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南充浩 オフィシャルブログ

大コケした昨年11月をさらに下回ったユニクロの今11月売上速報

2011年12月5日 未分類 0

 もう、報道でご存知の方々も多いと思うが、ユニクロの11月既存店売上高がわずかではあるが前年割れとなった。ユニクロを含めて各社の11月度売上速報を見たい。

ユニクロは
既存店売上高が前年比1.0%減
既存店客数が同9.0%減
既存店客単価が同8.8%増

マックハウスは
既存店売上高が前年比1.2%増
既存店客数が同8.3%減
既存店客単価が同10.3%増

ポイントは
既存店売上高が前年比3.0%減
既存店客数が同5.8%減
既存店客単価が同3.0%増

ハニーズは
既存店売上高が前年比2.8%増
既存店客数が同6.5%増
既存店客単価が同3.5%減

となった。

11月はセールも関係がない、通常販売の月なので各社ともそれぞれの商況となっている。
注目したいのは、ハニーズである。かつての不調が底打ちして、明らかに上昇基調である。
とくに既存店客数が前年増となっているのはハニーズだけだ。
売上高が前年維持していても客数が減っていると、客離れが起こっているということなので注意が必要と言われる。逆にハニーズは客数が上昇しており、回復傾向が鮮明だ。

次に注目したいのはマックハウス。
こちらは客数こそへらしているが、客単価が10%伸びている。
そのため、売上高も前年微増となっており、先月から続けて底打ち感が出てきた。
かつての主力アイテムであったジーンズはダウントレンドで不調かもしれないが、レディースの自主企画ジーンズ「魔法の美脚」が好調だったという。
これはおそらく、ジーンズ定着率が根強いミセス層が支持したものと思われる。
一方、同社の発表によると、トップス重視の施策が功を奏したともいう。
ジーンズ専門店はこれまで、ジーンズという単品ボトムスアイテムのみに注力しがちだったが、ようやくそのスタイルから抜け出せてきたというところである。

一方、ユニクロだが、通常なら1.0%程度の前年割れは大したことがないと思う。
しかしながら、実は昨年の11月というのは、ユニクロの既存店売上高が14.5%減と大コケした月だった。
昨年の14.5%減から、さらに1.0%減となっているため、国内販売の頭打ちはいよいよ本物となってきたようだ。

さらに言うなら、客数減も気にかかる。
大コケした昨年11月は7.0%減だったが、今年11月はそこからさらに9.0%減である。

これは消費者のユニクロ離れが顕在化しつつあるといえるのではないだろうか。

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