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南充浩 オフィシャルブログ

グンゼとワコールの相違点を考えてみた

2023年11月16日 企業研究 2

繊維ニュースに以下のようなまとめ記事が掲載されていたのでご紹介したい。 大手インナー・レッグウエアメーカー 4~9月期明暗分かれる | THE SEN-I-NEWS 日刊繊維総合紙 繊維ニュース 大手インナー・レッグウエアメーカーの2023年4~9月期連結業績は明暗が分かれる形になった。グンゼが営業増益を確保し、アツギも赤字幅が縮小した一方で、最大手のワコー

大手紡績が消費者に役立つ素材開発の姿勢へシフトしている

2023年9月21日 素材 1

糸でも生地でもメーカーの展示会や工場にお邪魔すると、知らない事だらけで勉強させてもらうことばかりである。 ただ、ともすると「技術論」に終始することがあり、それはそれで勉強になり興味深いのだが、製品化を担当するブランドやひいては消費者には伝わりにくいというきらいがある。 もちろん、その「技術論」に終始する姿勢こそが物作りを支えている長所であることは間違いないが

手持ちのブランド品よりもガチ作業用ブルゾンを愛用した人の話

2021年12月21日 商品比較 3

さて、今回は前回の続きである。 30数年前~15年くらい前までの洋服の高品質さ – 南充浩 オフィシャルブログ (minamimitsuhiro.info)   今月、来月の2回に分けて亡父の衣料品を廃棄した(する)。 要らない服は捨てるに限る。裕福だった母方の祖父が32年前に亡くなったときには、ブランド物や貴石付きのカフスボタンやネクタイピンが多

一皮むけた展示を見せたクラボウ秋冬素材展

2015年3月6日 展示会レポート 0

 先日、クラボウのテキスタイルファッション課の2015秋冬展示会にお邪魔した。 カジュアルアイテム向けの素材展である。それにしてもクラボウの素材展を覗くのは久しぶりだ。 何でも今回から展示方法を一新したという。 さっそく会場に入ってみると、たしかに展示方法が通常の素材メーカーの展示会とは異なる。 それが一目でわかった。 製品のサンプルがメインで展示されている

国産デニム生地を伝統工芸品にしないために

2014年11月18日 未分類 1

 今日はWWDの日本製デニム生地に関する記事が割合に面白かったのでご紹介したい。 http://www.wwdjapan.com/focus/column/denim/2014-11-17/2493 ここではこれまでの国産デニム生地生産大手だったカイハラ、日清紡、クラボウの現状と、最近のデニム生地の潮流が書かれているが、何となく尻切れトンボで終わっている感が

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