真実にダサいのはセレクトショップスタッフ
2011年4月18日 未分類 0
3月29日のブログで、某有名セレクトショップが自社発注した商品を福島の縫製工場から引き取らなかったという件を書いた。
http://blog.livedoor.jp/minamimitsu00/archives/2482667.html
このセレクトショップから直接「引き取らなかった」と聞いた業者もいる。
ここまでくると「やはり事実か」と暗澹たる気持ちになり、怒りを禁じえない。
先日も書いたようにこのセレクトショップは自社ホームページでは震災支援を訴え、四月上旬にはチャリティーセールも開催していた。しかし、これはまったくの中途半端な偽善であり、消費者向けの程度の低い販促パフォーマンスに過ぎない。
このセレクトショップが本気で被災地を支援するつもりがあるなら、自社の下請け工場を先に支援すべきであり、それと並行して被災地支援チャリティーセールを行えば良いのである。
よほどの被爆中心地でない限り、衣服は選択すれば放射性物質は落ちると言われており、このセレクトショップはなぜその程度の努力さえ怠るのか理解に苦しむ。
被災して仕事がなく苦しんでいる縫製工場を無残に切り捨てて、どの口で「被災者支援チャリティー」を呼びかけるのか。まったく口先だけのペラペラで軽薄な行動である。
もともと、自分はセレクトショップスタッフの薄っぺらさが大嫌いだったが、より一層嫌いになった。これならユニクロの方が一億倍も企業としてマシである。
ユニクロの販促パフォーマンスもあまり好きではないが、被災地に寄付を行い、障害者を雇用し、バングラディシュの雇用改善にも乗り出している。
セレクトショップスタッフはユニクロを「ダサい」と馬鹿にするが、真実にダサいのは軽薄なセレクトショップスタッフである。
ちなみにこの業者によると、別の大手セレクトショップも福島工場の商品を引き取らなかったという。こんな所業を野放しにしているセレクトショップ経営者はクズの集まりである。