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南充浩 オフィシャルブログ

ネット通販が浸透した状況では「洋服の値下げセールの規制」は不可能だという話

2022年2月22日 ネット通販 0

2015年頃、覚えている人も多いかもしれないが、ネット通販がアパレルの救世主となるというような雰囲気だった。 たしかにその5年後にコロナ禍が始まり、実店舗の長期休業や営業時短が起きると、ネット通販をやっていた方が良かったという事態が起き、カンフル剤的な役割を担ったことは事実である。 だが、救世主みたいな存在ではなかったし、一部のネット通販専用ブランドを除くと

百貨店のECはゾゾタウンには到底追いつけない

2017年11月13日 ネット通販 0

猫も杓子もEC販売強化で本当に大丈夫なのかなと思う。 先日、三越伊勢丹HDもEC強化を改めて説明していたが、正直なところ、大きくは成功しないのではないかと思っている。 三越伊勢丹HD、デジタル活用した新成長戦略を発表 https://www.fashionsnap.com/news/2017-11-08/mi-digital/ 記事の中身には別段目新しい箇所

「無くなっても誰も困らない」百貨店という業態は生き残れるか?

2017年5月24日 百貨店 0

 大西洋・前社長が電撃解任され三越伊勢丹HDの新体制が発足したわけだが、一連の動きについては賛否両論さまざまな意見がある。 お家騒動によってイメージ低下を懸念する声も多いが、杉江新社長に期待するという声もあるし、大西・前社長の不備を指摘する声もある。 大西時代には催事が160~200もあったという報道もあり、それが事実だとすると、現場が疲弊するのも理解できる

百貨店事業依存度が高く、百貨店事業収益率が低い三越伊勢丹

2017年3月7日 企業研究 0

 三越伊勢丹HDの大西洋社長退任が話題となったが、もっとも内情を詳細に分析して報道しているのは、この日経ビジネスオンラインの記事である。 三越伊勢丹の社長退任、頼みの「新宿」低迷響く http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/030600602/?i_cid=nbpnbo_tp&rt=

後任を決めずに社長が辞任する異例事態となった三越伊勢丹

2017年3月6日 企業研究 0

 予定を変更して(予定なんてないけど、言ってみただけ)今日はこの話題に触れたいと思う。 三越伊勢丹HD、大西社長が辞任へ 多角化の成果出ず http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ05H6O_V00C17A3MM8000/  三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長(61)が3月31日付で辞任することが5日わかった。傘下の事

企業のメディア化が一段と進む

2012年12月6日 未分類 0

 昨日、伊勢丹が合弁でファッションウェブメディア「ファッションヘッドライン」を立ち上げた。 http://www.fashion-headline.com/ これには驚いた人も多いようで、筆者も驚いた。 通常のメディアが立ち上がる場合、事前に大々的に告知されるのが通例だが、今回は12月に入るまで告知がなされていなかった。 今回のメディア立ち上げには賛否両論あ

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