MENU

南充浩 オフィシャルブログ

ジーユーの値下げ品のコスパの高さが凄まじい件

2019年7月29日 お買い得品 0

7月下旬の梅雨明けまでは関西も例年になく涼しく、非常に助かっていたが、梅雨明けから本格的に暑くなってきた。また嫌な季節がやってきた。

とはいえ、昨年の長期間の猛暑に比べるとはるかにマシであることは間違いないのだが。

 

当方は本当に暑がりで汗っかきで、恐らく普通の人の1・5倍くらいの汗をかくのではないかと思うが、汗の季節になるといつも思うのは、「真夏に高い服を着るのはもったいないな」ということである。

いわゆる上質素材を使った高額衣料を着たところで、汗でズクズクになってしまうし、そのために着るたびに洗濯しなくてはならない。

洗濯をすれば服は傷む。おまけに白い服はどんなに丁寧に洗濯していてもいつかは皮脂で黄ばんでくる。

当方とて一応は衣料品業界にいるのだから、洗濯にはかなり気を使っている。

ダイソーで100円で買ってきた洗濯ネットに入れて洗濯機で回しているし、白い服が黄ばんできたら、60度くらいに熱したお湯に漬け、そこにカラー漂白剤を入れて30分ほど置いてから、洗濯機に入れている。それでも一旦は少し黄ばみはマシになるが、すぐにまた黄ばんでしまう。

 

若い頃は今ほど安い服がなかったから、一応は上質とされている服も買ってみた。もちろんバーゲンでだが今に比べると値引き後の値段も高かった。

「高い服を着れば持ちが違う、着心地が違う」とよく言われたが、汗だくの真夏に着るとそんな着心地の良さなんて一度も体感したことがない。

クールマックスを始めとする合繊機能素材を使った服の方がよほど着心地が良いというのが、当方の感想である。

持ちだってそんなに安い服とは変わらないし、汗や洗濯で傷む速度もそれほど変わらない。

 

だから当方は夏服に高い金を払うのが馬鹿らしいと思っている。

 

そんな当方が今年の夏、注目しているのがジーユーの値引きセール品である。

 

スタート当初のジーユーに取材で行ったことがあったが、商品内容はひどかった。ユニクロの廉価版という触れ込みだったが、常日頃から値下げしているユニクロの廉価版がどうして必要なのかさっぱりわからなかった。おまけに素材や縫製仕様はユニクロよりも悪かった。

だったらこんな粗悪品を買う必要もなく、ユニクロの商品が値下がりしたときに買うべきだというのが当時の当方の結論である。

 

話は横に逸れるが、この発想が日本市場で受け入れられなかったのがオールドネイビーではないかと思う。

GAPの廉価版ということだが、GAPなんて定価設定がいい加減で、常に定価の3分の1ほどに値下がりをする。わざわざ粗悪な廉価版を定価で買う必要なんてさらさらなくて、GAPが値下がりしたときに買えば済む話である。どうして衣料品業界人がこの理屈を理解しないのかが理解できない。

 

さて、そんなジーユーだったが、今のトレンド路線に転換してから9年が過ぎようとしている。この転換は大正解だったといえる。

当初はやっぱりチープ感漂うトレンド品だったが、年を追うごとに、商品のクオリティは上がっている。さらに恐ろしいのが、見切り時にはその商品が驚くほどの安さになってしまうことである。

そんなわけで6月下旬から当方が一番買い物をしている店はジーユーではないかと思う。もちろんセール品ばかりである。

今回は当方が7月に買ったジーユー商品の中で、店頭には残り少なくなっているが驚くほどの低価格に値下がりしているお得商品を紹介しようと思う。(前置き長いわ)

 

まず、一つ目はワイドボーダービッグシルエットTシャツである。

 

 

夏のTシャツは無地かグラフィックプリントかボーダー柄くらいしかない。当方はボーダー柄が好きなので家には30枚くらいボーダー柄があるが、それでも買ってしまった。

注目すべき点は、すごく目の詰まった天竺素材で、ジーユーには似つかわしくない分厚い生地である。店頭投入は結構前で、当方の記憶だと4月ごろにはすでに並んでいた。(間違ってたらごめん)

定価は1490円と、ジーユーのTシャツとしては結構高い部類である。まあ、生地が分厚いからだろうなと思っているが、生地の解説については、変態カットソーオタクの山本晴邦氏にお任せしたいと思う。ヨロシクね。

で、この商品はなかなか値下がりしなかった。せいぜいが4日間期間限定の990円である。

それがやっと6月中頃に990円に値下がりした。喜んで紺×白を買った。そのあと、7月上旬にもグレー×白を買った。そうすると翌日に590円に値下がりしてしまった。なんてこった。400円も高値を掴んでしまった。400円あれば、ミニプラのキシリューオーが1個買えておつりがくる。

で、そこからさらに値下がりし今は390円になっている。

さすがに店頭在庫もオンライン在庫も残り少なくなっているが、この390円は破格値といえ、異様にコスパが高い。もし興味のある人がいたら、買っておくことをお勧めする。

 

2つ目はミニメッセンジャーバッグである。

定価は1490円くらいだが、390円に値下がりしている。店頭にはほとんどなくなっているが、もしあるなら買っても損はない。素材はなんとコーデュラナイロンだから、摩擦に強い。

このミニメッセンジャーバッグの売れ残りは心斎橋オーパ店でしか見たことがないので、他店では多分売り切れたのだろうと思うが、他店には似たような商品で迷彩柄のサコッシュが値下がりしている。これも390円なので買っておいて損はないだろう。

 

3つ目は綿麻混のストライプ柄半袖シャツである。

定価は1490円だったのではないかと思うが、なかなか値下がりせず、990円で下げ止まっていた。それが先日590円に値下がりした。

綿48%・麻52%の組成の平織り生地である。

ブルー×白は人気でほとんどの店頭で残り少なくなっているが、これも買っておいて損はない。ほかの色ならまだ少し在庫が残っている。

最近当方は麻100%生地に魅力を感じなくなっている。

なぜなら、使用される麻の糸番手にもよるが、麻100%だと表面がザラザラする・洗濯をするとシワシワになる・洗濯を繰り返すと色落ちしやすい、などの欠点がある。

綿混にするとこの欠点が幾分か解消される。

綿100%の洗いざらしのシャツというのは適度なシワ感があって、カジュアル感があるが、多くの麻100%シャツは過度なシワ感ができてしまって、カジュアル感どころか、見すぼらしくなってしまう。

そんなわけでこの生地は適度にソフトだし、洗濯後も過度にシワにならないので、590円なら買って損はない。

 

4つ目は以前も書いたベルトである。

ジーユーの値下がりしたベルトがお買い得

先日、またベルトを買った。今度は牛側の白いメッシュ編みベルトである。

これも590円に値下がりしていた。

何度か着用しているが別に何の問題もない。

 

数百円の服というと在庫処分店(バッタ屋)が思い浮かぶが、ジーユーの処分値はバッタ屋に匹敵する、もしくはバッタ屋を下回ると感じる。

 

この値段まで下げられたら、通常のブランドは太刀打ちできない。

ジーユーは若者向けのトレンド品なので、中には「あれ?」と思う商品も少なくないが、探せばかなりのお買い得品がある。

また最近のビッグシルエットブームでサイズ感が大きくなっており、当方ですらジーユーのMサイズが着用できるようになっているから、中高年の利用が増えるのではないかと思う。

600円くらいでこの商品が買えるのだから、ジーユーのコスパの高さはすさまじいと感じる。

 

 

Amazonで440円に値下がりしたアロハシャツをどうぞ~

この記事をSNSでシェア

Message

CAPTCHA


南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ