カラー対応商品が少ないのでは?
2013年4月24日 未分類 0
ライトオンとジーンズメイトの4月度売上速報が発表された。
数字から見る限りほぼ、昨年と同じような売れ行きだったといえる。
ジーンズメイトは既存店売上高が昨年並みだが、全店売上高は前年比6・6%減少しているので、新店が思うように売れなかったと判断できる。
ライトオンは
既存店売上高が前年比0・7%増
既存店客数が同0・3%増
既存店客単価が同0・4%増
ジーンズメイトは
既存店売上高が前年比1・6%減
既存店客数が同2・1%減
既存店客単価が同0・5%増
だった。
両社ともリネン素材のシャツ、羽織物は好調に推移したというが、全体的には伸び悩んだという。
さて、店頭を見る限り、これと言って目新しい物はない。
明るい色彩のカラーパンツ類が他社では好調だと耳にするが、それほど入荷量があるようには見えない。
色が溢れているユニクロやその他SPAとはだいぶ見た感じが異なる。
一般的に派手な色彩のパンツは、一旦残ると売り切りにくいとの認識があるため、入荷量を抑えたのではないかと推測する。
しかし、色彩の変化というのはもっとも目立つため、店頭の雰囲気を変えるには一番手軽でもある。
各社が色を打ち出す中でジーンズチェーン店が地味に見える危険性は十分にある。
もしかするとそれなりの入荷量はあるのかもしれないが、ジーンズやベーシックなチノパンなどの商品量が多すぎるため、カラーパンツ類が目立っていないのかもしれない。
一つ残念に思うのが、ライトオンがこの2,3年メンズで展開していた「世界のカーゴパンツ企画」を今春はなくしてしまったことである。
店頭を見た印象ではベーシック路線に回帰しているようなのだが、そうなると、またベーシック低価格SPAとの値段競争にさらされやすくなるのではないかと思う。
もちろん、見た目が変わった商品をむやみにやれば良いというものではない。
ベーシックでも価値を感じさせられる商品をそろえるという手もある。
その場合、必要となるのは常に自店・自社の価値を消費者に伝え続けることになる。
従来型のジーンズチェーン店はそこが圧倒的に欠けていたと感じる。
以前の轍を踏むことは避けてもらいたいと願っている。