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南充浩 オフィシャルブログ

客数の低下が危機的状況

2011年5月24日 未分類 0

 ライトオンとジーンズメイトの5月度売上速報が発表された。
これまで、ほとんど同じような減少率だった2社だが、今月はくっきりと明暗が分かれた。
ライトオンは前年微減と底打ちの兆しが強まっているが、
ジーンズメイトは前年20%減と厳しいままである。
ちなみにこの2社の5月度売上速報は4月21日から5月20日までとなっている。

ライトオンの5月度売上は
既存店売上が前年比1・2%減
既存店客数が同11・4%減
既存店客単価が同11・2%増

ジーンズメイトの5月度売上は
既存店売上が前年比19・8%減
既存店客数が同32・7%減
既存店客単価が同19・2%増

しまむらの5月度売上は
既存店売上が前年比2・2%減

同じくグループ店のアベイル5月度は
既存店売上が前年比2・0%減
であり、
こちらもは前年微減と比較的堅調である。

とくにジーンズメイトの客数の大幅な減少は危機的状況にあると考えられる。
ライトオンの客数も11%低下しているのもあまり良い傾向ではないが、
ジーンズメイトの32%減に比べると、まだマシである。

蛇足であるが、ここで発表されている「客数」は「買い上げ客数」であり、
「入店客数」ではない。

「客数」が低下するということは「買い上げ客数」が減少していることであり、
それだけ店舗に魅力がない、または商品に魅力がないということである。
そのため、客数の低下は「良くない兆候」と言える。

買い上げ客数が32%も低下するということは、消費者が急速に離れているということであり、
既存店に何らかのテコ入れをしないと壊滅してしまう可能性が非常に高い。
ジーンズメイトはメンズカジュアルショップ「PLAINN」、レディースカジュアルショップ「ブルーベルマーケット」と
2つの新業態を立ち上げているが、96店舗ある「ジーンズメイト」本体に何らかの処置を施さないと、
手遅れになるのではないだろうか?
新業態開発よりも「ジーンズメイト」本体のリニューアルが緊急の課題だと思われる。

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