ドレスシャツの下には肌着着用が望ましい
2010年10月14日 未分類 6
メンズスーツの着こなしルールでまったく納得できないことがある。
ドレスシャツの下に肌着のシャツを着ないというルールだ。もともとドレスシャツというのは肌着の変化したものであるので、その下に肌着シャツを着ることはおかしいというのだ。
しかし、これを日本に当てはめると、春・晩秋・冬くらいしか適応できないのではないだろうか。夏に肌着を着ないと汗で大変なことになる。
しかも日本はここ数年、夏は猛暑続きであり、35度を越える気温が8月いっぱい続く。素肌にドレスシャツだと汗でボトボト、スケスケになる。
しかしこのルール、多くのメンズファッション本にも書かれているし、ドン小西などというファッション電波芸人も自分の著書の中で大真面目に書いている。
ヨーロッパ、北米は夏でも冷涼な気温のところが多いから素肌にドレスシャツでも良いのかもしれない。天気予報を見ていると、ロンドンは夏でも25度以下の日がけっこうあったし、パリもそうだ。これなら汗の少ない体質であれば十分に素肌ドレスシャツが可能になる。
メンズファッション本の著者やドン小西は、炎天下ドレスシャツを着て営業に回る人間のことを考えたことがあるのだろうか?素肌ドレスシャツなんかで炎天下営業を回ったら大変なことになる。また汗でピタピタに張り付いてスケスケになったドレスシャツを着た営業マンなど見るだけで不快であろう。
所詮、ファッション本の著者やドン小西は冷房の効いた自動車で移動する人間である。炎天下を歩く営業マンのことなどこれっぽちも考えていない。
ドレスシャツの下には肌着着用が望ましい。オフィスにこもりっきりなら話は別だが。夏は汗を防ぐため、冬は寒さを防ぐため肌着を着るべきであり、ファッション本やファッション電波芸人はおかしな着こなしを軽々しく薦めるべきではない。
comment
-
-
とおりすがり より: 2010/10/14(木) 7:24 PM
はぁ?そもそもそんな日本の気候に合わないドレスシャツ(カッターシャツ?早い話が俗に言うワイシャツ?)なんぞ着る事を強要される現状自体がナンセンスでしょ。
酷暑に合うアロハや開襟シャツの下には肌着なんぞ着ないんだからやはりカッターシャツでも肌着なしの方が風も通るし早く乾いて涼しいのでお勧め。
でもまあ汗で乳首が透けるような安物化繊の薄っぺらい白シャツはまあしがない勤め人の制服であることを鑑みれば肌着を着るかニプレス貼って胸毛を剃るかの選択と言うことになり、肌着を着る方を選択するのが普通でしょうけど。 -
りーまん より: 2010/10/15(金) 2:18 PM
まったく、その通り!
汗水流さない変な業種の人達やゴキブリホストならともかく、普通のサラリーマンがオフィス内で汗でべたーっとなったシャツを着ているのは見ていて気持ち悪いです。 -
U より: 2010/10/15(金) 5:24 PM
肌着を着ようが着まいが、日本で汗ボタボタになりながらスーツを着用していること自体が、そもそも正気の沙汰ではない。
五十歩百歩。 -
bettybanana より: 2010/10/15(金) 9:11 PM
ドレスシャツの下に どうのこうの・・・という問題よりも、このドン小西氏が問題、たまぁ~にテレビに出ておいでだが、あのご自身のファッション、どう見ても人のファッションを指摘するファッションではないと思うのは私だけでしょうか?全てにおいて、間抜けなスタイルだと思うのです、あのセンスの人間をファッションを語る人として使ってるテレビ局に問題があるのだと思うのですが、本人も気が付いて欲しいものです!
-
汗かきリーマン より: 2010/10/16(土) 1:00 AM
たしかドン小西は一日仕事をした後の下着はとんでもない臭いがするから下着を着ない方がいいと言っていたが、下着がないと汗をガードするものがないのでもろに汗の臭いがシャツについてしまってかえって周りに迷惑をかけるのではないか。
臭いを気にするなら、面倒だけど大汗をかいたら下着を取り替えるほうがいい。
真夏に取り引き先などに行かなければならない時は、替えの下着を持っていって取り替えてから行くようにしている。
べたべたのシャツで行ったらまとまる商談もまとまらん。
汗をかく季節にきちんとした肌着を着ないと、自律神経に影響が出るとかNHKでやっていましたね。
ファッションは機能と美意識のせめぎ合いとは言いますが、健康を損ねるまでの美意識はどうかとも思ってしまいます。