生地の性能が洋服の性能に直結しない場合もあるという話
2025年9月16日 考察 0
皆さんこんにちは!
USです。
残暑厳しい9月、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
まだまだ暑い日が続いているので絶賛半袖生活が続いていることと思いますが、最近シャギーニットを町でよく見かけることがあり、ベストや半袖のシャギーニットの製品を着用されている女性をお見掛けします。オシャレは我慢と言いますがこの暑い中でシャギーニットを着用するのはすごいな~、と感心します。夏用のアイテムに使用されているシャギーニットの保温性は調べたことがないのでわからないですが、夏に着用できるということは甘めのゲージで編まれた薄い生地を採用しており、見た目ほど暑くない?(いや、暑いと思うけど)と予想されます。
さて、シャギーニットはさておき、洋服はほとんどが生地で構成されており、生地の性能で洋服の性能も決まる、と言って過言ではありません。
ハイスペックな物を作ろうとするとき、まず多くの場合は高スペックな生地をさがすところから始めると思います。
例えば、・耐水度●mm・透湿度●g・耐洗濯●回・接触冷感・抗菌防臭・消臭性・紫外線遮蔽などなど様々な機能があります。
前述の通り、洋服はほとんどが生地で構成されているので、生地の性能で洋服の性能も決まりますが、その性能を発揮するために素材が適正に使用されているかも確認しないといけません。
例えば、雨具などに多い「耐水度」ですが、ミシンの縫い目が洋服に露出していると、縫い糸や、縫製の際にできるミシンの穴から水が浸入してしまうのでせっかく耐水度が高い生地を選んでも全く意味がなさないことになってしまいます。
ですから、雨具の出来としては生地のスペックを比較することはもちろんですが、縫製の仕様についても比較が必要です。
仮に、耐水度1万mmの生地で縫製に止水テープなどが施されており、水の侵入を防ぐ仕様になっている雨具と、耐水度2万㎜の生地を使用しているものの普通に縫製している雨具があった場合、単純に生地の比較だけで雨具の性能を比較することが難しくなります。このような例は極端な例なので昨今販売されている製品の中にはそこまでずさんな物は少なくなっていると思いますが注意が必要です。
他にも接触冷感の生地を使用しているにも関わらず、その生地が全く肌に触れないようではせっかく接触冷感の生地が使用されているのに意味が全くないです。
このような生地の性能を発揮するための縫製や仕様については、一般消費者が判断するのが難しいのが実状です。
記載されている生地の性能が判断基準の全てになってしまい、縫製や仕様などを考慮することは非常に困難だと思います。
インターネット通販では、どこの国のメーカーかわからない物が安価で販売されているケースがあります。価格面だけでそのような製品を選択するのも悪くはないですが、縫製や仕様に欠陥がある場合もあります。安心安全を第一に考えるなら、そのような製品を購入するよりも、信頼のおけるメーカー品を購入した方が失敗やリスクが低減されると思います。
以上USでした!