南充浩の繊維産業ブログ

ファッションブログ・・・・と言いたいところだけれどもそこまでファッションに特化していないし、能力的にもできない。そこで繊維製造業、産地、アパレルメーカー、小売店など幅広く繊維産業全般についてぼちぼちと書きます。たまにマスコミ、経済問題についても書く予定。よろしくお付き合いください。 お仕事の依頼は minami_mitsuhiro@yahoo.co.jp まで。

繊維業界新聞の記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下まで担当。 同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。 現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

ジーンズメイト

ライザップ流の在庫一掃セール?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ライザップ流の在庫一掃セール?
 ライザップグループが衣料品販売店を相次いで買収しているが、実際のところ、買収された各社はほとんど以前と活動内容や商品構成が変わっていない。

夢展望の社長が交代したくらいだろうか。
馬里邑は先週まで大阪ではOMMビルで展示会を普段通り開催していた。

ジーンズメイトも買収された時点では随分と話題になったが、店頭は買収前と何も変わっていない。
昨年春と比べると、商品量が減ったように感じるが、それは今回の買収とは関係なくもっと前に決まっていたことである。

ここも大きくはあまり変わらないんじゃないかと思っていたら、今月上旬にジーンズメイトから「シークレットセール」のEメールが来た。

業界でいわれる「通常のシークレットセール」の多くは、シークレットでもなんでもなく、店に入るとデカデカと「SALE」と書かれたPOPが飾られているのだが、今回のシークレットセールは本当にシークレットらしく、店頭にはそんなPOPはない。

Eメールを見ずに来たお客はそういうセールが開催されていることさえわからないだろう。
通常の店頭と同じだ。

今回のシークレットセールはなかなか太っ腹だ。
セール値札になっている商品をさらにレジで半額にする。

ライザップ流の在庫処分キタコレ(・∀・)

である。

目ぼしい商品があるかどうか店頭を物色してみた。
セール値札からさらに半額なので何を買っても良いのだが、1990円とか990円に下がっている物を買う必要はない。
さらに半額になればありがたいが、半額にならずとももう十分に安い。

半額で狙うべきはエドウインやリーバイスなどのナショナルブランドジーンズである。
通常価格7000~15000円くらいで販売されているが、その型落ち品番は、だいたい3~5割引きで売られる。
今回はさらにその半額なのでだいたい2000~3000円くらいにまで下がることになる。

ユニクロの2990円パンツよりも安くなる。

そんなわけで物色してみると結構いろいろと良い商品がある。
これ全部が型落ち品番ということは、どれほどの滞留在庫があるのだろうか。ライザップが在庫一掃セールを企画する理由もわかる。

筆者の好みでいうと、ブルージーンズが1位、ブラックジーンズが2位で、どうしてもそのどちらかに目が行くのだが、すでに何本か持っており、新たに買ってみたところで、他人から見ればどれも大して違わないようにしか見えない。

せっかくの機会なので、普段買わないような色や形を買うべきだと考えた。

実はベージュのパンツを穿くのが苦手である。
ベージュを穿くくらいならグレーを穿く。
ベージュという中途半端なボヤけたカラーが苦手で、とくにこれを下半身に持ってきたときに、ひどく膨張したように自分では見える。

筆者と頻繁に会う人なら気付いているかもしれないが(小汚いオッサンのズボンなんて誰も気にしていないかもしれないが)、ベージュのズボンを穿いていることはほとんどないはずである。
なぜなら、年に数度しかベージュのズボンを穿かないからだ。

それほどにベージュのズボンを使ってコーディネイトを作るのが苦手である。

ということで、ベージュのズボンを買おうと決めた。

生地はやっぱりストレッチ混が望ましい。
50歳手前のジジイになると着ていて楽なのが一番良い。
動きにくい服は金を払ってまで着たくない。

そうすると合致するのがエドウインのジャージーズというシリーズだった。
通常のストレッチ生地をはるかに越えたソフト感とストレッチ性がある。

これのベージュを選んだ。
む、2種類ある。どちらにすべきか?

一つは6500円で、腰ひもがなく通常のベルトを通すタイプ
もう一つは8500円で、腰ひもが内蔵されている。

筆者は腰ひものみで穿くズボンが頼りなくて嫌いだし、2000円高いので6500円の商品に決めた。

IMG_2609


IMG_2610



ちなみに6500円の商品は4割引き、8500円の商品は5割引きされている。
ここからさらに半額になる。

6500円の4割引きで3900円
3900円の半額で1950円

1950円に消費税8%が加算されて2106円となる。

2106円で買うことに成功した。

2106円で買ったベージュのズボンならさまざまな実験ができる。
たとえ穿かなくなったとしてもそれほど痛い出費ではない。

このシークレットセールのURLが面白くてライザップオンラインとなっている。
これを見ても今回の在庫処分は明らかにライザップ主導だということがわかるだろう。

https://www.rizap.online/jeansmate/index.html

世間的にはコストを抑えるにはレンタル洋服を活用すべきだといわれているが、実際のところ、こういう破格値商品は店頭に結構ある。

先日、無印良品でストレッチブラックジーンズを買ったが、定価3980円(税込み)でも十分に安いのに、セールで値札から3割引きとなっており、さらにレジで3割引きされていた。

3980円×0・7=2786円
2786円×0・7=1950円

となり、1950円だったのだが、貯まっていた無印良品ポイント200を使って、さらに200円引きされて1750円(税込み)で買うことができた。

IMG_2611


こういう破格値商品を集めると、1万円あれば5枚~7枚くらい買うことができる。

ブログ読者に「毎月、洋服をよく買ってますね」といわれるが毎月の洋服代はだいたい3~7枚で数千円~1万円くらいである。

一般的な洋服レンタルサービスを利用するよりも支出は少ないだろう。

まあ、そんなわけでジーンズメイトに関しては今後もある程度のライザップ流の仕掛けが出てくるのではないかと思う。今回の在庫処分シークレットセールはその第1弾ではないだろうか。








ライザップによる買収はジーンズメイトにとって朗報

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ライザップによる買収はジーンズメイトにとって朗報
 ジーンズメイトがライザップグループに買収されることが発表となった。

RIZAPグループがジーンズメイト買収 V字回復へコミット
https://www.wwdjapan.com/369411


ジーンズメイト側にとっては良い買収になるのではないかと思う。

というのも記事中にも書かれているように

ジーンズメイトは16年11月末現在、全国で94店舗を運営。17年2月期の業績は、売上高95億8000万円、営業損益は3億5000万円の赤字を見込む。09年2月期に最終赤字、10年2月期には営業赤字に転落しており、15年2月期を除き、営業赤字が継続している。

単独での改革は難しく、抜本的な経営改革が喫緊の課題だとして、昨年9月下旬から他社との資本業務提携を含めたさまざまな選択肢を検討してきた。


とある。

全国チェーン店とは言いながらも、売上高は100億円を割り込むまでに落ち込み、営業赤字が続いている。
営業赤字ということは、本業が不振であるということである。

正直なところ、外野から見ていて創業家主導による改革では好転しないことははっきりした。
長年経営立て直しに取り組んだ結果が、好転どころか大幅減収営業赤字なら、それはもう創業家の手法での経営立て直しは無理だという証拠である。

手法が通用しない創業家がこれ以上、経営立て直しに取り組むよりは外部の主導に切り替えた方がまだ経営が好転する可能性が高いだろう。
これが外部の見立てである。

しかし、個人的にはジーンズメイトの施策や店作り、品ぞろえが急激に変わるようなことはないと考えている。また経営状態も急激に回復はしないだろうと見ている。
なぜなら、夢展望は買収前と買収後にあまり変わっていないからだ。
業績もV字回復はしていないし、株価は下がり続けている。
上場当初は5000円くらいあった株価が昨日の時点では500円を大きく割り込んでおり、ピーク時の10分の1以下になっている。

ライザップグループは夢展望、ジーンズメイトのほかに、三鈴や馬里邑、アンティローザ、イデアインターナショナル、パスポートなどを次々に買収してきたが、そのいずれの企業も大きな変化を見せていない。

ということは、ジーンズメイトも短期間のうちに激変したりV字回復したりということはちょっと考えにくい。

個人的にはライザップの買収した企業がすべてテイストもターゲットもバラバラすぎて、何を狙っているのかが外部からではまったく見えない。
各社同士に関連性が薄すぎてシナジー効果は発揮しにくいのではないかと思う。

ライザップは一体何を目指しているのだろうか。

ところで、ジーンズメイトの商品自体は悪くない。
もちろん、かつての出身である「安物屋」丸出しのチープな商品もゼロではないが、全般的に品ぞろえはそれほど悪くはない。
メンズのプライベートブランド「ブルースタンダード」の出来も悪くはないし、価格も高すぎるとは思わない。

それではどうして回復しないのか。

一つは、本業である「ジーンズメイト」の店作りとターゲット設定、それから店に持たれているイメージではないかと思う。

かつて、東京都内の学生向けショップだったジーンズメイトは、今でもその当時を彷彿とさせる店作り、陳列を続けている。もしかしたら内部では「変わった」と思っているのかもしれないが、外部からみると「ほとんど変わっていない」ように見える。

実際、ジーンズメイトに入店する客を見ていても中高生がほとんどでたまに大学生という感じである。

30代以上の男女はまず入店しないし、入店がある場合は中高生の子供さんを連れて、子供さんの服を買うために入店している。

世間のイメージはいまも変わらず「学生の店」なのである。

一方、プライベートブランドの「ブルースタンダード」は37・5歳の大人服をコンセプトに掲げているが、学生向けのジーンズメイトに並んでいる限りは、誰からも選ばれない服になってしまっている。

メイン顧客の学生からすれば「オッサンくさい」し、オッサン世代はジーンズメイトでは買わない。

だから、せっかくの商品がいつも投げ売りされてしまうのである。
その投げ売り品を筆者が買っているという構図である。

投げ売りが増えると利益を圧迫して営業利益額が減る。
営業赤字の一端は、値引き販売の乱発による利益額の減少にもある。

ジーンズメイト側もこのミスマッチには気が付いていて、ブルースタンダードだけの店も出店したが、知名度の低い新ブランド店がそう簡単に売れるはずもない。
結局、店舗数はあまり増えていない。

これはタラレバで、経営者としては大きな決断になりなかなか踏ん切りがつかないのだが、もし、仮にブルースタンダードの店を一気に10店舗ほど出していたらどうだっただろうか?
スケールメリットもできて、企画製造にはプラスに働いただろう。
一方、店が軌道に乗るまでは時間がかかるので、ここで失敗してしまう可能性もあるが、これまでやってきたように散発的に1店舗か2店舗出店し、2年くらい細々と運営して閉店するということを繰り返しているのは、「兵力の逐次投入」であり、これは戦争でいえば、各個撃破されやすいということになる。

小兵力を小出しに戦場に投入すれば、その都度殲滅させられる可能性が高く、投入した人員も資材も逆に無駄になってしまう。

一気に10店舗を出店するのは多大な費用と人材が必要になるから、経営者としては躊躇してしまう気持ちは十分に理解できるが、兵力の逐次投入の方が、結果的には無駄になってしまうことが珍しくない。

そんなわけで、今回の買収はジーンズメイトにとっては良かったと思うが、ジーンズメイトが短期間で激変することはなさそうだ。
今回の買収がどのようにジーンズメイトにとってプラスに作用するのかを引き続き外野から観察したいと思う。








ウルトラライトではないダウンジャケットを買ってみた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ウルトラライトではないダウンジャケットを買ってみた
 さて、今日はお気楽に。
関西では十日戎も終わり、今日15日で松の内も終わる。

関東では7日で松の内が終わるが、ネットで調べてみると、江戸幕府が7日に切り上げたが関東以外の地域には広まらなかったと書いてあった。

1月2日のバーゲンでの買い物のことを以前に書いたが、正直に言って、12月と商品価格があまり変わっておらず、わざわざその時に買わねばならないという物が少なかった。

その後もぶらぶらと、各施設を流し見していたが、目ぼしい物はあまりなかった。
低価格ブランドはバーゲンシーズン以外でも低価格品があるし、低価格ではないブランドは、低価格品を見慣れた人間からすると「高い」と映る。
それでいて、品質やらデザイン性にそこまでの差別化がないから「これなら低価格品のさらに値引き品を買った方がマシではないか」と考える人が増えても不思議ではないと感じる。
貧乏な筆者はモロにその考えにとらわれている。

例えば、メンズのダウンジャケット類だが、ファッションビルに入店しているアパレル直営店だと定価が2万円~3万円台である。30~50%割り引かれても1万円台半ば~2万円強である。
1月15日現在はだいたいそのような価格帯だ。

ユニクロ、ライトオン、ジーンズメイト、無印良品などで販売されているダウンジャケット類(ウルトラライトダウンは除く)は、値引きされた価格がだいたい7990~9900円くらいで1万円を下回る。

これが2000年代半ばまでなら、あきらかにアパレルブランド直営店とそのあたりの低価格品はデザイン性が異なった。アパレルブランドの製品はセンスがよかったし、低価格品は野暮ったかった。
ダウンでいうなら、外側の生地の色柄・発色性、シルエットのトレンド性、いずれもアパレルブランドの方が完全に勝っていた。品質は同等だったかもしれないが。

あの色柄であのシルエットのダウンジャケットは低価格品にはない。

そう思わせるほど、「見た目」の差が顕著だった。
何せ、こんな筆者でも2000年代半ばまでは、アパレルブランド直営店のバーゲン品をある程度は買っていたのだ。それはブランド直営店にしかない色柄、デザイン、シルエットの製品があったからだ。

2000年代後半からこの「見た目」の差が圧縮された。
2016年の現在はほとんど無いに等しいと感じる。

1月2日以降、追加で買い物をしたのでそれを紹介してみたい。
まあ、恒例の誰得企画である。

ウルトラライトダウンは一昨年のインナーダウンジャケット、昨年のインナーダウンベストを所有しているので欲しくない。他社の軽量ダウンも10年くらい前から2,3枚持っている。
今回は軽量ではないダウンジャケットを買おうと思い立った。それもできる限りの低価格で。
実は筆者は軽量ではないダウンジャケットを一枚も持っていないから余計に買ってみたくなった。

ユニクロの通常のダウンジャケットは現在7990~9990円に値下げされている。
ライトオンの丸八布団とのコラボダウンジャケットは9900円均一に値下げされている。

ユニクロの7990円に下がったダウンジャケットを買おうかとずっと思案していたが、正直ユニクロ製品には飽きているし、たまには違うブランドも買ってみたい。
そうでなくても普段から全身ユニクロで固まってしまってユニクロの店員みたいになっている日が多いのに。

ライトオンの丸八ダウンを買おうかと思ったが、もう一段安くなるまで待とうと思った。
デザインはユニクロよりこちらの方が好きなのだが。

そこでジーンズメイトに行ってみた。
実は昨年後半からもっとも購入したのはジーンズメイトのプライベートブランドである「ブルースタンダード」の値下げ品なのである。

37・5歳をターゲットに企画しているので、そこそこトレンドを加味しつつもトラッドカジュアルにまとまっており、なかなか良いと思う。
ただ、その割にはサイズ感がヤング向けでタイトすぎる感じがするので、筆者はいつもLサイズを買う。

なかなかデザインが良い割には売れ残りが多いのは、ジーンズメイトという店舗が学生向けで周りの商品とミスマッチしているためと、サイズ感が中年男性には細すぎるからではないかと感じる。
投入店舗とサイズ感を間違えているのではないか。

それで売れ残って値下げされているからこそ、筆者がよく買うのであり、これを改善されて売れるようになると筆者が値下げ品を買えなくなるのでジレンマである。

この「プレミアムホワイトダックダウン」は定価が18000円だが、すでに40%割引になっており、10800円である。
このままの価格なら買わないが、ジーンズメイトのレシートにはときどきクーポン券が付いている。
幸いにも正月の買い物(エドウインのダークグレーのストレッチパンツ)で、クーポン付のレシートを手に入れていた。値札からさらに30%オフである。

これを使うと7560円となる。
ユニクロのダウンよりも430円安い。
ということでこのダウンジャケットを買った。
マスタードはLサイズが売り切れていたので、次善策としてネイビーのLサイズを買った。

FullSizeRender




ちなみにダウンのグレードとして「ふとんのタカオ」のウェブサイトによると

ホワイトダックダウン<シルバーグースダウン<ホワイトグースダウン<シルバーマザーグースダウン<ホワイトマザーグースダウン<アイダーダウン

http://futon-takao.com/qa02/


とある。要するに一番ランクが低い。
下げ札には「600フィルパワー」とあり、これも低くはないが飛びぬけて高いわけではない。
ただ、平地で日常生活を送るにおいては、これくらいの機能で十分だし、分厚いからウルトラライトダウンよりは暖かいので買って不正解ではないと感じる。

税込で8164円はまずまずのコストパフォーマンスではないかと思う。


次に買ったのが、ルメール&ユニクロのラムウールショールカラーカーディガンである。
定価5990円が1290円にまで値下がりしていたのでMサイズの黒を買った。
かなり厚手の編み地で、上には薄手のジャケットしか着られないが、それはなんとかこちらで工夫しよう。
生地の品質も高いし、着てみると保温性もある。
これはこれで工夫次第で活躍できそうな気がする。

IMG_0732




ルメール&ユニクロを買ったのはこれで2枚目である。
もちろん定価では1枚も買っていない。

それと同じく「ブルースタンダード」で黒のサテンストレッチパンツを買った。
定価6000円の半額で3000円に下がっており、さらにクーポンで30%オフなので2260円(税込)である。
Mサイズでも穿けたが、細身すぎてレオタードみたいになってしまったので、Lサイズを買った。
50歳手前のオッサンのレオタードみたいな脚なんて世の中の人は誰も見たいと思っていない。

IMG_0722




追加で買ったのはこの3点で、あとは丸八ダウンが2月末までに劇的に値下がりすれば買ってみたいと思っている。

1月のバーゲンでの買い物は概ねこんなところで終了しそうである。









ユニクロのジーンズの色合いは随分マシになったと思う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ユニクロのジーンズの色合いは随分マシになったと思う
 今日は久しぶりに今月に買ったお買い得品を。

まず、ユニクロのストレッチセルビッジデニム生地を使ったスリムストレートジーンズで、定価3990円が1290円にまで値下がりしていた。

素材組成は綿99%・ポリウレタン1%となっている。

IMG_0605




ワイドシルエットのパンツに注目が集まっているといわれているが、マス層のベースとなるのは変わらず細身シルエットだからストレッチ混素材の方が快適である。

今後もワイドシルエットがマス層、とくにメンズにまで広がるとは思えないから、ストレッチ混素材は必須ということになるだろう。

綿100%の風合いが云々という需要はもちろんあるが、それはどちらかというと少数派である。
少数派対応のブランドはその需要を取り込むべきだろうが、マス層に売りたいブランドは慎重に対応すべきである。
まったく切り捨てるという施策もあるだろうし、経営を圧迫しない程度に対応するという施策もあるだろう。
これがマス層になると判断するのが一番不味いのではないか。

それにしてもユニクロのジーンズは随分と見た目がマシになったと思う。

98年のフリースブームの頃、2900円ジーンズもひそかに注目されていたが、正直なところあれがカッコイイとはまるで思わなかった。
通常のナショナルブランドジーンズや他のブランドジーンズに比べて、インディゴブルーの色合いがなんだか変だったからだ。
変な色合いのブルーだから当時、ユニクロジーンズの着用者は一発でわかった。

そこから10年ほど経過したころ、亡き母がユニクロジーンズを「ためしに」という理由で買ってきたことがあったが、ずいぶんマシになったとはいえ、やっぱりブルーの色合いが変だった。
もっと正確にいうと、濃色で買ってきたときはさほど変だとは思わなかったが着用して色落ちしていくごとに変な色合いになったというべきだろうか。

やっぱりユニクロのジーンズは買うべきではないと思った。

今回のジーンズはかなり見た目は良い。色合いも変ではない。
これが初めて買ったユニクロのジーンズである。

今秋から一部のジーンズが4990円に1000円値上げされてしまったが、今後の売れ行きはどうなるのだろうか。ひそかに割高感が出始めていると感じる。
エドウインやリーバイスの廃版品は5900円くらいに値引きされるから、こちらを買った方が良いと考える消費者も増えるのではないか。とくに男性客は。


もう一枚は、ジーンズメイトのプライベートブランド「ブルースタンダード」の裏毛スエットの襟なしジップアップジャケットである。

これは定価4000円のところが2000円に値下がりしていた。
素材の組成はポリエステル65%・綿35%である。

IMG_0606




たまたま店頭に1枚しか残っていなかったので買ったわけである。

ポリエステルを多めにして生地値を安く抑えたと推察されるのだが、その割には合繊特有のキラキラがなく、良さそうな見た目に仕上がっている。
あと合繊が多いので、洗濯しても早めに乾くという特性もあった。まあジーンズメイト側はそんなことを意識はしていなかったのだろうが。

ブルースタンダードというプライベートブランドは割合にデザインが良い。
その割にはあまり好調ではないようで、期末近くになると大概が値引きされる。
半額に値引きされた物をときどき買うのだが、デザインが良いだけにもったいないと感じる。

ブルースタンダードのコンセプトは37・5歳の大人服ということだが、通常のジーンズメイトの顧客は学生が多い。とくに中高生・大学生くらいが多い。
また店作りもそちらに向けた品揃え、内装となっている。

このため、ターゲット顧客とブルースタンダードの商品テイストがマッチしていないといえる。
そのため売れ行きがすごく好調というわけではないのだろうと考えられる。

このミスマッチを解消するには、既存ジーンズメイト店の品揃え、内装を変える。
もしくは、ブルースタンダード向けの店を改めて作る。以前に何店舗か出店したが、軌道に乗る前に凍結・撤退してしまっている。
このテイストでこのターゲットのブランドは、いきなり爆発的に売れることは考えにくいからじっくり育てるという姿勢が必要となる。
またこれをオペレートする人材の確保も必要となる。育てるにせよ外部から獲得するにせよ、だ。

ただ、半額に値下がりする商品が大量に発生するというのは、個人的にはありがたい。
ユニクロにはないテイストの商品を安く買えるからだ。

もし売れ始めたら、筆者が買えることはかなり減るだろう。
いやはや痛し痒しである。










夏のバーゲンで買ったお買い得品

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 夏のバーゲンで買ったお買い得品
 なんだかんだと言って、夏と冬のバーゲンでは何かを買う。
通常の熱心な洋服ファンなら、「〇〇ブランドのアレを3割引きで買う」とか「ブランドはあまりこだわらないが、トレンドの〇〇というアイテムを買う」というようにターゲットがあらかじめ決まっているのかもしれない。
筆者も昔はそうだったが、年を取るごとにそういうターゲットはほとんどなくなってきた。
とくに5年ほど前からはカネもない上に老化が進んでいるのだろうか、「絶対にアレがほしい」と思うようなアイテムやブランドはなくなってきた。

「ユニクロで手ごろな値段に下がった手ごろなアイテムがないかな?」とか
「1000円以下で買えるTシャツないかな?」とか
「ストレッチ混の7分丈・8分丈パンツないかな。値段は1900円以下で」とか

そういう買い方しかしなくなっている。

しかもメンズの夏服というのは、種類が極端に少ない。
トップスならTシャツ、ポロシャツ、半袖シャツくらいしかない。
あとは色柄とパターン(型紙)の異なり具合による微細なシルエットの変化しかない。
それを楽しむのがメンズファッションだと言われればそれまでだが、それでも微細なシルエットの変化のこだわって同じようなTシャツを何枚も集めて楽しむというような性癖は筆者にはまったくない。

そんなわけで今夏のバーゲン品の買い物は筆者史上もっとも脱力した買い方をした。

まあ、誰得企画なのだが、7月1日のバーゲンスタート時に購入したアイテムを晒してみようと思う。
筆者の買い物の最重要点は価格であるから、価格を書きつつ紹介してみる。

まず、この夏のもっとも高額な買い物は、白いジーンズである。
白いジーンズが流行していたが、頑として購入しなかった。
その理由は、汚れやすいからである。
どんなに気を付けて着用しても、どんなにこまめに洗濯を繰り返しても白い衣服は絶対に汚れる。

通常のジーンズならその汚れも「味」ということになるが、白いジーンズにそんな「味」は要らない。

必ず定期的に廃棄しなくてはならないから、高額な商品を買うのがもったいない。
実際に、筆者の知り合いのオシャレーなデザイナーさんとか、オシャレーなデザイン会社社長とか、通常の衣服は必ずブランド物を着ているような人でも白いジーンズに関しては、ユニクロだとか無印良品だとかそのあたりの低価格品を購入している。

筆者が買ったのはエドウインのキープホワイトである。
これは防汚・撥水加工が施されているから汚れをはじきやすい。
その上にストレッチ混であるから動きやすい。
通常の白いジーンズよりは随分と長持ちするのではないかと思って購入した。

購入したのはジーンズメイトである。
5990円(税抜)にまで値下がりしていた。


写真 15





エドウインのウェブサイトで見ると、定価は9500円(税抜)となっており、ここではまだ値下がりしていない。

昔からそうだが、ジーンズメイトは独自に値引きをすることが多い。
それによって一時期は大きく売上高を拡大することができ、そのやり方は今もある程度は引き継がれているといえる。


次に買ったのはリーバイスの502のクロップドパンツである。
たぶん7分丈くらい。
これは3990円にまで値下がりしていたのをライトオンで買った。
一昨年くらいにリーバイスの502の同じ丈のもっとウォッシュのかかったジーンズを購入したが(記憶ではジーンズメイトで2990円くらいに値下がりしていた)、それは吸水速乾機能があるが、ノンストレッチだった。
今回のは吸水速乾機能はないが、ストレッチ混であり、ライトオンの店頭に1枚だけ残っていたのを買った。

写真 23



夏は汗をかく。筆者は大量に汗をかくから、すぐに衣服が体に貼り付く。
ズボンも同じで、汗で足に貼り付いたときこそ、ストレッチ機能があると動きが快適である。


トップスはかなり脱力して買い物をしている。


ライトオンでTシャツを2枚買った。
1900円の商品が900円に値下がりしていたからだ。
今はさらに値下がりして、900円のTシャツ2枚で1500円で売られている。

両方とも綿65%・ポリエステル35%の組成。

黒い方はライトオンのPB「バックナンバー」で、ブルーグレーの方は水甚の商品である。

写真 12


写真 21



ポリエステルが少し混じっている方が汗をかいてもすぐに乾くので快適だと筆者は感じる。
それとこの黒いTシャツはなかなか優秀で、かなり汗をかいても塩が白く浮き出てこない。
もう何度か着用しているが白く塩が浮き出てきたことがない。

あと、センスオブプレイスで買ったのが黒いヘンリーネックTシャツ。
これは2900円が900円にまで値下がりしていた。
綿100%強撚フライス生地だがかなり厚手である。
ここまで厚手なら汗を少々かいても白く塩が浮き出ることもないだろうと購入した。
何度か着用してみたがまだ塩が白く浮き出たことがない。

写真 31





最後にヤマトインターナショナルのファミリーセールでカットソー素材の迷彩柄ベストを買った。
肉体派ではない筆者は、ごまかすためにTシャツの上からベストを着用することが多い。
そのために毎年1枚か2枚くらいベストを買っている。
今回のこのベストはサンプル品扱いで1500円だった。
定価は5900円を設定されていたようだ。

写真11






写真ではわかりにくいが、ボタンの合わせのところを黒で細くパイピングしてある。
この黒いパイピングの素材は合皮を使用してある。

グレー地にブルーベースの手描き風迷彩柄なので黒でも白でも紺でも合わせやすい。


そんな感じで、きっと8月にはまた何枚か適当に安くなった商品を買うかもしれない。

今、多くの人がそこそこの価格で買うのは、冬の防寒アウターくらいではないだろうか。
とはいってもその防寒アウターだって探せば2900円とか3900円でダウンジャケットが売ってるくらいである。
品質は別としてその程度のダウンジャケットでも街着として着用するならそこそこ暖かい。


わざわざ高い商品を買ってもらうためには、何か異なる仕掛けを考える必要がある。
デザインの善し悪しやトレンド対応、製造地、そんなことだけではわざわざ高い商品を購入する動機づけにはならない。









PR





記事検索
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード