今日は久しぶりに今月に買ったお買い得品を。

まず、ユニクロのストレッチセルビッジデニム生地を使ったスリムストレートジーンズで、定価3990円が1290円にまで値下がりしていた。

素材組成は綿99%・ポリウレタン1%となっている。

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ワイドシルエットのパンツに注目が集まっているといわれているが、マス層のベースとなるのは変わらず細身シルエットだからストレッチ混素材の方が快適である。

今後もワイドシルエットがマス層、とくにメンズにまで広がるとは思えないから、ストレッチ混素材は必須ということになるだろう。

綿100%の風合いが云々という需要はもちろんあるが、それはどちらかというと少数派である。
少数派対応のブランドはその需要を取り込むべきだろうが、マス層に売りたいブランドは慎重に対応すべきである。
まったく切り捨てるという施策もあるだろうし、経営を圧迫しない程度に対応するという施策もあるだろう。
これがマス層になると判断するのが一番不味いのではないか。

それにしてもユニクロのジーンズは随分と見た目がマシになったと思う。

98年のフリースブームの頃、2900円ジーンズもひそかに注目されていたが、正直なところあれがカッコイイとはまるで思わなかった。
通常のナショナルブランドジーンズや他のブランドジーンズに比べて、インディゴブルーの色合いがなんだか変だったからだ。
変な色合いのブルーだから当時、ユニクロジーンズの着用者は一発でわかった。

そこから10年ほど経過したころ、亡き母がユニクロジーンズを「ためしに」という理由で買ってきたことがあったが、ずいぶんマシになったとはいえ、やっぱりブルーの色合いが変だった。
もっと正確にいうと、濃色で買ってきたときはさほど変だとは思わなかったが着用して色落ちしていくごとに変な色合いになったというべきだろうか。

やっぱりユニクロのジーンズは買うべきではないと思った。

今回のジーンズはかなり見た目は良い。色合いも変ではない。
これが初めて買ったユニクロのジーンズである。

今秋から一部のジーンズが4990円に1000円値上げされてしまったが、今後の売れ行きはどうなるのだろうか。ひそかに割高感が出始めていると感じる。
エドウインやリーバイスの廃版品は5900円くらいに値引きされるから、こちらを買った方が良いと考える消費者も増えるのではないか。とくに男性客は。

もう一枚は、ジーンズメイトのプライベートブランド「ブルースタンダード」の裏毛スエットの襟なしジップアップジャケットである。

これは定価4000円のところが2000円に値下がりしていた。
素材の組成はポリエステル65%・綿35%である。

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たまたま店頭に1枚しか残っていなかったので買ったわけである。

ポリエステルを多めにして生地値を安く抑えたと推察されるのだが、その割には合繊特有のキラキラがなく、良さそうな見た目に仕上がっている。
あと合繊が多いので、洗濯しても早めに乾くという特性もあった。まあジーンズメイト側はそんなことを意識はしていなかったのだろうが。

ブルースタンダードというプライベートブランドは割合にデザインが良い。
その割にはあまり好調ではないようで、期末近くになると大概が値引きされる。
半額に値引きされた物をときどき買うのだが、デザインが良いだけにもったいないと感じる。

ブルースタンダードのコンセプトは37・5歳の大人服ということだが、通常のジーンズメイトの顧客は学生が多い。とくに中高生・大学生くらいが多い。
また店作りもそちらに向けた品揃え、内装となっている。

このため、ターゲット顧客とブルースタンダードの商品テイストがマッチしていないといえる。
そのため売れ行きがすごく好調というわけではないのだろうと考えられる。

このミスマッチを解消するには、既存ジーンズメイト店の品揃え、内装を変える。
もしくは、ブルースタンダード向けの店を改めて作る。以前に何店舗か出店したが、軌道に乗る前に凍結・撤退してしまっている。
このテイストでこのターゲットのブランドは、いきなり爆発的に売れることは考えにくいからじっくり育てるという姿勢が必要となる。
またこれをオペレートする人材の確保も必要となる。育てるにせよ外部から獲得するにせよ、だ。

ただ、半額に値下がりする商品が大量に発生するというのは、個人的にはありがたい。
ユニクロにはないテイストの商品を安く買えるからだ。

もし売れ始めたら、筆者が買えることはかなり減るだろう。
いやはや痛し痒しである。