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南充浩 オフィシャルブログ

腰ゴムなしのボクサーブリーフ「ゼロシーム」を着用した感想

2018年9月18日 商品比較 0

さて。この9月18日分をNOTEからこちらに移せば、ブログが書けなかった期間のものをすべて移したことになる。
衣料品の新製品なんて追随が比較的容易だから、新商品発売効果はそんなに 長くは続かないが、それでも今秋から久しぶりに「画期的」と感じられる新商品が発売された。
以前に紹介した腰ゴムなしのボクサーブリーフである。レディースではグンゼのキレイラボなどの商品が発売されていたが、メンズに腰ゴムなしのボクサーブリーフが登場するのは今秋物からである。
当方が知っているのは1つがグンゼ、もう1つがカイタックファミリーで、その他は今のところはしらない。もし、他のブランドであれば、お知らせいただきたい。
今回はカイタックファミリーの腰ゴムなしボクサーブリーフ「ゼロシーム」のサンプルをいただいたのでレビューしてみたい。グンゼ「エアーズ」との共通項は「腰ゴムなし」と太もも、ウエスト部分の「切りっぱなし」である。異なる点は、ナイロン主体の素材組成と、接着による無縫製である。
 

 
素材組成はナイロン75%・ポリウレタン25%で、グンゼはレーヨン90%だった。当然手触りとか触感は少し異なる。カイタックファミリー「ゼロシーム」はナイロンなのでツルっとした触感が強い。一方、グンゼの「エアーズ」はレーヨン独特のしっとり感がある。どちらも光沢感はある。どちらが良いかは好み次第だろう。
 
スポーツユニフォームなんかを着慣れている人はゼロシームでも気にならないだろうし、天然繊維っぽい肌触りが好きな人はエアーズの方を好むのではないかと思う。
 
いただいたサンプルはワインレッドというか赤紫というか、とにかく渋い色である。「こんな色でも大丈夫ですか?」と心配されたが、当方は親父と二人暮らしなので誰に見せるわけでもない。ましてやカネのない初老のジジイだから恋人がいるはずもない。自宅で親父が見ることがあるくらいで、それ以外に他人様の目に触れる機会はゼロだ。ゼロシームだけに。
 
ついでにいうと、グンゼのエアーズもいただいたのは朱赤だったので、よほど赤系の色に縁があるらしい。
 
この「ゼロシーム」は本当に「縫い目」がない。一体成型かというとそうではない。3か所を接着している。一つは片側の脇、後の二つは股下部分である。これはナイロンという石油系合繊素材主体ならではの加工法といえる。
 
 


(赤い印のところが接着面)
 
グンゼのエアーズは前部分を縫製している。縫製してあるからどうこうは別に何も気にならないが、ゼロシームは文字通りに、縫い目に関してはゼロである。
さて、一度洗濯してから着用してみた。感想をいうと、穿いている感じは極めてラクだ。カイタックファミリーの担当者は、「酔っぱらってトイレに行こうとしたときに、穿いているのを忘れて、穿いたままでしそうになった」と言っておられたが、それは大げさではなく、その通りだと感じた。
腰ゴムがないので、腰部分の締め付けはまったくない。これはグンゼのエアーズも共通している。
グンゼのエアーズは、尻と太もも部分にフィット感があり、着用している感があったが、ゼロシームはそれがない。
これは好みが別れる部分だろうと思う。「しっかり穿いている」感が欲しい人はエアーズだろうし、「穿いてない」感が欲しい人はゼロシームだろうと思う。
 
風呂上りにパンツ一枚で扇風機にあたって涼んでいると、エアーズはガッチリとフィットしているが、ゼロシームはちょっと緩い感じがした。ズレ落ちてしまったとかそういうことはないが、設計上の特性だろうと思う。もちろんズボンを穿けば、その緩さはあまり感じない。
 
設計思想は両方ともほぼ同じだと感じるが、素材組成の違いと構造上の違いで少し着用感には差がある。どちらを選ぶのかは個人の好みではないかと思う。お勧めは両方を1枚ずつ買ってみて穿き比べてから、1週間分を買うことである。
 
どちらを選ぶにせよ、汗だくになる真夏に腰ゴムが濡れたまま不快に過ごすことと、濡れた腰ゴムでかぶれることからは解放される。また腰痛持ちの人はコルセットが巻きやすくなる。ぎっくり腰を多発している江島さんにはもってこいの肌着だと思う。
エアーズはすでに8月から先行販売しており、インターネット通販、量販店売り場で品薄の状態が続いている。ゼロシームは9月14日現在、まだ売り場には登場しておらず、9月下旬から売り場とインターネット通販に登場する。インターネット通販は楽天市場内にある、カイタックファミリーの専用サイト「パジャマファミリー」に並ぶ。
 
ご興味のある方は、両商品を一度試してみてもらいたい。
まあ、でも、2年後か3年後にはユニクロ当たりがドカっと追随商品を出すんだろうなあ。エアリズムナンタラとか名前付けて。グンゼにもカイタックファミリーにも「ユニクロは我々の後追い企画をしている」と堂々と主張できるように、それまでに知名度をできるだけ高めておくことをお勧めする。がんばってもらいたい。
 

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