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南充浩 オフィシャルブログ

細部ディティールと付属品でコストを下げるウルトラライトダウン

2012年1月16日 未分類 0

 今月発売するモノ批評系雑誌「MONOQLO」(晋遊舎発行)でユニクロ、ジーユー、無印良品、モンベルの軽量ダウンジャケットを比較検討させてもらった。
その結果は発売後の誌面を見ていただきたい。

比較検討のためとはいえ、4枚の不良品でもないダウンジャケットを切り裂くのはなかなか心が痛んだ。
クウウウゥー(>_<) その中で、今回はちょっと気付いたことをまとめたい。 ユニクロのウルトラライトダウンジャケット(定価5990円)についてだが、
全体のナイロン素材も、内蔵されるダウンボールもそこそこに品質が高い。
もちろん最上級ではない。
おそらく、ナイロン素材とダウンボールの品質が高いということは、それなりに原価も高いということになる。
そのため、他の部分でコストダウンを図っており、定価5990円に抑えていることを改めて感じた。

まず、ブランドロゴネームとサイズネームがなく、プリントしてある。
無印良品は元からブランドロゴネームが無く、サイズネームのみなのだが、低価格のカットソー類はコスト削減の目的からプリントしてある場合が多い。しかし、比較的価格が高い(6980円)ダウンジャケットには、サイズネームが縫い付けてある。おそらくコストが吸収できると考えたのだろう。
ここがユニクロと無印良品の大きな違いだと思う。

襟ネームとサイズネームはプリント

 

次に、ファスナーの取っ手にリボンテープやヒモなどが付いていない。
取っ手部分が幅広いので指でつまんでジップアップするのには支障がない。

3番目に、襟もとに縫い返したファスナーカバーがない。
モンベルや無印良品にはあるから、これも工程の1手間を減らすことによってコストダウンを図ったと考えられる。

ヒモがないファスナー

高品質素材を使って細部ディティールと付属品でコストを下げるというユニクロの考え方が如実に表れている商品だと思う。
個人的には5990円はかなりコストパフォーマンスに優れた商品だと感じる。
とくに期間限定で3990円に下がったときには必買であろう。

現在は真冬であるから、ウルトラライトダウンの上にもう1枚ジャケット類を羽織ることをお薦めしたい。

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