2016年4月 の記事一覧 : 20件
ファッションショーの開催目的は売るため
2016年4月28日 デザイナー 0
先日、ファッションショーを見にでかけた。 実はもともとあまりファッションショーには興味がないのだが、かつては仕事上でパラパラと見ていた。 その昔は大阪でもデザイナーズブランドやそれに類するブランドを集めたコレクションショーが行われていた。 「大阪コレクション」というやつだ。 筆者が知るのはその中期以降から終了までだが、そのころになると、東京でデビューする前
ユニクロ×ルメールのスリッポンを試着してみた
2016年4月27日 ユニクロ 0
今日はお気楽に。 昨日、「ユニクロ アンド ルメール」のスリッポンシューズが発売された。 前評判が高い商品なので早速店頭に現物を見に行った。 向かったのはあべのキューズモール店。 さっそく、試着してみた。 筆者の足は幅広なので、ナイキ、アディダス、プーマなどのスニーカーは幅が狭く作られているので、いつも27・5センチを履いている。品番によっては28センチと
小規模専門店からの発注枚数が極小化している
2016年4月26日 考察 0
卸売りをメインとする小規模ブランドの展示会に行くとこんなことが話題に上る。 ブランドのテイストや価格帯は関係なく共通している。 それは小規模専門店からの発注枚数が極小化しているというところである。 小規模専門店、ブティックなどはこれまでなら、気に入った品番は1色で2サイズか3サイズ、もしくは2色で2サイズを発注していた。 例えていうと、Aという品番のコート
メンズファッション雑誌はさらに淘汰される
2016年4月25日 メディア 0
光文社のメンズファッション雑誌「ゲイナー」が6月24日発売号をもって休刊になる。 何度も書いているように雑誌の休刊とは廃刊と同じであり、後年復活できる雑誌の方が稀である。 男性誌「ゲイナー」が休刊 販売、広告収入の低迷が響く https://www.wwdjapan.com/business/2016/04/22/00020378.html 廃刊の理由はこ
高級素材は富裕層以外には理解されにくい
2016年4月22日 考察 0
高級素材はけっこう手入れがめんどくさい物が多い。 例えばシルク。変色するし虫にも食われるし、通常の家庭洗濯も気を使う。摩擦にも弱い。 気軽に庶民が着られるような素材ではない。 ユニクロが3900円価格を中心に大々的にシルクを打ち出したことがあったがその後継続していない。 メンテナンスに手間がかかる素材は庶民には売れなかったのだろうと推測できる。 例えば細番
需要が少なくてターゲット設定が不明確な商品は売れない
2016年4月21日 考察 0
需要が少ないもの、ターゲット設定が不明確なものはやっぱり売れないと改めて思う。 福山雅治さん主演のテレビドラマ「ラヴソング」の視聴率が壊滅的に悪い。 初回10・6%で2回目は9・1%である。 筆者は最近はあまりテレビを見ないが、毎シーズン1本か2本のドラマを見る。 興味を惹くドラマがない場合は1本も見ないシーズンがある。 今シーズンは興味を惹くドラマがない
アパレル業界に満ち溢れる「逆ランチェスター」
2016年4月20日 考察 0
前回、小規模専門店による「逆ランチェスター」について書いたが、ファッション業界は「逆ランチェスター」に満ち溢れている。 ランチェスターの法則とは、 大手は物量による追随主義 小規模企業は一点突破主義 である。 逆ランチェスターとはこれと逆を行い、必ず負けるための手法である。 小規模なのに追随主義、これが小規模専門店の逆ランチェスターである。 小規模専門店の
大手追随では小規模専門店に勝ち目なし
2016年4月19日 考察 0
こんな筆者でも毎シーズン各社の展示会を覗く。 小規模アパレルブランドや独立系デザイナーズブランドの展示会でよく耳にする言葉がある。 この手のブランドを仕入れるのは大概が小規模専門店なのだが、そこのオーナーやらバイヤーは「〇〇が仕入れたならうちも仕入れたい」という。 そしてこの〇〇には伊勢丹新宿店やらユナイテッドアローズやらナノユニバースやら阪急百貨店うめだ
企業活動にはウェブサイトが必須
2016年4月18日 考察 0
先日、ある在庫処分屋(バッタ屋)の年商がついに10億円に達したとの知らせがあった。 通常のアパレルでも年商10億円に達するのは難しいご時勢なのに、すごいことだと思う。 6年くらい前から社長とは顔見知りだったが、今回久しぶりにお会いした。 この会社のことはまた後日、詳しく紹介したいが、成長の要因をいろいろと伺った。 しかし、正直なところ「仕入れた商品を仕分け