる日がある。一つの季節の中での寒暖差が激しくなることが多い。

これによって体調を崩したり、ダルくなったりするという人が多い。

当方もそんなに苦痛には感じないが、やけにダルい日があったり風邪気味になったりする日もあるから、激しい寒暖差が体に堪えているのだろう。

 

 

さて、10月20日まで日中の最高気温は25度を越えそうだから、本格的な長袖衣料はあまり動かなさそうだ。特に中軽衣料の中ではセーター類、トレーナー類の売れ行きは結構厳しいものになるだろう。

動くとするならシャツ、シャツジャケット、カーディガン、長袖Tシャツくらいではないだろうか。

それにしてもトレーナー類というのは、愛好する人は多いが、当方にとってはいつ着たら良いのか結構悩むアイテムである。例えば、冬の冷え込みが厳しい日はトレーナーでは寒い。かと言って、最高気温20度を越えると暑い。実際2023年秋冬はほとんどトレーナーを着ることなく終わった。

まだ、ウールセーターの方が出番が明確である。寒い日はウールセーターに限る。

 

 

例年だと10月20日からは売り場に防寒アウターが投入される。

ところが、10月20日までは高気温が続く予報である。ただ、以前にもご紹介したように、ラニーニャ現象が起きつつあり、これが起きると冬は寒くなる。

11月は関西、西日本では高気温ではなく、平年並みの気温いなると予想されている。関東、東北は高気温予想だが。

関西と西日本で11月の気温推移が平年並みになるなら、秋冬衣料や防寒アウターの動きは活発化しそうである。

 

グダグダと書いてきたが、朝晩の気温が秋らしくなってやっと人心地ついた。そんな話である。

 

 

 

この記事をSNSでシェア

Message

CAPTCHA


南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ