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南充浩 オフィシャルブログ

マルイ以外の百貨店の「売らない店」は売り場の空きスペースを埋めるため

2022年2月10日 トレンド 1

何時の時代もメディアは綺麗事が好きである。そして平和ボケした大衆もそれを好む。 特に衣料品業界はそのターゲットとされやすいと当方は感じる。 メディアと一部のイシキタカイ系業界人とポジショントークマンだけが大騒ぎをしたが実態と乖離し続けていたために全く盛り上がらずに終わった「似非ブーム」は数多くある。 2000年代半ば以降、ファッションアイテムへの過剰な憧れや

丸井の「脱物販」は他の大手流通企業には当てはめにくいと思ってしまう理由

2021年8月31日 企業研究 1

マルイがプライベートブランド(PB)から撤退することを発表した。 丸井が衣料PB撤退 EC台頭が打撃、「脱物販」へ改革: 日本経済新聞 (nikkei.com) 紳士服「ビサルノ」や婦人服「アールユー」、婦人雑貨を中心とした「ラクチンシリーズ」の3ブランドを順次廃止する。PBを中心とした事業には20年3月末で全社員の約2割の1150人が従事している。 26年

他の商業施設よりも抜きん出るマルイのオムニチャネル戦略

2019年7月31日 ネット通販 0

百貨店のネット通販強化は笛吹けど踊らずの感じがある。 ネット通販というのは不思議な部分があり、有名な企業が運営しているというだけでは売れないことが珍しくない。 某M不動産のナンタラモールなんて鳴り物入りで始まって、某コンサルがポジショントークでほめていたが、出店ブランドによると実情はまったく売れておらず、実はその社内からも廃止論が出ているほどだと言われている

マルイの証券会社設立はまったく意外ではない ~もともと金融業とは縁が深いマルイ~

2018年5月30日 企業研究 1

今日はちょっと小ネタを。 我々、オッサン世代では業界の常識だとされていることが若い世代では知られていないことが多い。 だから若いモンはケシカランと言いたいわけではなく、こうやって風習は変遷していくのだなあと感じる。 先日、WWDにこんな記事が掲載された。 丸井が証券会社を設立 若者の資産運用をサポート https://www.wwdjapan.com/611

衣料品の価格は低値安定しているのでは?

2015年2月3日 お買い得品 0

 本日はお気楽に。 高額な洋服が売れ始めている。なんてことがたまに報道されるようになったけど、実感としてはあまりない。 それよりも洋服(一部雑貨も含める)はまだまだ安くなっているんじゃないか、安値安定しているのではないかと感じられる。 それは筆者が貧しくてそういう店にしか足を運ばないからだろうと言われればそれまでである。 それは事実だから。(笑) そういう個

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