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南充浩 オフィシャルブログ

コスパオブザイヤー2020を発表してみる

2020年12月29日 未分類 1

年内は今日で最後の更新にしようと思う。

今日は、お気楽に今年買った服の中から「コスパオブザイヤー2020」をご紹介したいと思う。

 

まず、今年の買い物状況だが、正月バーゲンはいつもの通りだったが、新型コロナ感染の影響から3月~5月までの長期店舗休業が相次いだ。

当方は地方に住んでいるので、4月17日~5月の連休明けまでがほとんど店舗で買えなかった。

買った数量でいうと、昨年を遥かに上回る。理由はアベノ10万円が支給されたからだ。経済を回すためにも10万円は服とガンプラですべて使うことを決めていた。

しかし、買った服はほとんどがユニクロの値下がり品とジーユーの値下がり品で、あとそこにアダストリアの値下がり品が加わるくらいだった。

フリーランスでカジュアル生活になると、正直なところ、この3つで事足りてしまう。

低価格ゾーンでいえば、ベーシックで素材感のマシなユニクロ。トレンドデザインだが素材感がチープでめちゃ低価格のジーユー。ユニクロとジーユーに無い商品を提案するアダストリアの各ブランド。

こんな感じに使いわけられる。

恐らく、今後もしばらくは、ユニクロとジーユーが双璧で、その2つに足りない物を他社で買うという形が続くと考えられる。それは当方だけでなく、日本のマス層も同様だろう。

だから生き残りたいカジュアルブランドはユニクロとジーユーに無い商品を提案するしかない。もしくは拘りの仕様でコアな客層を捕まえるか、である。

それ以外に、2005年までのようにユニクロに並んでいるような商品でも何故かそこそこのマス層に売れるということはもう起きないだろう。

 

まず、ジーユーだが、何度も書いているように魅力はトレンドデザインのほか、驚くほどの安値で投げ売る点である。この投げ売り価格はユニクロも含めた他ブランドを圧倒する。

素材はチープだが、それでもH&Mよりはマシだし、今は亡きフォーエバー21は比べ物にならない。

アウター類・パンツ類がすぐに990円に値下がりする点、Tシャツがすぐに990円・790円・590円・390円に値下がりし、最終的に190円にまで値下がりしてしまう。

990円に値下がりしたアウターなんて、通常の世間相場から考えれば、5枚くらい買ってもおつりがくる。

 

なので、春先にスプリングコートを2枚買った。どちらも990円に値下がりして買った。

1つはポリエステル100%のライトウエイトコート。

 

 

もう1つは綿・リヨセル混のライトオンスデニムフーディーコートである。

 

 

 

 

 

合繊ライトウエイトコートは、ちょうど3月に買ったのだが、春先にけっこう活躍してくれた。一方、綿・リヨセル混デニムコートは値下がりしたのが5月ごろだったので、暑くて着られず、11月に活躍してくれた。

 

また、秋には以前も書いたが、Kappaとジーユーのコラボの中綿入りロングシャツを買った。これも990円に値下がりして買った。

 

 

 

 

正直なところ、Kappaというブランドも好きではないし、展開しているスポーツメーカーのフェニックスにも良いイメージはない。特に中国人経営者になってからは、良い噂を聞かない。経営が中国人に代わっても業績が上向かずに、ついに今年の年末で解散する。このあたりはウォルマートと西友の関係に似ている。西友は解散しないが、外国資本になっても業績が上向かなかった点が同じである。

 

これと同時期に買ったのが990円に値下がりしたフーディー3レイヤーファブリックコートである。名前が長い。日本語で三層構造生地と書いた方がわかりやすいし字数も少なくて済む。

 

 

 

テイラードに関してはジーユーはまだまだだが、この手のカジュアルアウターだと、ジーユーの投げ売り品がコスパ最強ではないかと思う。

 

あと、ハンテンコラボのTシャツだが、ハンテンという懐かしのブランドが若者に受けなかったのか、店頭投入してすぐに790円に値下がりしたのでこの切り替えボーダーを買った。しかし、その後もつるべ落としのスピードで590円、390円、190円と値下げされているのを見て、買う時期を早まったと後悔した。

 

 

 

 

 

この紫のエヴァンゲリオンTシャツも190円に値下がりしていたので買ってみた。当方はエヴァンゲリオンというアニメは嫌いだが、190円なら買って損はない。

 

 

 

 

 

次にユニクロだが、ジーユーと比べると圧倒的に素材感がマシであることを再認識した。特にウールを使ったセーターやアウター類は、ジーユーだと合繊の安っぽさが出てしまうので、冬物はジーユーでは買えない。

値下げスピードも2019年に比べると遅くなり、そのあたりでジーユーとの住み分けを考えているのではないかと感じる。

今春に発売されたスーピマコットンセーターだが、3月には990円に値下がりした。その中で黄色が完売したのだが、なぜか秋になってまた倉庫から出てきたのか、500円に値下がりした。

 

 

 

 

そこで500円で黄色を買ったが、綿セーター、ウールセーターに関してはユニクロがコスパ最強だといえる。

もちろん、これよりも高品質なブランドはあろうが、価格差が全く違う。定価でもまずまずのコスパだがそれが1000円未満になると勝てるブランドはない。

 

何となく、ブルゾンも買ってみたくなって、MA-1タイプのブルゾンを買ってみた。綿100%である。

 

 

 

これも今春物だが、売れ残りを秋に990円まで値下げしたので、そのときに買った。これも11月には活躍してくれた。次に活躍してくれるのは来年の3月と4月になるだろう。

 

ユニクロUの綿100%裏毛スエットを秋に買った。これは今春物なのだが990円に値下がりしていた。

 

 

 

ユニクロ本体のスエットと何が違うかというと、重さである。綿糸がたっぷり使われているのか、ユニクロUの裏毛は毎シーズンずっしりと重い。目付が重いし、度詰めしている。

2018年秋モデルも2枚持っているが、2020年春モデルは着丈が5センチくらい短くなっている。そのため、裾がちょっと寒い。

あと、遠目から見るとベージュに見えるが近くでみると、ベージュ・ピンク・グリーンの糸が混じり合っており、けっこう手の込んだ生地だということがわかる。

 

 

 

ただし、綿糸の使用量が多いので洗濯すると乾きにくいのが難点である。

 

それと良かったのが、デニムシャツである。驚いたのが台襟が硬くてしっかりしている。

 

 

 

だいたい多くのデニムシャツがふにゃっとしていることが多いが、最近では一番ユニクロがしっかりしている。これが1290円に値下がりしていた。

 

もちろん、この他にも買っていて、珍しいところではリーボックのインスタポンプフューリーが7920円にまで値下がりしていたのでネットでポチった。

 

 

本国ではリーボックの売却の話が取りざたされているが、それを反映してか、リーボックのスニーカーの安売り・投げ売りが目立つ。

通常のスニーカーはこれまでも投げ売りはあったが、インスタポンプフューリーだけは1万円未満に下がらなかったのに、今年は1万円未満に値下がりしたポンプフューリーをネットで見かけることが増えた。

これは明らかにリーボックの不振を物語っており、売却もやむなしなのだろうと思いながら投げ売り品を見ている。

 

まあ、ざっとこんな感じだが、2021年も買い物傾向は変わらないだろう。それどころかますますユニクロとジーユーの2強が強大化するのではないかと感じられる。

 

そんなわけで皆様、良いお年を。

 

 

9500円に値下がりしたポンプフューリーをどうぞ~

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 comment
  • BOCONON より: 2020/12/29(火) 10:21 PM

    紺のジャンパー以下3点は僕も同じようなものをよく着ています。
    南さんもお子さんが大学に入る年齢だから,さすがにいかにもな流行り物(黒スキニーとかワイドパンツとか)はお買いにならないようで。
    Tシャツの趣味はよく分からないけどw

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