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南充浩 オフィシャルブログ

2016年5月 の記事一覧 : 19件

画像に関することを言葉だけで伝える愚

2016年5月31日 考察 0

 先日、東京テキスタイル・マルシェの会場で、たまたま、出展者とカタログとかポスターの撮影について話した。 ちなみに今回の東京テキスタイル・マルシェは2・5日間で650人強の来場者があった。 すごく良いとは言わないが、まずまずの来場者数だったといえるのではないか。 ついでにいうと、よく「南さんは出展者なんですか?」と尋ねられることがあるが、主催事務局の一員であ

コスト削減だけでは縮小し続けることになる

2016年5月30日 企業研究 0

 経営が悪化した企業はコスト削減を行う。 これは定石だが、削減した後に新たな方策を打ち出さないと、そのまま業績は縮小し続けることになる。 先日、ワールドの2016年3月期の決算が発表された。 利益は大幅に改善されたが、これはブランド閉鎖、店舗閉鎖、首切りを含めたリストラによって生じた利益で、 本体事業が好転したわけではない。 要するに服が売れて業績が回復した

縮小するGMS各社

2016年5月27日 企業研究 0

 GMS(大型スーパー)が本格的に縮小の時代に突入した。 ユニー傘下の「アピタ」「ピアゴ」、閉鎖は東海以外の店舗 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00000080-san-bus_all コンビニエンスストア大手のファミリーマートと流通大手ユニーグループ・ホールディングスが9月に経営統合して発足する「ユニ

アウトドアっぽくない撥水ジャケットに注目

2016年5月26日 お買い得品 0

 さまざまな評価はあるだろうが、個人的には素材の上質感を謳うよりは機能性を謳ったほうが需要が多いのではないかと思う。 今春夏で注目が多いと感じるのは、撥水・防水機能である。 今まで撥水・防水機能というと、ゴアテックスという素材ブランドに代表されるように本格的なアウトドアブランドが多かった。 山などで急な雨に降られたケースを想定して、それをブルゾンなどに使用す

高いモチベーションだけでは繊維関連の工場は維持できない

2016年5月25日 産地 0

 繊維関係では、撚糸・染色・整理加工・織布・編立・縫製などの各工程の工場が存在する。 これらの工場なくしては服は生産できない。 メイドインジャパンだ、日本製だ、クールジャパンだといわれながらも実際のところ国内の各工程の工場は年々減り続けている。 原因は後継者不足、資金難、モチベーションの低下である。 この3つが混然一体となって工場の廃業、倒産を引き起こしてい

バナリパの縮小とオールドネイビーの撤退は何の不思議もない

2016年5月24日 企業研究 0

 先日、オールドネイビーの日本撤退とバナナリパブリックの不採算店閉鎖が発表された。 この2ブランドはGAP傘下のブランドである。 米ギャップが「オールドネイビー」日本の全店閉鎖、「バナナ・リパブリック」も縮小へ http://www.fashionsnap.com/news/2016-05-20/oldnavy-gap-close/ 米ギャップは5月19日、

繊維製品における日本製の強みとは?

2016年5月23日 産地 0

 先日、素材関係のある会社の人と話した。 この会社はすでに海外にも営業所を複数進出させている。 近頃、「メイドインジャパン」「日本製」「クールジャパン」を売り出そうとする機運が強まっている。 国威発揚は基本的には賛成だし、自虐の100倍以上マシだと思っている。 生地、製品での繊維製品における「日本製」の長所・利点というのは何だろうか? それはいまいち曖昧模糊

ブログのアクセス数を増やすコツとは?

2016年5月20日 SNSについて 0

 自社発信のツールとしてブログが有効だとされている。 しかし、その一方で自社発信の役割をきちんと果たせているブログはそう多くない。 もちろん、何も書かないよりは書いたほうが良い。 ネタがなかったら「今日は昼飯にカレーを食いました」でも構わない。 でも「今日は昼飯にカレーを食いました」という一行だけのブログを誰がわざわざ読みたいと思うのか。 書いた人が超有名な

東京テキスタイル・マルシェの概要

2016年5月19日 産地 0

 今日は告知を一つ。 1年ぶりに東京でテキスタイル・マルシェを開催することが決まった。 産地企業による生地の切り売り販売会で、なんだかんだと言って開始してから6年になる。 今回の出店は14社。ラインナップは以下の通りである。 荒井(福井)薄地シルク はらっぱ(福島)会津木綿 福田織物(静岡)特殊織物 林与(滋賀)麻 大江(丹後)厚地シルク、縮緬 万定織物(丹

鈴木イズムは衣料品には通用しなかった

2016年5月18日 企業研究 0

 セブン&アイホールディングスの鈴木敏文会長の退任を巡るお家騒動はさまざまな見方で報道されており、事実関係はほぼ表面に出尽くしたのではないかと思う。 各社の報道も鈴木派と反鈴木派にわかれるように見える。 筆者は直接の面識がなくて思い入れも親近感も一切ないので、一連の報道に対しては「へー」という感想しかないが、記事の切り口としては、日経ビジネスオンラインに掲載

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