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南充浩 オフィシャルブログ

2018年2月 の記事一覧 : 19件

ウェブに無理解な「アホな指示」に失笑を禁じ得なかった話

2018年2月28日 ネット通販 0

アパレル業界は本当にロジカルに考えられない人が多い。 とくに昔ながらのやり方で育ち、独学で個店や小規模ブランドを運営している人にそういうタイプをたびたび見かける。 先日、ある高額洋服店でのやり取りをそれとなく聞いていたら、アホな指示ばかりで失笑を禁じ得なかった。 ほぼ個店といえる小規模な店なのだが、まるで的外れな指示を出していた。例えば、   1、

手持ちのスニーカーでの「疲れにくいランキング」ベスト5

2018年2月27日 お買い得品 0

先日、無印良品で値下がりしていたメッシュスニーカーを買った。 実は黒いスニーカーを持っていなかったので、黒を買ってみた。 定価5990円が2000円(税込み)に値下がりしており、実に4000円引きである。 あと、ライトグレーと紺があった。 疲れにくいかどうかを早速、立ち仕事で試してみた。 立ち仕事は、もちろん、在庫処分店ラック・ドゥの店頭業務でだ。 6時間以

マニア向け商品をマス層に売ろうとするのは愚の骨頂

2018年2月26日 考察 0

先日のダイヤモンドオンラインの森岡毅さんのインタビューが面白かったので、早速、Amazonで「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」(角川文庫)を買って読んでみた。 それほど分厚い本ではないが、テーマパークのみならずさまざまな業種に参考となる事例が書いてあった。 もちろんアパレル業界にもだ。 それを一度に書くと異様な長文になって読みにくいだ

ストライプデパートメントの事業計画が控えめであることは正しい

2018年2月23日 ネット通販 0

ストライプインターナショナルとソフトバンクが提携し、合弁会社ストライプデパートメントを設立し、ECモールを開設した。 これに対して様々な意見があるが、個人的にはピンと来ない。 いつも眉唾で見ている経済系インフルエンサーやスタートアップ界隈も賛否両論に分かれている。 期待している人たちには申し訳ないが、彼らの目論見ほどは広がらないのではないかと見ている。 「日

スポーツ向け素材を使用した機能性スーツはメンズスーツの主流になる

2018年2月22日 お買い得品 1

ファッション初心者で顔も体型も残念な人がいたら、男性なら間違いなくスーツを着ることをお勧めする。 世のビジネスマンを見てもわかるようにスーツがめちゃくちゃ似合ってないオッサンはいない。 どんなにブサだろうとデブだろうとスーツを着ていれば「ひどくダサく」は見えない。 これがネルシャツだとかトレーナーだとかパーカだとか純カジュアル服を着るともうだめだ。 すごくか

Lineは嫌いだけど、販促の手段としてのLine@は有効だと思う

2018年2月21日 SNSについて 0

もう5年くらい前のことになるだろうか。 ある小規模ブランドが大丸心斎橋店北館でポップアップショップを開催することになった際、雑談をしていたら、「大丸とのやり取りは電話やEメールじゃなくてLineなんです」と教えられて、驚いたことがある。 当方は、Lineが韓国企業だから嫌っていて極力使ってこなかったが、去年から、週に1度講師として通っている専門学校と、在庫処

ファッション性が高くて高価格な服はインターネット通販では売れにくい

2018年2月20日 ネット通販 0

相も変わらずアパレル業界人もメディア業界人も経済系インフルエンサーもインターネット通販比率を高めることが、アパレル復活のための最有力な手段だと信じているが本当だろうか。 インターネットで服「も」売れる時代にはなったが、インターネットで服「を」買いたいという志向ではないと見ている。 ファッション専門学校生に聞いてもインターネットで買う物は圧倒的に服以外が多い。

アパレルブランドの広告が失敗する理由

2018年2月19日 メディア 0

アパレルブランドにとって広告は必要不可欠なもので、ブランド側はもう何十年も出稿し続けているわけだから、本来はすごく広告に詳しいはずである。 しかし、業界紙、編集プロダクションで勤務した経験上でいうと、そういうブランドはほんの一握りしかない。 多くのブランドは、惰性とお付き合いと「何となく」で出稿している。 そしてそれらは広告代理店にお任せである。 例外的な少

「安さ」だけでは衣料品は売れない時代 ~投げ売りの最前線を見て~

2018年2月16日 お買い得品 0

大阪市内の都心を歩いていると、ティッシュやら割引チケットやらさまざまなものが配布されている。 もちろん、東京都心だともっと多い。 そういうものはだいたいがアルバイトのオニイちゃん、オネエちゃんが配布しているから、極力受け取るようにしている。 しかし、たまにこちらの善意に付け込んだような、受け取るだけでなく何かを答えさせようとするものも多いから注意が必要だ。

ジーンズメイトの赤字継続は当然

2018年2月15日 企業研究 0

ジーンズメイトが18年3月期決算の下方修正を発表した。 案の定だ。 これまで、売上高115億5000万円、営業利益3億円、経常利益3億300万円、当期利益4億円と発表してきたが、これを 売上高95億9000万円、営業損失5億5000万円、経常損失5億4000万円、当期損失7億3000万円とした。 見事な赤字継続である。 個人的にいえば、当初の見通しが甘すぎた

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