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南充浩 オフィシャルブログ

パクリ業界の超新星「鎌倉のシャツ」登場

2021年9月30日 未分類 3

当方はもともと悪ふざけが好きなので、洋服に限らずパロディ物が大好きである。

SNS上に流れてくるパロディコラ画像もけっこう好きである。

 

最近は、プロ野球OBのYouTubeを見ることが多いのだが、その中で見かけた「ザ・ポーク・フェイス」のTシャツがあった。

完全にノースフェイスのパロディだが、どこで売っているのかと検索したら楽天やAmazonで結構な数が表示された。

また、一応顔見知りだが、かれこれ5年くらいはお会いしていない短パン社長は、「サウナローラン」Tシャツをオリジナルで作っていた。まあ、ちょっと紛らわしいがこれもパロディだと当方は見ている。

このほか、他社からバレンシアガならぬ「バレヘンガナ」キャップなんていうのも、何年か前にはあった。これはこれで面白いと思って見ていた。

 

そんな感じなのだが、Amazonにはパロディでは片づけられないようなコピー商品が結構ある。アメリカのAmazonまで見に行くことはしないが、日本版のAmazonにも結構ある。

ナイキエアマックスそっくりのデザインの中国企業のノーネームのスニーカーなんていうのも4年前には相当数あって、危うく買いかけてしまった。(安かったから)

その時に見つけたのが、かの有名な「ディーゼルパワー」である。

多分、最初に見つけた当時は、ディーゼルはAmazonに出品していなかったと記憶している。Amazonでディーゼルを検索してもまったく出てこず、「ディーゼルパワー」ばかりが表示されていた。しかもディーゼルパワーの服は値段が安い。Tシャツで2000円台~3000円台で、本物のディーゼルの値段を知っている当方からすれば、安すぎて逆に胡散臭かった。

ディーゼル側もAmazonに何度も報告しているらしく、ディーゼルパワーが消えることもあるが、夏場の雑草のごとくまた復活してしまう。

つい先日も久しぶりに「ディーゼルパワー」を検索してみたら、なんとまた復活していた。

復活していただけなら、まだしもどう見てもディーゼルに見えるロゴをプリントしたTシャツを販売していて、その商魂のたくましさに呆れ果ててしまった。

 

今はブランド名を「ディーゼルメカニックギフトパワー」に変更していて、何やらパワーアップしている感のあるネーミングである。

これなんかはもうコピー商品、パクリ商品の際たる例だろう。

 

そんなパクリ業界の中で最近SNS上で露出を格段に高めているのがloorainというECサイトである。

ツイッターでは最近、頻繁にここの広告が表示される。

ちなみに、ここのECサイトである loorain.com はウィルスバスターを入れている当方のPCからは「危険なので接続できないサイト」と表示されている。

 

で、ツイッター上で流れてくる広告はシャツである。

それは当方が男性だから男性向けのシャツが流れてくるのか、この怪しいサイトが一押ししているのがシャツというアイテムなのかはわからない。

その広告というのが、ウエスト部分をかなり絞ったかなり時代遅れの安物ホスト風のシャツである。

この手のテイストがマストレンドだったのは2010年頃だし、今愛用しているのは安物のホストとか風俗店のキャッチくらいだろう。

まあ、それを売るのは企業としては勝手にすれば良いだけのことなのだが、文言がいかにもおかしい。

「鎌倉のデニムシャツ」とある。

 

 

これを鎌倉シャツと誤認した人がSNS上で多数いる。

しかし「鎌倉のデニムシャツ」程度なら個人的にはパロディっぽいと感じるし、「上手いことネーミングしたなあ」と感心するのだが、その後の第二弾、第三弾の画像はもっと危険なものになってきた。

第二弾はファーストリテイリングの柳井正会長の顔画像とインタビューでの言葉を引用掲載している。

 

 

柳井正会長は鎌倉シャツのユーザーとして知られている。恐らくどこかの番組か雑誌でのインタビューをスクリーンショットして貼り付けているのだろう。

それとも柳井正会長のそっくりさんでも呼んできたのだろうか?

 

第三弾になるともっとひどくて、本物の鎌倉シャツの貞末会長の言葉と直筆のサインをスクショして貼り付けている。

この2つの行為は、謎の「鎌倉のシャツ」という商品を、本物の「鎌倉シャツ」と優良誤認させる目的であるとしか考えられない。

 

「鎌倉のシャツ」程度のパロディ的な売り出しなら、「消防署の方から来ました」みたいな感じでまだ笑えるがここまでくるともう笑えない。立派な詐欺である。

 

ちなみにこの会社は、野田何某という日本人らしき氏名の人物が代表となっているが、所在地は香港である。

 

 

 

この推定日本人が中国を拠点に活動しているのか、それとももともと中国の会社が推定日本人をダミー社長にしているのかはわからない。

もし、取材をされた方がおられるならまたご教授いただきたい。

コピー大国、パクリ大国として知られる中国の企業らしさ満載の行為だといえる。

 

ディーゼルパワーしかり、この手の詐欺商法はいくら叩き潰してもまた復活するのだろうが、業界ばかりでなく、ユーザー側も根気強く通報し続ける必要がある。

 

 

ディーゼルメカニックギフトパワーのTシャツをどうぞ~

 comment
  • anonymous より: 2021/09/30(木) 3:33 PM

    noguchi何某ではなく、noda何某では?

  • BOCONON より: 2021/09/30(木) 7:55 PM

    「ま~た腕時計の “フランク三浦” みたいな話かい。まったく関西人てやつは ...」と思いながら読んでいましたが,中国業者の話になると悪質過ぎてあんまり笑えませんね。

    ・・・でもやっぱり笑っちゃうな。「こんなシャツ,誰が買うねんなw」で。本家の鎌倉シャツ知っているくらいの人ならこんなおかしなシャツ,ほぼ絶対買うわけがないですからね。
    僕は通販で服を買う習慣がないのでよく知りませんが,先日のこれには引っかからなかったのだろうか。
        ↓
    https://jp.techcrunch.com/2021/05/12/2021-05-11-chinese-products-get-pulled-from-amazon/

    要らん事を言うようですが,さすがにデニム地でシャツを作ろうなんて阿呆はいそうもない。と言って,画像で見るとダンガリーでもシャンブレーでもないような妙な質感・色艶ですね。
    僕にはますます分かりません,一体どこの頓痴奇がこんなものを買うのやらw

  • 暇人 より: 2021/10/05(火) 11:12 PM

    電話番号で検索したらただの詐欺物販サイトで草

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