イッツインターナショナルは素材説明POPを大きくすべき
2011年3月11日 売り場探訪 0
実は9日から今日、11日まで東京にいるのだが、昨日初めてイッツインターナショナル原宿店に入店した。
http://www.its-international.net/index.html
安くて手軽だけれども品質の悪いファストファッション勢に対抗する目的で作られたブランドで、高品質・中価格を目指している。例えば日本製のジーンズが8900円、吊り編み機と言われる機械で編んだスエットパーカーが6300円という価格帯である。
また、3足1000円の無地カラーソックスや4足954円のショートソックスはなかなかにお買い得品だと思う。
しかし、残念なことにpopが小さすぎるように感じる。
例えば「吊り編み機で編んだスエットパーカー」も名刺大よりも少し大きめのpopしか付いていない。これではお客さんにはあまり伝わらないし、もしお客さんが満員(このブランドにはそういう状況はあまりないとのことだが)の場合で、接客ができない場合はpopがあるとお客さんはそれを読んで時間を潰してくれる。
高品質・中価格というコンセプトはポイントの新ブランド「ナッシュダレック」に通じる部分があるのだが、ナッシュダレックはファッション性で売り出すことを主眼としていることから、生産に対するpopはあまり必要ない。しかし、イッツインターナショナルはベーシックアイテムで展開しており、生産に関する事が「売り」の一つでもある。やはりより分かりやすい、目につきやすいpopが必要ではないだろうか。
このブログで、以前にユニクロの「プレミアムコットン」のpopについて書いたことがある。イッツインターナショナルもユニクロくらい大きめの素材説明popを取り付ければ良いのにと思う。
今まで東京にしかなかったイッツインターナショナルだが、神戸店がオープンし、4月には阿倍野店がオープンする。店舗数が増えるとともに販売促進の手法も進化してほしいと願っている。