
11月下旬まで高温傾向という最新の1か月予報
2024年10月30日 天候・気候 0
10月も終わろうとしているが、大阪は概して暑い。
天気予報の気温を見ていると東京も概して暑い。
日曜日はまた夏日で暑くて冷房を点けてしまった。10月27日で冷房を点けるほどである。
日曜日の夜に雨が降って月曜日は曇りで最高気温が22度くらいでかなり涼しく、昨日の10月29日は午前中から雨が降り始めて、月曜日よりも最高気温が低く大阪は19度だった。
月曜日、火曜日は久しぶりに「涼しい」と感じた二日間で、特に火曜日は10数分間歩いても久しぶりに汗をかかなかった。恐らく半年以上ぶりのことだろう。
ただ、長期予報によると水曜日からまた気温が上がり、25度の夏日が続いて11月2日が最後となっている。11月3日から涼しくなると予報されている。
そのため、昨日もいつもと変わらず半袖で外出したわけである。正確に言うと、綿100%Tシャツの上から半袖シャツを羽織ってだから、真夏の吸水速乾半袖Tシャツ姿とは異なるわけである。
さすがの当方ですらヒンヤリすると感じたが、どうせ涼しいのはその日限りなので長袖をわざわざ引っ張り出すのもめんどくさい。それに当方にとって最高気温18度とか19度というのは、強めの冷房に当たっているのと同じなので極めて心地よい。
そんな感じで雨降る大阪市内を歩いていると、驚いたことにダウンジャケット姿の人が結構存在する。あまりにも驚いてしまった。ダウンベストくらいならまだ分からないではないが、ウルトラライトダウンジャケットや中には明らかに真冬用の中肉のダウンジャケット(中綿入りかもしれない)を着ている人さえ少なくない。いくらヒヤっとするとはいえ、暑くないのだろうか?と心配になった。最高気温19度でそれを着るなら最高気温が10度を下回る真冬には一体何を着るつもりなのだろうか?
寒暖の感じ方は個人差があるとはいえ、それにしても極端な人が多いのではないか。これまでの高気温に身体が慣れていて急に気温が下がったから数字以上に寒さを感じたのだろうか。
さて、10月24日に気象庁から1か月予報(10月26~11月25日)が発表された。これによるとこの1か月間(要するに11月下旬まで)は高温多雨傾向だとのことである。
この動画を観ていただければわかるのだが、特に1週目の高温が顕著だそうで、それ以降は気温が平年並みに下がるようだ。ただ、平均すると全体的には高めという数値になってしまうとのことだ。
以前にも書いたように、平均というのは飛びぬけて高い数値と低い数値に引っ張られるものであるから、例えば、花巻東高校のOBの平均年俸は大谷翔平選手が一人いるだけで何億円という高さになってしまう。
当方がいる大阪を拠点に11月の気温推移を見てみると、今日の時点で11月15日まで予報が発表されている。ちなみにこの予報はしょっちゅう変わるのであくまでも現時点での目安でしかない。
11月15日までの現時点での大阪の予報によると、
10月31日と11月1日の最高気温25度、11月2日の最高気温は26度となっている。
11月3日から気温が下がるが、3日は24度、4日は23度と気温は高めである。
その後、5日~9日は比較的気温が低めで18~21度で推移するが、10日以降はずっと最高気温22度が続く。最低気温も15度くらいが多くさほど寒くない。最低気温が低いのは5日~9日で10~12度の推移である。
この最高気温と最低気温の推移から考えると、昨日に多数見かけたようなガッツリとした防寒着を着る必要は本来はない。女性だと5日~9日の期間は朝晩は薄手ダウンジャケットくらいは欲しくなるかもしれないが、我々オッサンは必要ないだろう。
10日以降は最高気温22度だから、昼間にダウンジャケットを着ていれば汗が止まらない。昼間は長袖シャツ1枚かその上に薄手のジャケットを羽織れば十分だろう。当方なら半袖Tシャツ1枚でも平気である。
ざっくり、このように見ると当初予想されていた「11月の突然の冷え込み」というものは11月15日までは訪れないということがわかる。
5日~9日は昼間でもヒンヤリ感があると思われるが、それ以降はまた10数分間歩くと汗ばむ陽気になるというわけで、本格的な防寒着は売れにくいだろうと考えられる。
当方は間違いなくこの程度の気温では防寒着は買わない。よほどの値下げされた掘り出し物があれば別だが。
何なら今予想されている11月の気温というのは、20年前くらいなら10月の大阪の気温推移である。10月にそんな厚手のダウンジャケットを着ていた人なんて当時はいなかった。
さて、このまま11月15日以降も最高気温20度レベルで推移すると防寒アウターは本格的には動かないだろう。アウターだけじゃなくて厚手のセーター類や裏起毛スエット、フリースなども動きにくいだろう。
ただ、現在の長期予報では12月、1月はやや高めから平年並みという予報になっているので、12月のどこかで突然に寒波が来て気温が低くなって推移する可能性がある。
急に寒波が来て気温が低下するというのは、異常高温に11月頭まで身体が慣れた人々にとってはけっこうつらいのではないか。
それにしても今年ほど暑さが長引く10月は初めてである。これまでは遅くとも10月20日ごろには涼しくなっていた。昨年は10月中頃に涼しくなったが、下旬から夏日がぶり返して11月5日ごろまで続いた。
10月には涼しくなって秋物衣料を着るなんていう生活はすっかり過去のものとなってもう二度と訪れないかもしれない。そんなわけで当方は11月2日まで半袖生活を継続する。