知られていないのは存在しないのも同じ
2014年10月16日 未分類 0
先日、tukuroというシャツブランドの受注会を覗いた。
http://permanent-design.com/online-shop/
男性2人で活動を開始したばかりだが、そのうちの1人が実家のある鹿児島で、2年間テーラーに勤務していた。
そこは地元だけではなく全国各地から問い合わせや注文があるそうで、先日は北海道から依頼があったそうだ。
それはなぜかというとホームページが美しくかつ分かり易く作り込まれており、ブログも更新頻度が高い。
インターネット検索で上位に引っかかりやすいから全国から問い合わせがあるというわけである。
一度覗いていただきたい。
で、この話を聞いたときに、やはりホームページやブログは必要だと感じた。
このテーラーに北海道の人が依頼をしたが、彼の近所にだって探せば何軒かテーラーはあったはずである。
しかし、それらのテーラーはブログはもちろんホームページさえないからインターネット検索に引っかからない。
もう一つ。
最近、大阪でジーンズ類のOEM事務所を営む友人のところに、東京の大手アパレルから問い合わせがあった。
ここはブログは開設していないが、ホームページは開設している。
問い合わせの理由はホームページを見たからである。
世の中に製造工場、OEM企業だって数多くあるが、ホームページもブログも開設していないところが多い。
彼らは、実はものすごく腕が良いかもしれないが、インターネット検索に引っかからないから問い合わせようがない。
なんだかんだと言っても、物事を調べる際、とっかかりはインターネット検索なのである。
まず、インターネット検索をしてみて、そのあとにさらにほかの資料を調べるというのが通常の行動形態となっている。
とすると、インターネット検索にひっかかることは、ビジネスへの備えとして必要最低条件ということになる。
さらに進めると、インターネット検索で上位に表示されることはもっと有効な手段といえる。
まさしく、「知られていないのは存在しないのも同じ」なのである。
申し訳ないが、先の鹿児島のテーラーに依頼したお客にとって、地元北海道にあるはずの各テーラーは存在していないのと同じなのである。
ビジネスを展開している限りにおいては、誰しも新規顧客を絶えず求めている。
既存顧客を大事にし、長年付き合うのは重要なことだが、それと並行して新規顧客も絶えず必要である。
新規顧客を獲得するためにかつてなら飛び込み営業とか、飛び込み電話営業なんていうことをしていたが、成約に結び付く可能性は限りなく低い。
突如飛び込んできた見ず知らずの会社に、どうして受注しようと思うのか。
大概が門前払いだろうし、話を聞くことはあっても即決することはあまりない。
しかし、ホームページを開設し、ブログの更新頻度を高めれば向こうから問い合わせが来る。
飛び込み営業を行うよりも効率的だし確実である。
新規顧客を求めている繊維製造業や職人はどうしてホームページやブログを開設しないのか不思議でならない。
開設しない理由はさまざまあるのは承知しているが一念発起して取り組むべきだろう。
また別の機会にブログを毎日書く方法でもアップしてみる。