MENU

南充浩 オフィシャルブログ

2016年10月 の記事一覧 : 20件

ユニクロがホールガーメント機を導入することは最適といえる

2016年10月31日 企業研究 0

 ファーストリテイリングと島精機製作所が合弁会社、イノベーションファクトリーを設立したため、業界は騒然としている。 http://www.fashionsnap.com/news/2016-10-27/fastretailing-shimaseiki/ ファーストリテイリングが10月27日、島精機製作所との合弁会社「イノベーションファクトリー」を発足したこと

アパレルは他業種に比べて過剰生産対策への工夫が足りないのではないか

2016年10月27日 考察 0

 洋服の値崩れの原因はさまざまなあるだろうが、過剰供給がその一因である。 過剰供給すれば値崩れを起こすのは洋服も野菜も秋刀魚もミカンも同じである。 洋服だけが特別な存在では決してない。 現在、年間に国内に流通する衣料品は約40億点だとされている。 日本人は全員で毎年30枚以上の洋服を買わないとこれを消化できないということであり、実際これを実行するのは不可能と

ロゴTシャツブームで売上高が伸びたブランド

2016年10月27日 トレンド 0

 閑話休題的な意味も込めて、たまには景気の良い話でも。 今夏は往年の懐かしいブランドのロゴTシャツが売れた。 まあ、いわゆるちょっとしたブームだったといえる。 中でも目に付いたのがチャンピオンとリーだ。 チャンピオンのブランドロゴ入りTシャツなんて、中学・高校の部活の練習着のイメージしかない。 リーのロゴ入りTシャツなんてその昔は珍しい物でもなんでもなく、普

ある程度のセンスは情報や知識の蓄積で身に付けられる

2016年10月26日 トレンド 0

 ファッション業界人が持っていると自任するところの「センス」だが、ある程度の水準なら努力で身に付く。 何度も書いているように、筆者は働き始めるまで、母親がイズミヤかジャスコで買ってきた1900円の服だけで生活していた。 もちろん、美濃屋の「コンバース」とかそういう量販店向けのれっきとしたブランドではない。 なんだか聞いたことのないラベルが付いているよく分から

アパレルも百貨店もGMSも「変化」を拒否すれば必ず淘汰される

2016年10月25日 SNSについて 0

 SNSが普及して5年以上が経過したが、SNS間では格差が生じている。 日本では人気のツイッターだが、アメリカ本国では経営難に陥っており、身売り交渉も決裂している。 逆に「オッサンのゴミみたいな自慢話が多い」として若者に嫌われているフェイスブックは経営的には順調で世界的な使用人口ではツイッターをはるかに凌駕しているようで、このあたりの「個人の好き嫌い」という

無印良品のチェック柄ネルシャツを30%オフで買ったった

2016年10月24日 お買い得品 0

 今日はお気楽に。 関西では10月21日になってから、やっと秋らしい涼しさになった。 10月8日の深夜に台風の影響で大雨が降ってそこからやっと涼しくなったのだが、突如として10月17日の雨上がりから季節外れの高気温となった。 10月20日まで完全に半袖・クロップドパンツという夏服で過ごしていたが、10月21日からやっと半袖Tシャツの上から長袖シャツを羽織るよ

ドンキホーテのアパレル製品は決してバカにできない

2016年10月21日 企業研究 0

 先日、たまたまドンキホーテの決算が報道されていてその内容を見て驚いた。 連結決算で売上高が7596億9200万円もあり、前期比11・1%増である。 店舗数も341店となっている。 ちなみに営業利益は431億8600万円で、前期比10・4%増だ。 かなりの好決算といえる。 筆者はドンキホーテで買い物したことがないし、そもそも年に何度かしか店を覗かない。 正直

服の低価格化だけを許せない業界人のダブルスタンダード

2016年10月19日 ユニクロ 0

 発売してから半月強が過ぎたユニクロUだが、今のところさすがにまだ値引きはない。 見た目のデザインでいえば、やっぱり昨年秋冬の&ルメールの方がカッコイイ商品が多いと思う。 先日、業界の先輩が、ユニクロUのシャツのパターンを大絶賛しておられるのを拝見した。 なるほど、パターンという観点からも評価基準は存在する。 シャツの腋下が非常に特殊なパターンになっており、

自社・自ブランド・自店の強みは何ですか?

2016年10月19日 企業研究 0

 98年のユニクロブーム、08年のファストファッショブームを受けて、自身の長所を見失っているアパレル、ブランドが多い。それが今のアパレル不振の一因ではないか。 ユニクロブームもファストファッションブームも一服感があるが、結局のところ、業界を挙げて価格競争に追随してしまった。 しかし、ユニクロもグローバルファストファッションも数の論理で、低価格・高品質をある程

ユニクロとジーユーの国内売上高を合わせると1兆円近くになる

2016年10月18日 ユニクロ 0

 ファーストリテイリングの8月期連結決算が発表された。 増収大幅減益という結果はすでに報道された。 売上高 1兆7864億円(前期比6・2%増) 営業利益 1272億円(同22・6%減) 当期利益 480億円(同56・3%減) という結果である。 これを受けてメディアは「大幅減益」と報道しており、これは事実だからその通りだが、「ユニクロ苦戦」とか「ユニクロ失

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ