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南充浩 オフィシャルブログ

2018年3月 の記事一覧 : 21件

ウィキペディアに「ジャヴァがファンドに売却される予定」て書かれているけど本当なのかな~?(後日追記あり)

2018年3月30日 企業研究 0

少し前から伊藤忠商事が子会社のジャヴァホールディングスを売却するという噂がチラホラあった。 売却先は投資ファンドのエンデバー・ユナイテッドだという。 製造業から飲食、アパレルまで手広く買っており、飲食だとピザハットを買収したし、アパレルだとパレモや花菱縫製を買収した。 現在のところまだ発表されておらず、譲渡は4月1日付だといわれている。 にもかかわらず、ウィ

ポップアップストアのメリットとデメリットはここ

2018年3月29日 メディア 0

どんなものでもそうだが必ずメリットとデメリットがある。 ポップアップストア(期間限定出店)も同じだ。メリットとデメリットがある。 先日、岡山県津山市のネクタイ縫製工場が自社ネクタイブランド「笏の音」のポップアップストアを阪急メンズ館うめだで開催していたので、覗きに行ってきた。 フェイスブックでお友達になっていたので、一度お会いしようと思ったわけだ。 1万円の

WAONカードと提携するなら、Tポイントカードとの提携のままで良かったんじゃない?三越伊勢丹さん

2018年3月28日 企業研究 0

物事は1年くらいではあまり変わらないから仕方がないとはいえ、三越伊勢丹HDの政変から1年が経過したが現段階では大した変化は何も見られない。 外野から見ていて一番ずっこけるのがTポイントカードとの提携解消で、後継としてWAONカードとの提携を打ち出したことだ。 はっきり言って何の意味もない交代としかいえない。 Tポイントカードとの提携に批判があったことは周知の

業界人が思っているよりもマス層は洋服に対する知識がない

2018年3月27日 未分類 0

大学卒業後すぐにイズミヤの子会社の低価格チェーン店に入社した。 そこからずっと本職ではないが販売員を断続的にやっていて、いずれも低価格店ばかりである。 かっこいいセレクトショップとか有名なブランドショップ、外資系ラグジュアリーブランドでの販売をやったことがないが、低価格店で断続的に販売をやって理解したことは、マス層は洋服に対する知識がそれほどないということで

腰ゴムなしのボクサーブリーフは画期的新商品

2018年3月26日 新商品発表 0

通常のファッション衣類よりもスポーツウェア、肌着、ワーキングユニフォームあたりは如実に進歩とかテクノロジーが感じられて一般人でもわかりやすい。 わかりやすいから当方は通常のファッション衣類よりもこのジャンルの話の方が好きだ。 通常のファッション衣類は曖昧模糊としたことが多すぎる。 おまけにそれを伝える言葉も意味不明なルー大柴みたいなのが多い。例えばこれだ。

クイックレスポンスへののめり込みとPOSデータの妄信がブランド間の同質化を生んだ

2018年3月23日 企業研究 0

最近は新しい商業施設の内見会にはあまり行かない。 一つは、内見会で見てもその施設が流行るかどうかはわからないからで、それなら、オープン後何か月か経過してから行った方が、流行っているかどうかがわかる。 もう一つの理由は、どの商業施設も同質化していてほとんど同じに見えるからだ。 洋服でいえば入店テナントはほとんど同じだし、各テナントとも店作りが類似していて同質化

ZOZOはそれほど大衆に知られていないし支持もされていない

2018年3月22日 トレンド 2

物事を考える場合いはミクロな視点とマクロな視点が必要になる。 ミクロとマクロが両輪で必要なのは何も経済学だけのことではない。 衣料品業界だってミクロとマクロがある。 業界人の多くが注目しているのはたいていがミクロな現象である場合が多い。 これが80年代とか90年代なら、それこそ、わけのわからん業界人が注目したといわれるちっぽけな裏原宿の店がブームになることも

1時間に1人しか使わない「接客不要バッグ」なんて要る?

2018年3月20日 考察 0

人の噂も75日と昔から言うが、実際のところは75日も持たないことが多い。 トウキョウベースの缶ビール接客事件をいまだに覚えている人がいるのだろうか? ジャパンイマジネーションの下請け工場の工賃が安くて叩かれたことをいまだに覚えている人がいるのだろうか? これと同じネタで、アーバンリサーチの「接客不要バッグ」があった。 発表当初はそれなりに話題となったが75日

既製服に「手縫い」「手作業」を求める百貨店部長の愚かしさ

2018年3月19日 産地 0

洋服の価格下落を食い止める方策として、付加価値を高めるというやり方が注目されているが、難しいのは何をもって「高付加価値」をアピールするかである。 作り手側・売り手側の響くポイントと、消費者が響くポイントはあまり重なり合わない。 もう一ついうと、作り手側・売り手側の響くポイント、消費者が響くポイント、メディアが響くポイントと「事実」は往々にして異なる場合があり

老年向けカジュアル・ファッション衣料の市場規模は期待されるほど拡大しないのではないか

2018年3月16日 企業研究 0

我が国は年々、老人人口が増える高齢化社会となっている。 このため、何年も前からその人口の市場規模が拡大すると考えられてきたが、こと洋服に関してはその予想は当てはまらないのではないかと思う。 これまで、老年層の衣料品需要が伸びないのは、「欲しいと思うような服がないからだ」とされてきたが果たしてそうだろうか。 異なる理由があるのではないかと思う。 今回は身の回り

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